旅も終盤の5日目です。
午前6時、ホテルの部屋から見た河口湖の様子です。
今日のメインは「富士スバルライン」です。
富士山の北斜面を五合目付近まで車で登ることができます。
距離にして約30 km、標高差は約1200 mと、めちゃくちゃ楽しそうです。
ホテルからも近いので、午前中の早い時間に行こうと思っていたのですが、大浴場の朝風呂に入り、部屋でおにぎりを食べていると雨が降り始めました。
天気予報では午後から天気は回復に向かうとのこと。
ということで、午前中は「富士五湖」周辺を走り、天候の回復に合わせて「富士スバルライン」を登ることにしました。
小雨の中、8時に出発。
まずは河口湖を反時計回りに一周です。
「道の駅 かつやま」に86をとめて湖に降りてみました。
このころには雨もやんでいました。
たくさんの人が釣りをしていました。
何が釣れるんでしょうか。
86には釣竿とルアーを積んでいるのですが、ここは遊漁券が必要のようなのでやめときました。
もう少し進んだところにあった「富士御室浅間神社」。
平日の朝だからか、境内は無人です。
家族のことをいろいろお祈りしました。
河口湖大橋の手前で県道707号線に乗り南下し、国道139号線で西に向かいます。
目的地は本栖湖(もとすこ)にある「中ノ倉峠 展望地」です。
途中立ち寄った「道の駅 なるさわ」にあった湧き水です。
地元の人でしょうか、ペットボトルに水を汲んでいる方が何人かおられました。
まろやかな美味しい水でした。
本栖湖についたのは10時前。
ガイドブックに載っていた「中ノ倉峠 展望地」を探しますが見つかりません。
ぐるぐる回ってやっと見つけました。
歩いて登るところだったんですね。
しかも片道30分…。
今回の旅は初日から登山で筋肉痛に苦しめられたので、これはパスです。
ちょっと空が明るくなってきているようなので、富士スバルラインに向かってじわじわと東に戻ることにしました。
本栖湖の隣にある精進湖(しょうじこ)から見た富士山です。
湖面に富士山が映っています。
雲も少なくなってきたような気がします。
富士スバルラインのゲートに着いたのは、11時過ぎでした。
予想に反してゲートに車はいません。
道はこんな感じ(これはたぶん三合目あたりだったと思います)。
五合目の駐車場です。
ここまで本当に気持ち良く走れました。
駐車場はガラガラでした。
空いているのは平日だからなのか、天気がイマイチだからなのか、駐車場の係員の方に聞いてみたところ、やはりコロナの影響が一番大きいそうです。
駐車場の上にある建物には、お土産物屋さんやレストランが入っています。
その建物の展望台からの眺め。
ここ五合目は標高2,300 mだそうで、自分の目線の上にも、同じ高さにも、下にも雲がありました。
冨士山小御嶽神社です。
実はこの五合目に来た時から富士山の山頂は雲がかかったままで、いつ晴れるかと思いながらお店や神社を見て回っていました。
なかなか晴れないので、ちょっと腰を据えて見守ることに…。
20分くらい見続けて、一番雲の少ない写真がこれ。
イマイチでしたね(+_+)
お腹が空いたので、富士スバルラインを下ってラーメン屋を探すことにしました。
途中の「四合目 大沢駐車場」でちょっと写真を…。
一気に下って、ゲートを出たところでまた一枚。
86を入れた風景写真はなかなか撮る機会がないのでうれしいです。
昼食は、富士スバルラインの近くで見つけたラーメン屋で「豚もやしラーメン」。
麺類大好きです。
次に目指すのは山梨県忍野村にある「忍野八海(おしのはっかい)」です。
ここも富士スバルラインの近くです。
富士山の雪解け水が、長い年月をかけて溶岩の間でろ過されて湧き出ているところらしいです。
たくさんの池があるそうですが、私が訪れたここは最も観光客の多い「中池」です。
確かにきれいです。
この青く透明な水も素晴らしかったです。
一見の価値ありだと思います。
ここからは、今日の宿がある静岡県静岡市を目指します。
14時過ぎ、「忍野八海」から国道138号線へ出て北西へ、139号線で西へ、その後は県道71号線をひたすら南下です。
またちょっと寄り道して「白糸の滝」へ。
時刻は15時。ここはもう静岡県です。
ここは感動的にきれいな滝でした。
こんなに幅広く水が流れている滝を見たのは初めてです。
「白糸の滝」からは静岡県の県道414号線、76号線で駿河湾へ出て、そこから国道1号線で西に向かい、17時過ぎに静岡インター近くのホテルにたどりつきました。
本日の走行地図です。
走行距離は250 kmでした。よく走りました。
原 宗一郎
Posted at 2020/10/09 17:35:59 | |
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