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2024年10月02日 イイね!

塔のへつり・白虎隊十九士の墓・会津さざえ堂・五色沼湖沼群:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(6日目)

GR86旅6日目の走行ルートです。



福島県南会津町~いわき市までの走行距離は 231 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

6日目:10月2日(水)

この日の南会津町の宿は、朝は大浴場が使えないので部屋のシャワーを浴びて朝食です。



全ての盛り付けが綺麗にできて、うれしいです。

午前8時半、気温19℃と涼しい空気の中、出発。

30分程走って「塔のへつり」に到着です。



まだ開店前のお土産屋さんの前にGR86をとめさせてもらいました。

「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」という意味で、岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれているそうです。



この岩壁は100万年もの時間をかけて侵食と風化の繰り返しでできたもので、国の天然記念物です。

自然の営みを感じさせてくれます。

橋を渡って近づいてみます。



一部分だけ大きく浸食されていて面白い形です。



この部分だけ柔らかい地層かなにかだったのでしょう。

浸食部分を歩いて先に進みます。



その奥の石段を上ると「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」と書かれていました。



格子の間から覗いてみましたが、暗くてよく見えませんでした。

後で調べてみると、知恵や福徳をもたらす菩薩さまとのことでした。

もう少し季節が進むと、この辺り一帯が紅葉に包まれて更に見応えのある景色になるようです。

9時過ぎに出発し、国道121号線を北へ進み「飯盛山」到着は10時ちょっと前でした。

とあるお土産屋さんの駐車場にGR86をとめました。。



駐車場は無料だからお店で何か買っていってくれ、というやつです。

写真中央の長い石段を上ったところに「白虎隊(びゃっこたい)十九士の墓」があります。



白虎隊は幕末の戊辰 (ぼしん)戦争期に16~17才の会津藩士の子弟で編成された少年部隊で、1868年、新政府軍との戦い後にここ飯盛山に敗走し自刃(じじん)したことが広く知られています。

石段の横に「飯盛山動く坂道」というのがあり、せっかくなので利用してみました。

料金は250円、高いのか安いのかよく分かりません。

上からは会津若松市の街並みがよく見えました。



順路に従って少し歩いたところにある「白虎隊士の自刃の地」に、鶴ヶ城(会津若松城)の方角を指し示す白虎隊士の石像があります。



新政府軍に追われて飯盛山に敗走して来た白虎隊士たちが、この場所から自分たちの城が煙に包まれているのを見て自刃したというのが通説のようです。

続いて白虎隊十九士の墓へ。



ここを訪れる多くの人たちと同じように私もお墓の前で手を合わせました。

次は白虎隊のお墓から少し下ったところにある「会津さざえ堂」です。

木造二重螺旋(らせん)構造という変わった建物で、外観のインパクトがすごいです。



1796年建立の高さ16.5 m、六角三層のお堂で、正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」だそうです。

入口の造りも非常に立派です。



入ってすぐのところ。



らせん状の通路を上ります。



こんな歴史のある木造の建物ですが、土足のまま入ることに少し驚きました。

3階の天井を見ると、六角の建物であることがよく分かります。



下りるときは上ってきた通路を引き返すのではなく、別の通路です。



二重螺旋構造によって、上りと下りがそれぞれ独立した一方通行の通路になっていてとても興味深いです。

昔は通路に西国三十三観音像が安置されていたそうで、上りと下りを独立させることでよりたくさんの参拝者が安全にお参りできるようにと考えられたとのことです。

さざえ堂から出て順路に従って進むと「戸ノ口堰洞穴(とのぐちせきどうけつ」」があります。



猪苗代(いなわしろ)湖の水を会津盆地に引くために掘られた洞穴で用水堰は全長31 kmです。

1641年に通水した歴史ある用水堰で今も大量の水が勢いよく流れています。



「白虎隊記念館」も覗いてみました。



館内撮影禁止でしたが、白虎隊をはじめとして戊辰戦争関連の史料がたくさん展示されていました。

ただ、勉強不足の私にはちょっと難しく、ある程度の背景知識をもってみたほうがより楽しめると思います。

駐車場を借りたお土産屋さんで嫁さんと娘にと、とちもち・くるみゆべしをお土産に買い、11時過ぎに出発。

県道7号線を走っているときに「磐梯山(ばんだいさん)」がきれいに見えました。



正午、「五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)」に到着です。



ここまで走って来た国道459号線は車の流れも速く、コーナーも多くて運転が楽しかったです。

五色沼湖沼群は、明治時代に磐梯山の噴火によってできた大小30ほどの湖沼の総称です。

「毘沙門(びしゃもん)沼」にあった案内図によると自然探勝路は全長が4 kmとのこと。



時間も限られているので一番近い「赤沼」まで、約1.2 km歩いて引き返すことにします。

歩き始めてすぐ、広い毘沙門沼とその遠く向こうに磐梯山が見えました。



とてもいい景色です。

穏やかで、綺麗な緑色の水面がありました。



一つの沼でも場所によって雰囲気が随分変わります。

浅いところに鯉が群がっています。



ここに鯉がいることを知っている観光客が餌をやっているのでしょう。

小さな川があったので魚がいないか覗き込んでいると、上の木から何かがポチャンと落ちてきました。



よく見ると鮮やかな緑色をしたカエルでした。

20分ほど歩いて赤沼に着きました。



予想に反して赤沼は明るい緑色の沼でした( ̄▽ ̄)

気温は高かったですが木陰は涼しく、往復40分の気持ち良い散策となりました。

毘沙門沼に戻ると、ちょうど貸しボートが一艘乗り場からを離れるところでした。



陽に照らされて暑くないのかと思いましたが、水面近くは意外と涼しいのかもしれません。

時刻は午後1時前、「レストハウス五色沼」さんでお昼ご飯です。

「喜多方ラーメン」を注文。



思ったより塩味がきつくなく、麺もモチモチでとてもおいしかったです。

お腹もいっぱいになって、次の目的地「高屋敷稲荷神社」へ向かいます。

途中、右手に猪苗代湖を見ながら国道49号線を進み、午後2時半到着です。

参道には約100基の鳥居が並んでいます。



戦前は約4,000基もの鳥居が最寄りの「舞木(もうぎ)駅」まで連なっていたそうです。



いつものように家族の健康・旅の残りの安全をお願いしました。



放し飼いの烏骨鶏(うこっけい)が境内を歩き回っていました。



烏骨鶏の餌がはいったガチャガチャのマシンがあり、無料の専用メダルも置いてあります。



ちょうど親子連れがやってきて、子供たちが楽しそうに餌をやっていました。

私はそれを見ながら、これもサービスの麦茶をいただきました。



暑かったので、冷たい麦茶がありがたかったです。

午後3時に出発し、2時間ちょっとの間楽しく山道を走って、いわき市内の宿到着は5時半でした。



こういう広い駐車場がガラガラの時、どこにGR86をとめるか結構悩んでしまいます
(>_<)

部屋はこんな感じでした。



すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

天然温泉のお湯で疲れを癒しました。

夕食です。



焼き鳥がおいしかったですが、もも串はタレではなく塩が良かったです。少しだけ残念…。

盛りだくさんの一日でした(^^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/28 16:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@ さん 総務省、ですか…。確かに電話と言えばNTTってわけではないから、そのもっと上の省庁になるんですかねぇ。ちょっと笑っちゃいました。私も騙されないように気をつけます(^^)/」
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