10月30日と31日の走行ルートです。
2日間の走行距離は451kmでした。
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【 10月30日(日) 】(13日目)
鹿児島県鹿屋市(かのやし)の宿の朝ごはん。
午前8時、宮崎県の最南端「都井岬(といみさき)」に向けて出発です。
国道220号線を東へ進む途中、「ダグリ岬」に寄ることにしました。
案内があったのでそれに従って進んで行きましたが結局たどり着けず、海の写真だけ撮りました。
いい天気で気持ち良いです。
「ダグリ岬遊園地」という、なかなか雰囲気のいい遊園地がありました。
こういう遊園地って地元の人たちにとってとても大切な場所でしょうね。
国道220号線から国道448号線へ。
都井岬には午前10時ちょっと前に到着。
さっそく、有名な「御崎馬(みさきうま)」とご対面です。
しばらく眺めて、「都井岬灯台」へ。
もう少し近くから。
とても絵になる風景です。
灯台の上から見る太平洋。
足元には御崎馬がいました。
灯台前の駐車場でGR86の写真も撮っておきました。
この日はとても風が強かったですが、天気もよく解放感があって本当に良いところでした。
都井岬を午前10時半に出発し国道448号線に戻って、太平洋を右に見ながら北上していきます。
次の目的地は「鵜戸(うど)神宮」です。
途中できれいな砂浜が見えました。
「恋ヶ浦サーフポイント」のあたりです。
周辺にはサーファーの人たちがたくさんいましたが、風が強すぎるためか海に入っている人はいませんでした。
海岸線の道は国道220号線となり、そのまま北上。
正午過ぎに「鵜戸神宮」に到着です。
日曜日ということもあってか参拝の人がとても多く、駐車場に入るのに15分ほど待ちました。
立派な楼門(ろうもん)の屋根がはがれています。
今年9月の台風14号による被害だそうです。
駐車場から歩いて5分ほどのところにある本殿の前にはとても迫力のある岩と波の景色がありました。
本殿です。
洞窟の中にあるのは珍しいですね。
屋根のすぐ上に岩が迫っています。
交通安全・家族の健康をお祈りしました。
鵜戸神社から次の目的地「サンメッセ日南」へは車で10分たらずです。
7体のモアイ像で有名ですね。
実物を間近に見てみるとなんだか不思議な感じがします。
このテーマパークは海に向いた山の斜面を利用して作られており、斜面を登ったところから見るとこんな風景です。
広大な太平洋が素晴らしい。
こんなものもありました。
面白いものをたくさん見ることができました。
午後2時前に出発し、国道220号線をさらに北上します。
「道の駅 フェニックス」でお昼ご飯を食べたかったのですが、残念ながらレストランが休業中で食べられませんでした(T_T)
すぐ前の海に見えた「鬼の洗濯板」です。
「鬼の洗濯板」は「青島(あおしま)」のものが有名ですが、ここでも見ることができます。
国道220号線沿いにあった「青島パーキング展望台」から見た「青島」。
寄って行こうかどうしようか迷ったのですが、お腹もすいていてパスです。
お昼ご飯を食べる店を探しながら国道220号線を北上していたのですが、宮崎市内でお祭りか何かのための交通規制で結構な渋滞に巻き込まれ、何となくそのまま走り続けて目的地である宮崎県都農(つの)町の「道の駅 つの」に着いてしまいました。
到着は午後4時半。
今日はこの道の駅で2度目の車中泊です。
道の駅のレストランがお休みだったので、近くのお店で夜ごはんです。
あっと言う間に食べてしまいました。
車中泊は初回より少しだけ要領よく準備ができました。
この道の駅は国道に面しているので一晩中トラックが走る音が聞こえていましたが、それでもまあまあよく眠ることができました。
狭いGR86の車内は結構落ち着きます。
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【 10月31日(月) 】(14日目)
「道の駅 つの」にとめたGR86の中で午前5時半起床。
九州と言っても早朝の気温は低くなっているようで、GR86のガラスの内側の結露がすごかったです。
車中泊の片づけ後、道の駅のすぐ隣にある「都農神社」にお詣りしてから出発です。
秋らしい風景がありました。
立派な神社で、宮崎県で一番格式の高い「日向国一之宮(ひゅうがのくに いちのみや)」に位置付けられているそうです。
旅の後半の安全を祈願して、午前7時半出発。
国道10号線を太平洋岸沿いに北上し、延岡市で国道218号線に乗り換えて山の中を北西に進み「高千穂峡」へ向かう予定です。
日向市内の国道10号線のすぐそばにある「美々津(みみつ)重要伝統的建造物群保存地区」に寄って行きます。
江戸時代から明治時代の街並みが今でも残っているとのことで楽しみにして行きましたが、あいにく駐車場が見つかりません。
諦めて車内から写真だけ撮りました。
町並みがすばらしかっただけに、残念。
コンビニで朝食。
安定のおいしさです。
国道218号線を楽しく走って、「高千穂神社」には午前10時半到着。
歴史を感じさせるカッコイイ神社でした。
高千穂神社から「高千穂峡」へはすぐです。
「あららぎ駐車場」にGR86をとめて、歩いて見てまわります。
最初に見えたのが二つの橋。
下が「神橋(しんばし)」で、上が「高千穂大橋」。
写真に写っていませんが、この上にさらに「神都(しんと)高千穂大橋」があります。
2017年にも86でここを訪れていますが、この風景を見てその時のことを思い出しました。
この場所から有名な「真名井(まない)の滝」まで、峡谷の川の流れに沿って遊歩道を歩いていった記憶がありますが、現在は通行止めになっていて車道を歩いて行くようです。
「真名井の滝」です。
人気スポットとあってたくさんの人が写真を撮っていました。
この滝の辺りから少し川をさかのぼったところです。
5年前に歩いた遊歩道でした。
今年9月の台風14号で水没し、道の一部とほとんどの手すりがなくなってしまったそうです。水の力って恐ろしいです。
近くの池ではチョウザメが泳いでいました。
チョウザメのいる池の場所は変わっていましたが、泳ぐ姿は変わっておらず良かったです。
次に向かったのは「うのこの滝」です。
高千穂峡からは10kmたらずのところです。
到着は正午。
今回の旅はこのような狭い道を走る機会が多いですが、なかなか慣れません(T_T)
綺麗な滝がありました。
どうして滝壺がこんなに大きいのか不思議です。
ここからは熊本県の阿蘇を抜けて、この日の宿がある福岡県柳川市(やながわし)を目指すコースを走ります。
国道265号線で高森町に入り、お昼ご飯を食べるお店を探しているときにたまたま「高森湧水トンネル公園」を見つけて寄ってみることにしました。
駐車場から阿蘇の山々が見えて懐かしく思いました。
大量の水が出て工事が中止された鉄道用のトンネルを利用した公園らしいです。
駐車場から公園を通ってトンネルに歩いて行きます。
トンネルの奥で湧き出る水の流れがあり、その両側に通路があります。
トンネルの中はイルミネーションで飾られてます。
青い光の水槽にたくさんの魚がいました。
トンネルの一番奥にあった小さな噴水のようなものです。
特殊な仕掛けがあって、水の球が下から上に上がっていくように見えます。とても不思議で面白かったです。
たまたま見つけた公園ですが、十分楽しむことができました。
高森駅の近くのいかにも地元の人たちが来そうなラーメン屋さんで食べた辛口高菜ラーメン。
食べたかった豚骨ラーメンでした。満足です。
高森駅に「ONE PIECE 麦わらの一味像」の一つ「フランキー像」がありました。
間近で見るとなかなかの迫力でした。
この像を目当てに高森駅に来ているひともたくさんいるようでした。
午後2時に高森駅を出発し、国道325号線・443号線をどんどん北西に進み、福岡県柳川市の宿に着いたのは午後5時でした。
宿の大浴場のお湯は大変気持ち良かったです。
湯上りのビールとお弁当の夕食。
前日が車中泊だったので、ホテルのベッドの寝心地の良さを再認識できた日でした。
原 宗一郎