86との旅。15日目です。
十勝の広尾町から根室の納沙布岬までの300kmにおよぶ海沿いの道は北太平洋シーサイドラインと呼ばれています。
今日はその道で釧路市から根室市に向かいます。
釧路市から厚岸(あっけし)町までは、どちらかというと山の中の道です。
ところどころ海岸線に近づき、海の景色を見ることができます。
ここは道道142号線沿いにある厚岸望洋台。
太平洋は穏やかです。
厚岸町の中心部にある『道の駅 厚岸グルメパーク 味覚ターミナル・コンキリエ』で小休止。
名産品である牡蠣を使った料理のお店がいくつかあり、ちょうどお昼時だったためか地元の方々と思われる行列が出来てました。
牡蠣やアサリの販売もあります。
展望台へ上がると赤い厚岸大橋が良く見えました。
渡る前に86と記念撮影。
厚岸大橋を渡って愛冠(アイカップ)岬へ。
駐車場から岬までは歩いて5分足らず。近づいてみるとエゾシカの群れが。
30頭くらいいました。
ちょっとビビりながらも近づいて行くと、気づかれたようで耳を立ててこっちを見ています。
ヤバイかなと思いつつ、目を合わさないようにしてシカの横を通過しました。
まさか襲ってくることはないでしょうが、かなりの近距離に結構大きなシカがいるのです。
緊張しました。
岬から見た太平洋は穏やかでした。
さっきの道の駅でとある観光客の方が近くの別寒辺牛湿原(べかんべうししつげん)がすごく良かったと言われていたのを思い出し、行ってみることに。
厚岸大橋から国道44号線に戻って見て来ました。
緑が多く広々とした綺麗な湿原でした。
北太平洋シーサイドライン(この辺りでは道道123号線)に戻ろうと浜中町を走っていて、たまたま迷い込んだ道にこんな看板が。
ルパン三世の原作者であるモンキー・パンチ先生はここ浜中町のご出身だったんですね。
海沿いの道に戻り、涙岬へ。
乙女の涙。
立岩。
とても風が強くて寒かったです。
次に向かったのは霧多布岬。
天気は更に悪くなっているようで、風も強まり気温も下がっているようでした。
写真だけ撮って早々に移動しようと思っていたところ、もう一人、旅の方がいて少し立ち話。
埼玉県から車で来られた方でした。大洗からフェリーで、苫小牧に2日前に着いたそうです。これから知床半島の方に向かわれるとのことでした。私も同じ方向に向かい予定なので『またお会いしましょう』と行って別れました。
今日の宿は根室市の民宿です。
夕食。
お刺身や魚の酢の物、つぶ貝、焼き鮭といった海の幸。白い鍋は牡蠣の寄せ鍋、黒い鍋はアサリの酒蒸し。
どれもとても美味しかったです。
写真では見えませんが、このえのき茸や白菜の下にプリプリの牡蠣がごろごろ入っていました。
夕食は愛知県から車で来られた方とご一緒でした。敦賀から苫小牧までフェリーで来られたそうです。お互いひとり旅なので、いろいろと旅の情報交換です。楽しい時間でした。
本日の走行レポートです。
走行地図です。
明日は納沙布岬岬からスタートです。
原宗一郎
Posted at 2017/05/25 06:54:40 | |
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