4年前は86で中国地方の海岸線をぐるっと一周したのですが、今回は西に向かって内陸をジグザグに進んでいます。
仕事の都合で4月6日(火)までに家に帰らなければならないのですが、最後にどういうルートで帰るのかを決めかねていました。
知らない道をできるだけたくさん走りたいと思って、いろいろ考えて思いついたのが、北九州からフェリーに乗るという方法です。
この日の朝ネットで調べてみると、4月5日(月)の夜に新門司港を出て、翌6日(火)の朝、大阪南港に着くフェリーに乗れそうだったので予約を入れておきました。
帰りのルートが決まるとなんとなく安心します。
ということで、今日も元気に走りたいと思います。
最初に目指したのは広島県竹原市の「竹原町並み保存地区」です。
午前8時にJR三原駅近くの宿を出て、国道2号線→185号線、県道75号線を経て「道の駅 たけはら」到着は8時半過ぎでした。
塩の生産で栄えた古い町並みが残っています。
土曜日の朝のためか通りに人影はなく、とても静かでした。
雰囲気のある建物が多いです。
昔の古い町にタイムスリップしたようです。
次に目指すのは「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」です。
国道2号線を西へ、西へと走り、「宮島」行きのフェリー乗り場に着いたのは11時半前でした。
86を近くのコインパーキングにとめて、フェリーに乗ります。
客室の様子。
フェリーに乗っているのは10分程度です。
「宮島」でフェリーを降りたところはこんな感じ。
こういうところってフェリーから下りたばかりの観光客の人たちの「さあ、観光するぞ」っていう熱気みたいなものが感じられますね。
海沿いの道を「厳島神社」方面へ歩きます。
「大鳥居」です。
現在は大規模修繕工事のため、その姿を見ることはできません。残念です。
海の上に立つ社殿です。
参拝入り口から入ると建物内部はこんな感じ。
本殿へ続く廊下です。
社殿の一部も修理中でした。
なるほど、こうやって柱をついで修理するんですね。
「本殿」とその前にある「高舞台(たかぶたい)」です。
かっこよくて美しいです。
「大鳥居」に掲げられる扁額(へんがく)で、写真のものは沖側のものだそうです。
縦 2.6 m、横 2.45 mと、大きなものでした。
工事中のためにここにありましたが、なかなか近くで見られるものではないですね。
参拝出口近くにあった「反橋(そりばし)」です。
この時は引き潮だったようで、下に水がありませんでした。
神社の裏側の道をフェリー乗り場方向に戻っていきます。
お土産屋さんもありましたが、お客さんは少なかったです。
「五重塔」です。
しだれ桜とよく合っています。
帰りのフェリーから見た真下の海です。
物心ついたころから、岡山県玉野市と祖父母の住む香川県高松市の間を何度もフェリーで往復していたので、このフェリーが作る波の光景は懐かしいものです。
国道2号線を少し東に引き返し、広島市で県道41号線に乗り換えて北上です。
さらに山の中を国道433号線→191号線→186号線と乗り継いで、島根県浜田市の宿に向かいました。
宿まで約2時間半、ノンストップの本当に楽しいドライブでした。
本日の走行距離は220 kmでした。
明日は山口県に入りますが、天気予報では雨のようです。
原 宗一郎
Posted at 2021/04/17 19:39:57 | |
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