9月21日(火)に走ったルートです。
この日の走行距離は377kmと予想外に長いものになってしまいました。
ほぼ走りっぱなしの一日でした。
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この日も青森県十和田市のホテルの大浴場で朝風呂に入ってから朝ごはんをいただきました。
これに加えてカレーライスも少しいただきました。ホテルのカレーっておいしいですよね。
今日も引き続きいいお天気です。
これはホテルを午前7時半に出発後、少し走ったところの風景です。
大きな田んぼがたくさんあって、稲がとてもいい色になっています。前日もこのような景色をたくさん見ました。さすが、東北地方ですね。
今日の最初の目的地は本州最北端、マグロで有名な大間町です。
時折太平洋を見ながら国道338号線を、次は津軽海峡を見ながら国道279号線をひたすら走ること3時間半、午前11時ちょっと前に「大間崎(おおまざき)」に到着です。
無料駐車場があったのでそこに86をとめました。
とまっている車のナンバーを見ると、関東や関西からの車が多かったです。皆さん遠くから来てるんですね。
駐車場からお土産屋さんの通りを抜けていきます。
ついにやってきました。本州最北端の岬、大間崎です。
このあたりには数台のオートバイの人たちもいました。私も若いころに乗っていたオートバイをなつかしく思い出しました。この年になると危ないのでもう乗りませんが…。
すぐ目の前の小さな島に灯台があり、その先に北海道の陸地が見えました。
ここから国道338号線で海岸線を南下して「仏ヶ浦」に向かいます。この国道は途中から山の中をぐねぐね走る楽しい道となります。
高台にある「仏ヶ浦駐車帯」です。
トイレ休憩のつもりでとまったら、なぜかトイレはこの時閉鎖されていました(‘Д’)
でも、ここから仏ヶ浦が見えました。
現地に向けて、山道を楽しく走ります。
国道のすぐ近くにある駐車場に86をとめて、そこからは徒歩で海に向かって下っていきます。
下りてみると仏ヶ浦はとてもよく整備された場所で、巨大な断崖を間近で見ることができました。
下の2枚の写真の黄色い円が人の大きさなので、断崖や岩がどれくらい大きいか分かると思います。
非日常的な風景と雰囲気でした。
ちなみに、駐車場にあった表示では下りるのに10分、登って戻ってくるのに16分となっていました。
実際に行き来してみると、かなり頑張ってそれくらいの時間です。特に帰りの登りはとんでもなくしんどかったです。86に乗り込む前に汗だくのTシャツを着替えたくらいです。まあ、よい運動にはなりました。
下北半島の最後は「恐山(おそれざん)」です。恐山は、比叡山や高野山と並んで日本三大霊山の一つとされています。
そこにあるのが「恐山菩提寺」です。
到着は午後2時半でした。
車を降りると硫黄のにおいがすごかったです。
駐車場のすぐ横にある「六地蔵」です。
入山料を支払って、早速「総門」から入ってみます。
まっすぐ進んで行くともう一つの立派な門、「山門」があります。
さらに進んで行くと「地獄殿」。
いつも通り、家族と自分のことをお祈りいたしました。
上の写真の両端に写っている平屋の建物はお風呂です。今回私は利用しませんでしたが、境内には4つの湯小屋があって入山料を払えばだれでも利用できるようです。
地獄殿に向かって左側には荒涼とした参拝コースがあります。たくさんの「地獄」が火山岩で作られているそうです。
ちょっと怖い雰囲気ですね。
少し歩いてみると火山ガスの噴き出し口のようなところがありました。硫黄で黄色くなっています。
駐車場の南側には大きな湖があります。
さっきまでいた荒涼とした参拝コースとは打って変わって穏やかな景色でした。
「恐山」という名前はずっと前から知っていましたが、具体的なイメージは全くなかったので、今回実際に来られて良かったと思います。
ここからは国道279号線で青森市を目指します。
お昼ご飯を食べそこなっていたのでお腹がすき、横浜町にある「道の駅 よこはま」でおにぎりを買いました。
手作り感あふれる鮭おにぎりはとってもおいしかったです。
野辺地町で国道4号線に乗り換え、ちょっといやになるくらい眩しい夕日に向かって走り、青森市のホテルには午後6時過ぎに到着しました。
ホテルの天然温泉がとても気持ち良かったです。
夕食は写真を撮り忘れました。
仙台からここまで、3日間で走った距離は1,000kmを超えています。ちょっと走りすぎですね。
明日は少しペースを落とそうと思いながら、早めに寝ました。
原 宗一郎
Posted at 2021/10/03 17:36:01 | |
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