GR86旅10日目の走行ルートです。
千葉県大多喜町~東京都西東京市までの走行距離は 220 kmでした。
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10日目:10月6日(日)
大喜多町の宿の部屋でシャワーを浴びてから午前7時半に1階の朝食会場へ。
ビュッフェではなく、おかずの入ったお弁当箱がありそれをテーブルに持って行くスタイルです。
スカスカのおかずでちょっと寂しい朝食でした。
8時半、山の中なので涼しくて気温22℃の中、出発です。
40分ほど走って「かつうら海中公園」に到着です。
GR86をとめた駐車場から海の方へ歩いて行くと海中展望塔が見えました。
上の写真右端が施設の入口で、そこを抜けるとハコフグとイシダイが出迎えてくれます。
通路のすぐ横の岩壁が浸食されて、たくさんの地層がむき出しになっていて面白いです。
通路の下を覗くと海面近くの岩盤に彫られた小さなプールのようなものがあります。
帰り際にチケット売り場のお姉さんに尋ねたところ、昭和30年代頃まで使われていた「いけす」で、漁師さん達が漁に使う生餌を入れていたそうです。
沖合い60 mのところにある展望塔へと続く桟橋です。
橋の上から海の写真を撮っていて、海面に人がいることに気づきました。
ズームしてみると釣り人です
びっくりしました( ̄▽ ̄)
恐らく水深がとても浅い岩盤が広がっていると思うのですが、高波など、危なくないのかな。
海中展望塔に入って階段を下りていきます。
水深8mにたくさんの窓があり、そこから海中の様子を観察できます。
この辺りの海は寒流と暖流の接点にあるため海の生物が豊富なんだそうです。
窓を覗いてみると、すぐ目の前に本当にたくさんの魚が泳いでいました。
これは「イサギ」だと思います。
煮ても焼いても、もちろんお刺身でもとてもおいしい魚です。
他にも「カワハギ」や名前の分からない小魚など、たくさんの魚を見ることができました。
展望塔の中で「おいしそー」という声が飛び交っていたのが印象的でした(^^)
海上にも展望室があり、広々とした太平洋を眺めることができます。
駐車場に戻る途中にある「海の博物館」に寄って行くことにしました。
入口の近くの屋外に展示されている「ツチクジラ」の骨格標本。
屋外展示って珍しいです。
館内はそれほど広くはないですが、たくさんの標本が展示されていした。
ただ、私には情報が多すぎて見せたいポイントが分かりにくかったです。
海中公園から20分程GR86を走らせて「誕生寺」へ。
お寺のすぐ下にある民間の駐車場にGR86をとめました。
曇っていた空も晴れて気持ちいい天気です。
誕生寺は、日蓮聖人ご生誕の地・鴨川に1276年に建立されたそうです。
「総門」です。
「仁王門」へと続く参道の両側に石灯籠が整然と並んでいます。
立派で歴史を感じる仁王門。
更にその奥に大きな「祖師堂」があります。
家族のこと、交通安全を祈願しました。
近くでよく見ると祖師堂はとても手の込んだ造りだと分かります。
思わず見入ってしまいました。
祖師堂から仁王門をみると、陽に照らされた石灯籠の列がとても綺麗でした。
誕生寺は非常に見応えのあるお寺でした。
10時半に出発し、左手に太平洋を見ながら国道128号線を西へ。
休憩で立ち寄った「道の駅 鴨川オーシャンパーク」から丸い水平線が綺麗に見えました。
ちょうど正午に「野島埼灯台」到着、港のすぐ横の駐車場にGR86をとめました。
灯台までは歩いて3分。
房総半島の最南端にある灯台で、建物は珍しい八角形です。
青い空に白い灯台がよく映えてかっこいいです。
てっぺんからの景色も素晴らしかったです。
こっちは西の方角の景色。
天気がいいので青い海と青い空が本当に綺麗です。
駐車場への帰り道にあった食堂でお昼ご飯にしました。
「お刺身定食」と「あじアジ定食」で散々迷ってお刺身定食を注文。
カツオ・マグロ・ブリ・タイ・アジ、どれも大変おいしかったです(^_-)-☆
午後1時過ぎに出発し国道128号線で海岸線を西へ、そして県道86号線で内陸部を北へ進みます。
館山市で国道127号線に乗り換え海岸線に出て、更に北上し「富津(ふっつ)中央IC」で高速に乗り、「東京湾アクアライン」へ。
午後3時過ぎに「海ほたるPA」に到着です。
海ほたるPAの駐車場は前向き駐車用スペースが多いのですが、フロントスポイラーをぶつけてしまうかもしれず、縦列駐車のスペースを見つけてGR86をとめました。
せっかくなので海の上からの景色を楽しみます。
まずは、川崎市の方向です。
遠くにたくさんのビルが建っているのがみえました。
木更津方面です。
こっちの方が見てて面白かったです。
セブンイレブンで買ったコーヒーを飲んでから出発し、午後5時過ぎに西東京市の次男のアパートに到着しました。
息子に譲った86とも久しぶりの再会となりました。
相変わらずカッコイイです。
夜は二人で近くの居酒屋に行って、この旅のこれまでの出来事、息子の東京での生活や仕事のことなどゆっくり話をしました。
楽しい時間でした(^o^)丿
原 宗一郎