九州に上陸しましたが、朝早くまだ真っ暗です。
今回の旅は時計周りに進みます。あいにくの雨ですが、とりあえず大分県中津市の中津城を目指すことにしました。
国道10号線を走り始めたものの、初めての土地での運転は緊張します。車の流れる速さや車間距離など、どこでもその土地の走り方ってあると思うんです。その辺がなんとなく分かるまでは慎重になりますね。
中津城に到着。
日本三大水城の一つだそうです。築城は1588年ですが、現在の天守閣は1964年に再建されたものです。内部は中津を治めた奥平家の資料館になっています。
とても綺麗な石垣となんだかカッコイイ天守閣でした。
平日の午前中で他のお客さんはおらず貸切状態でゆっくり見学させて頂きました。
次は宇佐神宮です。
こちらはおよそ1300年前の奈良時代に創建されたもので、全国の八幡社の総本山という由緒正しい神宮です。
宇佐神宮に着いた時には雨はあがっていましたが、濡れた石畳が綺麗でした。
上宮の前の門も大変立派です。
これはよくご存知の風景かと思います。
子供達の受験がうまく行きますように、家族が健康でいられますようにとお祈りいたしました。
ここからは国道213号線で国東半島を周って行きます。
美しい夕陽で有名な真玉海岸。
天気も悪いしまだお昼なのでこんな感じ。
駐車場にあった看板がこれ。
気を取り直してどんどん進んで行きます。
道の駅『くにみ』で食べたお昼ご飯、たこめし。

たこが柔らかくしっとりとしていて大変美味しかったです。
相変わらずの曇天で綺麗な風景もみられないまま国東半島を周り終え、本日の最終目標である熊野磨崖仏を目指します。国道213号線から国道10号線に乗り換えて北上。
楽しいワインディングだったのですが、磨崖仏がどこにあるのかなかなか見つけられません。
やっと小さな案内板を見つけてたどり着きました。
拝観受付を済ませ、言われるがままに杖をもって坂道を登り始めました。距離は約350メートル。
前半は普通の階段でした。これが結構キツく、息が切れます。
さらに後半は石を積み上げたような不規則な階段で、杖をつきながら汗まで吹き出てきます。
汗だくになってたどり着いた磨崖仏がこちら。
巨岩に刻まれた仏様で、向かって右が『大日如来像』、左が『不動明王像』です。
大日如来像はこんなお顔をされています。
こちらは不動明王。
写真では何度も見たことがありましたが本物の迫力はハンパないものでした。
苦労して登ってきた甲斐がありました。
両手を合わせ、元来た石の坂道を膝を笑わせながら降りました。
宿のある別府へは国道10号線を一気に南下し、九州上陸初日が終わりました。
本日の走行レポート。
そして走行地図です。
明日はいよいよやまなみハイウエイです。
原宗一郎
Posted at 2017/11/10 07:52:31 | |
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