GR86の旅、4月22日(月)(6日目)の走行ルートです。
岐阜県中津川市から長野県諏訪市までの走行距離は 199 kmでした。
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中津川市の宿で午前6時起床、この日泊まる宿を予約してから朝風呂へ。
7時半朝食。
サラダの生野菜をハムと一緒に食べるのが好きです。
8時半に出発し、国道19号線経由で国道256号線へ。
標高が高く気温が低いせいか、まだ桜の花が残っています。
国道256号線は山の中を抜ける走りやすい道で、コーナーもたくさんあって運転がとても楽しい道でした。また走りたいです。
この日最初の目的地「天竜峡」到着は午前10時でした。
駐車場から明るい林の中を抜ける遊歩道で天竜川へ向かいます。
「龍角峯(りゅうかくほう)」です。
天竜峡を代表する奇岩だそうで、谷底から垂直に立っている大きな岩です。
なかなかの迫力でした。
遊歩道をさらに進むと「つつじ橋」があります。
橋を渡る前に「幸せの鐘」があったので鳴らしておきました(^-^)
橋の上から上流方向(北側)を見たところ。
このままで素晴らしい景色ですが、紅葉の時は更にきれいだそうです。
つつじ橋を渡って遊歩道を上っていくと、先ほど対岸から見た龍角峯の上に出ます。
眼下につつじ橋、その奥に「天竜峡大橋」が見えます。
駐車場へ戻ろうと、つつじ橋を渡っていて天竜川をさかのぼって来る船に気づきました。
私の真下を通って行きます。
めずらしい光景でした。
天竜峡は自然がいっぱいでとても良いところでした。
10時半すぎに出発し、国道151号線を北へ30分ほど走って「元善光寺」に到着です。
境内の前の駐車場にGR86をとめて石段を上って行きます。
元善光寺は、めちゃめちゃ有名な長野市の善光寺のご本尊が元々祀られていた場所で深い関係にあるそうです。
御本堂です。
佇まいは長野市の善光寺と相通じるものがあります。
お線香をお供えして家族の健康と旅の安全をお祈りしました。
御本堂を横から見ると奥行きがとても長く、これも長野市の善光寺との共通点かと思います。
11時半に出発して国道153号線→県道19号線を北へ。
道は空いていてスムーズでした。
午後1時過ぎ、「諏訪大社 上社本宮(かみしゃほんみや)」近くでお昼ご飯です。
たまたま見つけた中華料理店に入ってみました。
中国もしくは台湾のかたと思われる店員さんに五目ラーメンを注文。
具だくさんのあんかけ風でおいしかったです。
中華屋さんから諏訪大社上社本宮までは5分程でした。
広々とした境内を進んで行きます。
重要文化財の「幣拝殿(へいはいでん)」です。
ここでも家族の健康と交通安全を祈念。
駐車場への帰り道、何人かの人たちが熱心に鳥居を眺めているのに気づきました。
その集団から漏れ聞こえてくる声によると、鳥居にぶら下がる2つの丸い物体は蜂の巣らしいです。
「へーっ」って感じでした。
2時過ぎに出発し、「白樺湖」を目指します。
国道299号線を東へ進み、国道152号線を北へ。
白樺湖に到着です。
白樺湖は以前86で来ており、今回もビーナスラインを含めて周辺の高原道路を走るのをとても楽しみにしていました。
ここで方向転換のためにGR86をバックさせていた際に「ガリガリガリ…」と大きな音がしました。どうやら車体後部、おそらくマフラーのどこかを石か何かで擦ったようです。
慌ててスマホを動画録画状態にしてマフラーを下から撮影して確認しましたがそれらしい傷などは確認できませんでした。
ホッとしつつちょっとモヤモヤしましたが、そのまま白樺湖を一周。
一部道幅が狭いところもありますが、楽しく走れました。
ビーナスラインへ。
少し高台にある駐車スペースから見えた白樺湖。
そのまま諏訪湖方面へ下って午後4時に湖の南東に位置する「高島城」に到着です。
よくある白や黒のお城と違い、ちょっとおしゃれな色使いです。
1598年、豊臣秀吉の家臣・日根野織部正高吉により築城されたそうで、現在の天守は1970年5月に復興されたものです。
4月下旬ですが、城内にはまだ少し桜の花が残っていました。
最上階からはとても綺麗な日本庭園が見えます。
この時、天守の屋根が瓦葺(かわらぶき)ではなく金属板であることに気づきました。
不思議に思って調べてみると、もともとの天守の屋根が瓦葺ではなく杮葺(こけらぶき)だったそうで、この点でもちょっと変わったお城のようです。
瓦葺ではない天守を見るのは初めてで、勉強になりました。
高島城のすぐ近くにある宿には4時半に到着。
歩いて近くのスーパーで夕食とビールを買いに行き、すぐにお風呂へ。

(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)
そしていつものようにテレビでローカル番組を見ながら夕食です。
午前中に走った国道256号線、午後の白樺湖周辺のビーナスラインは期待通りの楽しい道で満足の一日でした。
原 宗一郎