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原 宗一郎のブログ一覧

2023年06月27日 イイね!

GR86で行く北海道:神威岬と島武意海岸の積丹ブルー・余市宇宙記念館 ~2023年夏の旅(19日目)~

〖19日目:6月27日(火)〗

この日の走行ルートです。



倶知安町から千歳市までの走行距離は296 kmでした。

積丹ブルーだらけの一日でした。

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午前6時半、倶知安(くっちゃん)町の宿の部屋のシャワー浴びて食堂で朝食。



とてもシンプルなのはいいですが、ちょっと寂しい食事でした。

7時半。天候は晴れ、気温は18℃でした。



朝起きた時、写真右奥の「ニセコアンヌプリ」は霧でまったく見えなかったのですが、霧もすっかり晴れたようなのでニセコパノラマライン(道道343号線)を走って積丹(しゃこたん)半島へ向かうことにします。

一部は前日走った道を逆方向に走ることになります。どっち向きに走ってもやはりとても楽しいドライブができました。

岩内町で国道229号線に乗り換えて海岸線を北へ。

道は空いていて、「神威(かむい)岬」到着は午前9時半ちょっと前でした。



駐車場の隅にあった案内図に従って歩いて行きます。



歩き始めてすぐに見つけた何か古いもの。



ロシア艦隊の動きを探るため、1942年(昭和17年)に造られた「電磁台(電波探知塔」でした。

このように実際に使われていた古いものを見るのが好きです。

岬へ向かって歩いて行きます。



「女人禁制」と書かれていますが、そんなことはありません。

歩いていると自然が造った面白い景色を見ることができます。



道はとてもよく整備されていました。



汗をかきながら、岬に近い灯台に到着です。



岬の突端です。



その先には、舞鶴港から小樽港に向かうフェリーから見えた「神威岩」がきれいに見えます。



「積丹ブルー」と呼ばれる、澄んだ青い海は本当に綺麗でした。

景色を楽しみながらのんびり駐車場まで戻って、10時半出発です。

国道229号線を東に進み、「島武意(しまむい)海岸」へ。



写真左奥のトンネルを通って行きます。

トンネルの中は海からの風が吹き抜けていて涼しく、快適でした。



トンネルを抜けると絶景がありました。



積丹ブルーの海です。



すばらしい。

下に見える海岸に下りるルートがあるので行ってみることに。

だいぶ下ってきました。



海の色も少し濃く見えます。

海岸に着きました。



透明な穏やかな波でした。



帰りの上りは結構大変でしたが、いろいろな表情の海が見られてよかったです。

駐車場の近くに「清掃協力金」のお願いの箱があったので、協力させてもらいました。



11時半すぎに出発、国道229号線に戻って海沿いを南下し、12時半に「道の駅 スペース・アップルよいち」に到着です。



ここには「余市宇宙記念館」という立派な建物がありますが、あいにくレストランがありません。

ネットで見つけた、道の駅から徒歩3分の「うまいもん屋 余市店」へ行ってみます。

「焼き魚定食」です。魚はサバかシャケから選べます。



お刺身までついて、盛りだくさんで大変おいしかったです。

道の駅に戻り、「余市宇宙記念館」を覗いてみることにしました。



日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんが、ここ余市町出身ということで建てられた記念館だそうです。

沢山の展示物を丁寧に見ていくと、毛利さんや宇宙ことを紹介したい一生懸命な気持ちが伝わってきてとても面白かったです。

2020年、地球から約3億km離れた小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰った「はやぶさ2」の模型もあります。



日本人宇宙飛行士 若田光一さんが乗ったクルードラゴン打ち上げの映像は臨場感があって非常に良かったです。



あまり時間がなく、駆け足の見学になってしまったのがとても残念でした。

もう少しゆっくり見たかったです。

午後2時前に出発し、「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を右手に見ながら国道229号線から5号線に移って南へ。

続いて道道36号線→国道393号線・276号線へ。

途中、国道をはずれて「羊蹄山」の方向に伸びる直線道路を走りました。



いい写真が撮れました。

京極町の「道の駅 名水の郷きょうごく」には午後3時前に到着です。



建物の横の吊り橋を渡ると「ふきだし公園」があります。



羊蹄山の伏流水が湧き出ている大きな公園です。

大量の湧き水が吹き出している「湧水口」です。



「湧水口」のすぐ横で、自由に水を汲むことができます。



私も持参したペットボトルに水を汲んで帰りました。まろやかな美味しい水でした。

流れる湧き水の上に造られた木道は、ちょっと寒いくらいに涼しかったです。



気持ちの良い公園で、リフレッシュできました。

国道276号線をさらに南に進み、国道453号線に乗り換えて東へ。

支笏湖の南岸沿いを走るこの国道453は4日前に逆向きに走った道です。

相変わらずGR86で走るのがとても楽しい道で、このルートを選んで正解でした。

千歳市の宿には午後5時半に到着。



街中の普通のビジネスホテルという感じです。

夕食です。




6月10日に小樽に上陸してからこの日(6月27日)までで、北海道をほぼ一周し終わりました。

3日後の6月30日に嫁さんが大阪からやってきてこの旅に合流予定なので、28日・29の2日間は、GR86のドライブが楽しい内陸の山道をできるだけたくさん走ろうと思いました。

数日前に、6月29日の「タウシュベツ橋見学ツアー」のキャンセル待ちをかけているので、明日(28日)は、とりあえずそれに合わせて内陸部を東に向かって進んでいくことにしました。

原 宗一郎
Posted at 2023/08/07 17:32:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月25日 イイね!

GR86で行く北海道:函館市内を散策・重内神社の眺望・白神岬 ~2023年夏の旅(17日目)~

〖17日目:6月25日(日)〗

この日の走行ルートです。



函館市から厚沢部(あっさぶ)町までの走行距離は181 kmでした。

函館市内の散策がとても楽しかったです。

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函館市の宿の部屋で午前7時朝食。

近くのローソンで買ってきたサンドイッチとコーヒーをおいしくいただきました。



この日は、まず徒歩で函館散策をしてからGR86で移動しようと考え、宿の女将さんにお願いしてお昼ごろまでGR86を車庫に入れたままにさせていただけることになりました。

部屋で何となくテレビを見たりしていて午前9時に出発し、歩いて「JR函館駅」へ。



以前、家族旅行で駅前のホテルに泊まったことがあり、懐かしい風景です。

函館駅から徒歩1分の「函館朝市どんぶり横丁市場」です。



朝早くから海鮮丼を求めてたくさんの観光客が行列を作ることで有名ですね。

「朝市仲通り」の様子。



日曜日なのでもっと人が多いかと思いましたがそうでもなかったです。

さらに3分歩いて、「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」に到着です。



青函連絡船として1988年(昭和63年)まで運航していた摩周丸が、当時使われていた乗り場に係留されています。

展示室では実物の部品や模型、映像などで青函連絡船の構造や歴史などを学ぶことができます。



おもしろいものがたくさんありましたが、その中で連絡船のスクリューとして使われていた「可変ピッチプロペラ」を初めて知りました。

50年以上前に開発された技術ですが、プロペラの角度を変えることによってエンジン出力を変えずに全速・微速・停止・後進ができる優れモノです。めちゃめちゃおもしろいです。

「ブリッジ(操舵室)」です。



計器がたくさんあるということは、クルマの運転と違って操舵は大変なんでしょうね。

「無線通信室」です。



ここで乗員の方々が働いていた姿が目に浮かびます。

売店のあるスペースの一画に、1954年(昭和29年)に台風で沈没した「洞爺(とうや)丸」に関する詳細な説明がありました。千人を超える死者・行方不明者を出した海難事故です。

なんとなくこのような事故が遭ったことは知っていましたが、改めて丁寧に説明を読みました。

摩周丸の外に出て、船首からの姿も見ました。



とても大きな船でかっこいいです。

「摩周丸」は思っていた以上に見応えがあり、楽しかったです(^^)

この日は「函館マラソン」の開催日で、コース上では給水所などの準備が進んでいました。



そんな中、「金森(かなもり)赤レンガ倉庫」に到着です。



マラソンのために、もうしばらくすると駐車場が閉鎖されるというタイミングだったので人通りが少ないです。

倉庫の中のショッピングモールも閑散としていました。



倉庫前の道を進んで行くと「ラッキーピエロ」があります。



ご当地ハンバーガーで超有名ですね。

お店の前を右折して進んだ先にあるのが「八幡(はちまん)坂」です。

雑誌などでよく見る写真は坂の上から見下ろすアングルですが、下から見上げるとこんな感じ。



坂を上って見下ろしたところ。



やっぱり海が見えるこちらのアングルがいいですね(^_-)-☆

1910年(明治43年)に建てられた「旧函館区公会堂」です。



とても綺麗で立派な建物です。以前の旅行で中は見ているので今回は中には入らずでした。

日差しが強く暑い中、汗をかきながら歩いて元町教会群を見にいきます。

「函館ハリストス正教会」です。1916年(大正5年)建築。



白い壁と緑青(ろくしょう)色の銅板屋根の組み合わせがすばらしいです。

写真の左奥に夜景で有名な「函館山」の山頂が見えます。

この聖堂は拝観献金200円で内部を見学することができます。

写真撮影禁止でしたが、壁に飾られた絵や祭壇を間近で見られてとてもよかったです。

「函館聖ヨハネ教会」です。



上から見ると屋根が十字架の形になっているそうです。

「カトリック元町教会」です。



現在の建物は1923年(大正12年)に再建されたものだそうですが、大きくてかっこいいです。

「金森赤レンガ倉庫」に戻ると、暑い中たくさんのマラソンランナーの方が走っていました。



運河をまたいでショッピングモール間をつなぐ橋の上から見えた風景。



3時間ちょっとのとても楽しい散策を終え、12時過ぎに宿に戻りました。



宿の女将さんにお礼を言って、出発です。

マラソンのための交通規制で混んでいる市街地を抜けて、国道227号線→228号線で函館湾沿いを西へ進みます。

30分程走ったところでトンカツのお店を見つけてお昼ご飯としました。

「ロースカツ定食」です。



3時間ほぼ歩きっぱなしだったのでお腹もすいていて、本当においしかったです。

引き続き、海を見ながらのドライブを楽しみます。



午後2時、知内(しりうち)町の「重内(おもない)神社」に到着です。



お詣りを済ませて拝殿の裏の階段を上ります。

山頂の本殿の横にある展望台からの眺めが素晴らしいです。



海へ伸びるまっすぐな道、津軽海峡とその向こうに青森県の下北(しもきた)半島が見えます。

階段を下りていくとまた少し違う風景がありました。



足元から伸びていく道路がきれいに見えます。

国道228号線に戻ってどんどん進んで行きます。

北海道最南端の「白神(しらかみ)岬」です。



ここからは津軽半島がよく見えました。

岬の海は穏やかでした。



この海の青色が好きです。

ここからは左手に日本海を見ながら松前半島の西岸を北上します。

午後4時半、江差(えさし)町の「海の駅 開陽丸」に到着しました。「道の駅」ではなく「海の駅」です。



「開陽丸」は幕末にオランダで建造された軍艦で、1868年(明治元年)にここ江差沖で座礁・沈没しています。

「開陽丸記念館」の最終入館時刻にはぎりぎり間に合いませんでしたが、外観をじっくりみることができました。



スマートでかっこいいです。

この記念館は船ではなく、船の形をした建物が海の中に建っています。

船首部分です。



いい写真が撮れました。

海沿いの国道はこのあたりから227号線となり、しばらく北上するとそのまま内陸の厚沢部(あっさぶ)町へ続いています。

厚沢部町の宿に到着したのは午後5時半でした。



部屋は広めのツインルームです。



すぐに天然温泉の大浴場へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

かなり熱めのお湯がとても気持ち良かったです。

宿に来る途中にセブンイレブンで買っておいた夕食です。



お昼ご飯にしっかりトンカツ定食を食べたので軽めの夕食にしました。

午前中に函館市内を3時間歩き、疲れていたようで気持ち良く眠れました。

原 宗一郎
Posted at 2023/08/02 16:58:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月24日 イイね!

GR86で行く北海道:室蘭市の白鳥大橋・塩味浜チャンポン・トラピスチヌ修道院 ~2023年夏の旅(16日目)~

〖16日目:6月24日(土)〗

この日の走行ルートです。



室蘭市から函館市までの走行距離は298 kmでした。

思った以上に長距離を走った一日でした。

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室蘭市の宿の部屋でシャワーを浴びて、午前6時半に1階ロビーで朝食です。



これを見て、予約時に「軽朝食無料サービス」となっていたことを思い出しました。



「まあ、こんなもんかな」と思いながら食べました。

この日は室蘭市から内浦湾(噴火湾)と亀田半島の海岸線をぐるりと回って函館市まで行く予定です。

荷物を持ってGR86をとめている近くのホテルの駐車場へ行き、午前8時過ぎに出発です。

近くにある「白鳥(はくちょう)大橋展望台」に寄って行きます。



駐車場から階段を上って行くととてもいい景色が広がっていました。



「白鳥大橋」は全長が1,380mあり、東日本最大の吊り橋だそうです。

ただ、この橋、橋げたが非常に薄いことに気づきました。

私にとってこの規模の吊り橋で一番なじみ深いのは「明石海峡大橋」なのですが、それの橋げたはとても分厚くて頑丈に見えます。

橋によって随分違うものなんだと驚きました。

国道37号線を海沿いに北上し、高砂町から道道578号線で内陸へ向かい国道230号線に乗り換えて「洞爺(とうや)湖」の「サイロ展望台」到着は午前10時でした。



道道578号線・国道230号線はとても楽しく走れる山道でした。



あいにくの天気ですが、雲がとても低く、これはこれでなかなか面白い景色でした。

展望台からひっきりなしに遊覧ヘリコプターが離着陸していてうるさいので、早々に移動です。

国道230号線を戻ってそのまま湖畔に下りてみます。

湖岸ぎりぎりにある駐車場に入ってみました。



湖の水は澄んでいて、サイロ展望台からとは違った表情の洞爺湖をみることができます。

ここにアート作品がありました。



調べてみると、洞爺湖の周囲約43kmの湖畔沿いにあるアートギャラリー「とうや湖ぐるっと彫刻公園」の作品の一つ「復活52」でした。

天気がもう一つなのであまりいい景色も望めず、先を急ぐことにして10時半出発です。

内浦湾沿いの国道37号線に戻って海岸線沿いに西へ進みます。

午前11時半、長万部(おしゃまんべ)町で国道5号線に乗り換えてすぐに「浜チャンポン」と書かれた派手な看板を見つけました。



たくさんの車がとまっています。「長万部三八飯店」という人気のお店のようです。

メニューです。



初めてのお店では基本的にメニューの一番左上のものを食べるようにしています。

「塩味浜チャンポン」です。



ビジュアルのインパクトは非常に大きいです。

丸ごと一杯のイカに帆立、エビ、ホッキ貝、大量のワカメが入っています。

ちょっとしょっぱかったですが、魚介のだしが利いていて普通においしかったです。ごちそうさまでした。

国道5号線を南下し、「噴火湾パノラマパーク」に寄って行きます。



緑の向こうに噴火湾(内浦湾)が見えました。



さらに進んで、森町で国道5号線から亀田半島の海岸線を走る国道278号線へ。

午後2時に「道の駅 しかべ間欠泉(かんけつせん)公園」に到着です。



「しかべ間欠泉」は1924年(大正13年)に発見されたそうです。

それ以来100年近くの間、約10〜15分ごとに100℃の温泉が高さ15m以上吹き上げています。

受付で料金を払って中に入った時、ちょうど間欠泉が吹き出しました。



吹き出す温泉の勢いがすごかったです。

間欠泉の近くに「足湯」があり、浸かりながら間欠泉を見ることができます。



せっかくなので私も利用しましたが、一人で入っているのは私だけでした(~_~)



とてもいいお湯でした。

ここはペーパータオル備え付けなのでタオルがなくても大丈夫です。

私は利用しませんでしたが、温泉の蒸気で「蒸し釜料理」も楽しめるようです。

食材を道の駅で買って、下の写真のような釜に入れてただ待つだけです。



午後2時半に出発し、しばらく走っていると昨日と同様に海からの霧が見えました。



この時期、太平洋側は霧が多いみたいです。

1時間ほど走ったところにある「道の駅 なとわ・えさん」の南側にとても広い砂浜がありました。



道の駅の隣がキャンプ場になっており、週末を楽しむたくさんの親子連れの姿がありました。

海からの風があって割と大きな波が打ち寄せています。



久しぶりに砂浜を見たような気がします。

ここから先は、左に津軽海峡を見ながら国道278号線を西に走ります。

函館空港の手前で道道879号線に乗って内陸に入り、「天使の聖母トラピスチヌ修道院」に到着したのは午後4時過ぎ。

誰でも自由に見学することができます。



この時は外国からの観光客の方が多かったです。

「天使の聖母トラピスチヌ修道院」は1898年(明治31年)、キリスト教伝道のためにフランスの修道院から派遣された8名の修道女によって創立されたそうです。

現在の建物は大部分が1927年(昭和2年)に再建されたものとのことです。

門を入ったところにある「大天使聖ミカエル」の像です。



フランスから送られた像だそうです。

まっすぐ斜面を登っていくと「聖母マリア」が両手を広げて迎えてくれます。



美しいです。

よく手入れされた庭園の中を上って行きます。



とても立派で大きな建物がありました。



写真中央の丸みを帯びた部分が「聖堂」、その左側が「司祭館」だそうです。

「聖堂」の正面に飾られた女性の像は「聖女ジャンヌ・ダルク」です。



凛々しくてかっこいいです。

敷地全体がとても丁寧に手入れされており、立派な像や建物が印象的でした。

帰り際に売店によって何か買おうかと思いましたが、私の欲しいものがなかったので少しだけ「献金」をさせていただきました。

午後4時半に出発し、30分で函館市の宿に到着です。



部屋は清潔感があってよい感じです。



近くのローソンで買ってきた夕食です。



サッポロの「サマーピルス」はめちゃくちゃおいしいです。

でも置いている店が少ないのか、この後も道内で探したのですがなかなか巡り合うことができませんでした(‘Д’)

原 宗一郎
Posted at 2023/07/31 19:47:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月23日 イイね!

GR86で行く北海道:支笏湖・ウポポイ(民族共生象徴空間) ~2023年夏の旅(15日目)~

〖15日目:6月23日(金)〗

この日の走行ルートです。



厚真町から室蘭市までの走行距離は163 kmでした。

楽しみにしていた「ウポポイ」を堪能した日でした。

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午前6時、厚真(あつま)町の宿のムービングハウスから歩いて本館の大浴場へ。

朝の露天風呂は本当に気持ちいいです。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

ムービングハウスに戻って朝ごはんです。



北海道の「山わさび」がおいしいです。

この部屋のテレビは、なぜか冷蔵庫の正面に設置されているので斜めからしか見ることができません。



イケてません( ̄▽ ̄)

天気は晴れ、気温23℃、8時半出発です。

道道10号線→国道36号線→道道16号線を西へ進み、「支笏(しこつ)湖」へ向かいます。

支笏湖が近づくと道はこんな感じ。



気持ち良く走ることができます。

午前9時半到着。

「支笏湖ビジターセンター」です。



大きな建物で、支笏湖の自然や生物に関するたくさんの展示があります。



センターを出たところに大きなリュックを背負った若い白人男性がいたので声をかけてみました。
3週間前に中東のクエートから来日したそうで、大阪→東京→北海道を一人で旅しているとのことでした。ニコニコして、とても楽しい旅のようでした。
若いってすばらしいです。私はもう外国の一人旅はできそうにありません。

「支笏湖」です。



湖の左奥に「風不死(ふっぷし)岳」がよく見え、本当にいい景色です。

「山線(やません)鉄橋」です。



ここに1908年に鉄道が敷かれ、1924年に木製の橋からこの鉄橋にかけ替えられたとのことで、1951年まで使われていたそうです。

人が渡る橋にしては立派すぎるなと思いましたが、なるほどです。

橋の下を流れているのは「千歳川」です。



澄んだきれいな川でした。

橋を渡って少し歩いていった先で水辺まで下りていくことができます。



ここからも広い湖のきれいな姿が見えました。

高台に展望台があるので行ってみます。



展望台から正面に「恵庭(えにわ)岳」が見えました。



活火山だそうです。

木陰の中をのんびり歩いてビジターセンターの方に戻る途中にあった「支笏湖神社」。



家族の健康と旅の残りの安全をお祈りしました。

次の目的地は白老(しらおい)町の「ウポポイ」です。

湖の近くの道を走りたいので国道453号線を西へ進み、道道86号線で東に戻るというちょっと遠回りのルートを選択。

11時前に出発し、国道453号線を30分程走ったところにあった「きのこ王国 大滝本店」で少し早いお昼ご飯としました。



店内はにぎやかです。



メニューが多くて迷います。



Cセット(きのこご飯+きのこ汁・きのこ天ぷら)を注文。



揚げたて熱々のシイタケとマイタケの天ぷらがめちゃくちゃおいしかったです。

もう少し国道を走って道道86号線へ。

途中にあったスノーシェッド「四季彩シェルター」です。



何度見ても面白い風景です。

道道86号線は走るのがとても楽しい道でした。名前も「86」が入っていて覚えやすいです。

12時半、「ウポポイ(民族共生象徴空間)」に到着しました。



「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」という意味だそうで、ここはアイヌの歴史・文化が楽しく学べる国立の施設です。

とても楽しみにしていました。

チケットを買って中に入り、その足でまず「体験交流ホール」へ。

歌と踊りの伝統芸能を鑑賞するための整理券をもらうためです。



14時30分の「シノッ」の整理券を入手することができました(^^)

「ポロト湖」の横を歩いて敷地の一番奥にある「伝統的コタン」へ行きます。



「コタン」はアイヌ語で「集落」です。

「ポロ チセ(大きい家)」です。



立派な建物です。

建物の中はとても広く、天井も高いです。



囲炉裏には本物の炭が燃えていました。

次は「国立アイヌ民族博物館」です。



ここがメインの建物で、2階にたくさんの展示物があり丁寧に見て回りました。



アイヌの祭りに使用される品々です。



アイヌの熊送り「イオマンテ」の様子を表しています。



それぞれの展示物には文字の解説に加えて動画での解説もあり、非常に分かりやすいです。

伝統芸能「シノッ」の時間が近づいてきたので「体験交流ホール」へ移動。



アイヌ民族の方々による約20分の歌と踊りはとても迫力があって良かったです。

残念ながら写真・録画は禁止でしたが、実際に目の前で踊っている姿を見られてよかったです。来たかいがありました。

博物館に戻って見学を続け、「ウポポイ」には3時間半の滞在でした。おもしろかたです。

午後4時に出発。

海沿いの国道235号線を西へ進み、室蘭市の宿に着いたのは5時半でした。

この日の宿はあらかじめ電話で駐車場の予約が必要だったのに私はそれをしておらず、近くの別のホテルの有料駐車場にGR86をとめる羽目になりました(‘Д’)

楽天トラベルで予約を入れた際に、宿に駐車場があることは確認していたのですが、電話予約が必要ということを見落としていたようです。

部屋はごく普通でした。



夕飯は近くのセブンイレブンで買ったのですが、写真を撮り忘れていました。

楽しい一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/29 17:27:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月22日 イイね!

GR86で行く北海道:黄金道路で襟裳岬へ・道の駅でレコード鑑賞 ~2023年夏の旅(14日目)~

〖14日目:6月22日(木)〗

この日の走行ルートです。



本別町から厚真町までの走行距離は340 kmでした。

新冠町の道の駅で40年ぶりに聴いたレコードの音の繊細さに感動した日でした。

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本別(ほんべつ)町の宿で午前5時半起床。

大浴場はないので部屋のシャワーを浴びて、午前7時に朝食。



お寿司屋さんがやっている宿だけあって、料理がとてもおいしく、ご飯もお替りしてお腹いっぱい食べました。

この旅でこれまで食べた朝食でベストでした。

午前8時出発。

道道56号線を南下し、国道336号線へ。

広尾町のまっすぐな道です。



長い直線はクルーズコントロールで走ると楽です。

太平洋に出ると信号もなくなりペースが上がります。

海岸線ぎりぎりの道路はところどころ覆道(ふくどう)になっています。



暗いトンネルの中を走るのは好きではありませんが、覆道はスピード感があって楽しいです。

昨日の霧多布(きりたっぷ)で見たのと同じように、海からの霧が山の斜面を這い上がっていきます。



この光景がおもしろくて、路肩にGR86をとめてしばらく眺めていました。

海には強烈な潮の香りが漂っていました。



「えりも黄金トンネル」です。



全長4,941 mで、北海道内の道路トンネルで最も長いそうです。

「望洋台」です。



国道336号線から道道34号線へそれて、午前11時すぎに「襟裳岬」到着です。

楽しいドライブでした。



平日のためか、駐車場は思ったほど混んでいません。

「風の館」です。



風速25メートルの風を体感できるらしいですが、パスです。

「襟裳岬灯台」です。



「襟裳岬」です。



うっすらとですが水平線も見えていい眺めでした。

この道を下りてさらに先に進みます。



ここから先には行けないようです。



空が青いと良かったのですが…。

ここで40歳前後と思われる、いかつい感じの男性とちょっと派手めの女性のカップルがお互いの写真を撮り合っていたので、「ご一緒に撮りましょうか?」と声をかけたところ、女性から満面の笑みで「大丈夫です~」と断られてしまいました。初めての経験です。
が、その2~3分後、男性が申し訳なさそうに「やっぱりお願いします」と。
言われるがままに写真を撮りましたが、私にとっては「???」の出来事でした。微妙な関係なのでしょうか(@_@)

駐車場に戻って「えりも観光センター」を覗いてみます。

水槽においしそうな毛ガニがいました。



トイレを借りて、12時すぎに出発。

国道336号線に戻って左に海を見ながらどんどん西へ進みます。

午後1時すぎ、浦河町で国道235号線に移ってすぐのところにあったおそば屋さんに入ってみました。

「若鶏ざる」を注文したところ、お店の方が「あと一人前だけ十割そばがありますがいかがですか、プラス100円ですが…」とのことでお願いしました。



少し太めの手打ちそばと鶏肉とネギのあたたかいつけ汁です。

十割そばは、いい香りでほんのり甘く、つゆとの相性もとてもよかったです。

そば湯で飲んだつゆも美味しかったです。

国道235号線をさらに進んで行くと大きな道の駅があったので寄ってみることに。

「道の駅 サラブレッドロード新冠(にいかっぷ)」です。



「ハイセイコー」の像がありました。



競馬には興味のない私でも知っている名前です。

そういえば、新冠町がある日高地方は有名な競走馬の産地でした。

「レ・コード館」を覗いてみます。



受付で「今すぐホールでレコードを聞くことができますがいかがですか」と言われ、何のことかよくわからないまま「じゃあお願いします」と答えてしまいました。

なぜか速足で連れて行かれたホールです。



見たことのない大きなスピーカーにちょっと期待が膨らみます。

私のほかにお客さんはいません。

お姉さん「ジャズ、クラシック、ポップスなど、お好きなジャンルはありますか」
私「クラシックを…、チャイコフスキーだとうれしいです」

で、お姉さんがかけてくれた曲は私が大好きな「1812年」でした。



約40年ぶりにレコードで音楽を聴きました。

レコードに刻まれた溝からレコード針で情報を拾って音を再現するわけですが、あの細い溝にどうやったらこんなにたくさんの情報を入れられるのか不思議に思うほど迫力があり、かつ繊細な音で驚きました。

もちろんスピーカーやその他の音響機器の性能のおかげもあるとは思いますが、レコードを見直しました。

時間が限られているようで、曲の最後まで聞くことはできませんでしたが素直に感動しました。

続いて施設内を見学です。

日本中から寄贈されたレコードは100万枚だそうです。



昔見たことがあるジャケットもありました。



古い蓄音機なども展示されています。



たまたま入った「レ・コード館」は、とてもいいところでした(^^)/

午後3時半すぎに出発です。

いつもGR86の中ではクラシックではなく、ONE OK ROCK、UVERworld、MAN WITH A MISSION、米津玄師などにメインに聞いています。

日高町で国道235号線→237号線に移り、平取(びらとり)町で道道59号線へ。

平取町から宿のある厚真(あつま)町へ続く山の中の道道59号線はGR86で走るのがめちゃくちゃ楽しい道でした。

宿には午後5時過ぎに到着。



この日私が泊まる部屋は「移動式ハウス型宿泊ムービングハウス」というものでした。



上の写真のように2棟が一つの建物になっています。

入口を入って左側がベッドルーム。



右側がキッチンとリビングルーム。



ベッドルームとキッチンの間にバス・トイレがあります。

コンテナハウスのようなものですが、細長い間取りなので使い勝手はイマイチです('Д')

ムービングハウスから大浴場のある建物へは外を200 mほど歩いて行く必要があります。

大浴場の泡風呂。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

天然温泉ではないですが、いろいろなお湯を楽しむことができました。

ハマナスクラブというコンビニで買った夕食です。



PALMビールは初めて飲みましたが、フルーティーで大変おいしかったです。

この3日間で約1,000 km走ったせいか疲れていたようで、夕食後はぐっすり眠れました。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/27 17:10:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@ああすけ さん、私はこの3連休在宅ワークです。進みが悪く、今ちょっと焦り気味に仕事しています(;・∀・) 明日か明後日、ドライブ行ってきます(^O^)/」
何シテル?   07/21 13:25
原 宗一郎です。運転して楽しいクルマ大好きです。 プレリュード → スカイラインR32 → スカイラインR34 → RX-8 → オデッセイ(ムムッ?)→ 8...

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