〖22日目:6月30日(金)〗
この日の走行ルートです。
芦別市から札幌市までの走行距離は194 kmでした。
旅の終わりは、嫁さんと次男と一緒に札幌で過ごしました。
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午前5時半、芦別(あしべつ)市の宿の大浴場へ。
前日に入って、とても気持ち良かった露天の壺風呂に何度か浸かりました。
部屋に戻って朝食。
7時半に出発し、新千歳空港を目指します。
大阪からやって来る嫁さんを空港でピックアップします。
国道452号線→38号線で西へ進み、道道114・115号線を経て国道12号線を南へ。
国道12号線の滝川(たきかわ)市~美唄(びばい)市までの約30kmは、日本一の直線道路となっているそうです。
本当にただまっすぐなだけの道なので、運転は退屈でした( ̄▽ ̄)
国道234号線・337号線でさらに南に進み、午前10時ちょっと前に「道の駅 マオイの丘公園」で休憩です。
明るい雰囲気の売店で、地元で生産されているオレンジワインを買いました。
11時ちょっと前に新千歳空港に到着です。
駐車場にGR86をとめて、後部シートを前に倒して荷物を整理し、嫁さんのスーツケースを入れるスペースを確保しました。
大阪からの飛行機は予定の11時ちょうどより10分ほど遅れて到着し、無事に合流できました。
嫁さんと一緒なので、いつもは使わない高速道路で新千歳空港から「北海道開拓の村」へ向かいます。
札幌南ICで降りてしばらく走っていると、「なか卯」があったのでお昼ご飯としました。
私の「月見うどん」です。
「なか卯」のうどんは京風で出汁がきいています。
今回の旅で食べた北海道のうどんは、私にはちょっと塩味が強かったので久しぶりに関西のうどんが食べたかったのです。
が、気のせいかもしれませんが、大阪や京都の「なか卯」より札幌のほうがちょっとしょっぱいかも…。とにかくごちそうさまでした。
午後1時に「野外博物館 北海道開拓の村」に到着です。
約3週間前に私は一人でここに来ていますがそのことは言わずに、空港で嫁さんに「『芸術の森美術館』と『開拓の村』のどっちがいい?」と聞いたところ、「美術はよくわからんから開拓がいい」とのことでした。
ここには、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物が移築復元または再現されています。
古い建物やその中の家具調度品などがおもしろいらしく、嫁さんはとても喜んで見て回っていました。
嫁さんはいわゆる医療従事者にあたる仕事をしていることもあって、明治時代に建てられた「旧近藤医院」に興味を示していました。
調剤室です。
前回、私一人で来た時には時間が足りずに諦めたところも今回見ることができました。
「旧田村家北誠館蚕種(さんしゅ)製造所」です。
絹糸は蚕(カイコ)の繭(まゆ)が原料ですが、ここでは蚕の卵をとっていたそうです。
当時の蚕の飼育方法も再現されていました。
三十数年前の大学生時代、自分の実験のために大量の蚕を育てた経験があり、とても懐かしくその頃のことを思い出しました。
開拓の村は、私は二度目でしたがそれでもとても楽しく見て回ることができました。
弱い雨が降り出した中、午後3時前に出発です。
30分程走って「モエレ沼公園」に着く頃には雨も強くなっていました。
せっかく来たので傘をさしてちょっとだけ様子を見ることにします。
「テトラマウンド」です。
晴れていれば三角に組まれた円柱が日光を反射してきれいに輝くらしいです。残念('Д')
さらに雨が強くなり、帰りかけた時に巨大な噴水が見えました。
「海の噴水」です。
噴水の手前に立っている人が小さく見えます。
後で調べてみると、最大吹上高は25mだそうです。びっくりです。
機会があれば是非晴れた日にもう一度来たいです。
モエレ沼公園から次男のアパートへ移動し、私・嫁さん・次男の3人揃って地下鉄で「すすきの」へ。
午後5時半過ぎ、すでにジンギスカンの超有名店「だるま」は長蛇の列でした。
私たち夫婦は基本的に並ぶのがあまり好きではないので、近くをウロウロして見つけた、よく似た名前のお店に入ってみることに。
この日のお店オススメのお肉を3種類注文。
調理は息子に任せて、ビールと一緒においしくいただきました。
我が家は夫婦と息子2人・娘1人の5人家族なのですが、私たち夫婦と次男の3人だけでの外食はこれが初めてでした。
息子もよくしゃべってくれるので、いろいろと面白い話ができてとても楽しい夜でした。
原 宗一郎
Posted at 2023/08/19 17:02:30 | |
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