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2025年11月12日 イイね!

岐阜大仏・うだつの上がる町並み・飛騨の里・高山昭和館:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(2日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

2日目の走行ルートです。



岐阜県各務原(かかみがはら)市~高山市までの走行距離は 148kmでした。

この日の私の歩数は17,141歩でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2日目:11月12日(水)

朝、各務原市の宿で午前5時起床、6時半に大浴場で朝風呂ですが、昨夜と同様ちょっとぬるめのお湯でした。

7時、朝食。



残念なことに米がおいしくなかったです( ̄д ̄)

8時に出発して30分ほどで「伊奈波神社」に到着したつもりが「岐阜善光寺」でした。



私はこのお寺を知らなかったのですが、1580年代の創建、とても立派な本堂です。

家族の健康と旅の安全を祈願。



お賽銭について私は現金派ですが、歴史あるお寺もキャッシュレスの時代ですね。

伊奈波神社は岐阜善光寺の横の参道を更に上って行ったところです。

人気のない冷たい空気の中を進み「一の鳥居」をくぐって、こちらは「二の鳥居」。



その先にものすごい急傾斜の「太鼓橋(神橋)」。



そして「楼門」です。



楼門を抜けて、更に石段を上がったところに「神門」があります。



神門の先に「拝殿」が見えますがこれ以上進めないので、ここでお詣りいたしました。



伊奈波神社は1900年以上前、西暦84年に創建されたそうで、門も鳥居も狛犬も何もかもがとても立派です。

参道を戻る途中にあったたくさんの苔むした石灯篭もいい感じでした。



伊奈波神社から次の目的地「正法寺(しょうぼうじ)」までは10分足らずの移動。

ただ、正確な場所がわからずとりあえずコインパーキングにGR86をとめて徒歩で探すことにしました。



少しの間歩き回って無事発見。

正法寺の「大仏殿」です。



中に入るととても穏やかなお顔の「岐阜大仏」が迎えてくれます。



私はこれまで、岐阜大仏を知りませんでした。

38年の歳月をかけて1832年完成。

奈良の大仏が8世紀、鎌倉の大仏が13世紀に造られているのでそれらに比べると新しい大仏です。

真横からみたところです。



木材、竹、土、和紙などで造られていますが高さは約13.7mで、鎌倉の大仏より大きいとは驚きです。

豪華な金箔で仕上げられていて、初めて見るタイプの大仏でした。

9時半に出発して国道156号線を北へ向かい、美濃市の「うだつの上がる町並み」到着は10時過ぎでした。

「うだつ」は昔の町屋の屋根の両端に設けられた防火壁です(下の写真の中央)。



異なるデザインや大きさのうだつが多く上がる町並みは、見ていて飽きません。



よく聞く慣用句「うだつが上がらない」は、豪華なうだつを屋根に上げられないのは貧しい又は出世できない状態を意味するようになったそうです(諸説あり)。

江戸時代中期建築の「旧 今井家住宅」です。



家の中に入って見学ができます。

玄関を入ったところは、いかにも商家らしい感じです。



裕福な家柄だったと想像できる広い部屋が続いています。



台所です。



よく手入れされた庭がありました。



水琴窟(すいきんくつ)があったので水を落としてみます。



琴の音に似ているのかどうかわかりませんが、軽やかな本当にいい音でした。

この今井家住宅の受付の方のおススメで、「美濃和紙あかりアート館」へ。



1階は美濃和紙のあかりアート製品のショップです。



2階には、毎年秋、うだつの上がる町並みで開催される「美濃和紙あかりアート展」の入賞作品が展示されています。



色も形も様々ですが、和紙を通したやわらかな光がすばらしい。

うだつの上がる町並みは、想像以上に見応えのある町でした。

11時半に出発し、再び国道156号線を北へ向かい高山市を目指します。

途中、休憩に寄った「道の駅 明宝(磨墨の里)」で嫁さんへのお土産のにごり酒を買いました。



高山市まで22km地点、山全体が紅葉していてきれいです。



更に走ると遠くに立山連峰らしき山々も見え、ちょっと得した気分です。



午後1時半、高山市内の「飛驒民俗村・飛驒の里」に到着。



駐車場横のお土産屋さんでお昼ご飯です。



カウンターには外国人女性が2人、スマホで動画を見て楽しそうに笑ってました。

今年初めて見るストーブです。



「高山ラーメン」を注文。



つるつるした細いちぢれ麵のおいしい醤油ラーメンでした。

チケットを買って飛騨の里に入場、紅葉の景色が素晴らしいです。



お客さんは9割が外国人という感じで、ある人は嬉しそうに、ある人は真剣に写真を撮りまくってました。



太陽は出ていますが、結構寒かったです。



飛騨の里は、飛騨地方の古い民家を移築復元した屋外博物館で、江戸時代から明治時代の特徴的な合掌造りに加えていろいろな茅葺き屋根の民家もあります。

江戸時代後期、白川郷に建てられた合掌造りの「旧 西岡家住宅」です。



近づくと高さだけでなく、間口もとても広いことがわかります。



1階の大広間と囲炉裏。



2階はめちゃくちゃ広く、ここで絹糸を取るための蚕(カイコ)を飼っていました。



学生時代に自分の研究ために大量の蚕を飼っていたこともあり、昔の養蚕(ようさん)の道具を見るのはとても興味深いです。



当時の生活用具の中に「ねこつぶら」(一般的には「ねこつぐら」かな?)を発見。



本来は猫の寝床ですが、写真右側のものはアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」で、体の大きな猫の諭吉がかぶって寝ていたものとそっくりで思わず笑ってしまいました( ̄▽ ̄)

飛騨の里では、たくさんの紅葉と古い日本家屋をゆっくりと見ることができ、楽しい時間でした。

午後3時に出発して、20分ほどで市街地中心部にある「高山昭和館」に到着です。

駐車場はないので近くのコインパーキングにGR86をとめて歩いていきます。。



私も昭和生まれですが、店頭に貼られた看板やポスターを懐かしいと思うのは私より一世代前の方々だろうというレトロ加減です。

店内に入るとそこは駄菓子屋で、数えきれないほどの懐かしい駄菓子が並んでいます。



店の奥のレジで入場料を払って、更に奥に進むとそこは映画「三丁目の夕日」の世界でした。



車、街灯、店先の看板やショウウィンドウなど、本当にタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができます。

路地をぐるぐる歩き回っていろいろなお店や展示物を見るのがとても面白いです。

普通の家庭のお茶の間の様子。



子供の頃使っていた炊飯器です。



小学校の教室。



細い路地にありそうな小さな食堂。



個人的には、この食堂の雰囲気が一番刺さりました。

パチンコ台も何台かあり、無料の玉貸機もあって自由に遊べます。

羽根モノを少し打ってみました。



あまりの懐かしさにこの旅行が終わってからYouTubeでいくつか羽根モノパチンコの動画を見たりしました。

高山昭和館で一つ予想外だったのは、老若男女問わずたくさんの外国人がめっちゃここを楽しんでいるということです。ただ、昭和を知らない日本の若者もたくさん来ているので不思議ではないのかな、などと考えたりしました。

この日の宿には午後5時半に到着。



大浴場のお風呂は少し熱めのよい湯加減でした。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

夕食です。



きちんと確認せずに買ってしまった焼き鳥ですが、一口食べてあまり好みではない「鶏皮」だと気づきショックでした( ̄д ̄)

結構歩き回って疲れていたようで、午後8時半頃には就寝。

盛りだくさんの一日でした(^O^)/

原 宗一郎
Posted at 2025/12/05 16:18:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@さん プレリュード、ついに出ましたね(^^)/ 私の初めての車は兄からもらった2代目プレリュードのMT車でした。 いわゆる重ステで慣れるまで車庫入れには苦労しました。当時バイク乗りだった私に四輪の楽しさを教えてくれた車です。今回の復活は素直にうれしいです(*^^)v」
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