86との旅。24日目です。
朝、国道5号線で札幌市から余市町を目指します。
今日は小樽市はスルーです。
大阪への帰り道はここからフェリーの予定です。道内最終日、フェリー乗船前に市内を見て回ろうと思います。
余市町といえば、ニッカウヰスキー余市蒸溜所。
もともと有名ですが、朝ドラ『マッサン』でさらに有名になりました。
やって参りました。朝ドラでも見た風景です。
工場の敷地内には見学コースがあり、その中であれば自由に見て回ることができます。
これは蒸留棟。
実際に稼働しており、石炭の火が燃えていました。
ウイスキー博物館へ。
ウイスキーに関する資料、ニッカウヰスキー創始者の竹鶴政孝とその妻リタの出会いや暮らしぶりを知ることができる数々の展示物があります。
写真中央下部にあるのがこの蒸溜所で作られた第1号ウイスキー。
ウイスキー試飲コーナーもあります。ここは有料。
当然ですが、車なので飲めません。悔しい。
売店やレストランのあるニッカ会館の2階にある無料試飲コーナー。
ウイスキーは飲めないので、りんごジュースをいただきました。とっても美味しかったです。
『マッサン』つながりでもう一つ。
余市蒸溜所の前に余市町文化財施設4箇所を回って来ました。
その中の旧余市福原漁場が印象的でした。
朝ドラに森野熊虎という荒くれ者の網元がいましたね。
この施設の主屋内部は、熊虎とその家族、多くの漁夫が出てくるシーンの建物とそっくりです。
朝ドラを見ておられた方にはオススメです。
国道229号線で積丹半島の海岸線を走って行きます。
神威(かもい)岬に立ち寄りました。
広い駐車場の近くにある看板。
ここから岬の突端までは徒歩20分。小雨も降っているし、寒い中を往復で40分かぁ。
どうしようかと少し考えて運動も兼ねて行って見ることに。
尾根づたいに整備された道がありますが、かなりの距離です。
アップダウンを繰り返す道を息を切らせながら歩き続けます。
近づいて来ました。
着きました。汗だくです。
日本海が広がる素晴らしい風景でした。天気が良ければもっと綺麗だったでしょうが。
駐車場への帰り道、ご夫婦らしい二人連れとすれ違いました。
女性の方が『景色はどうでした?これだけ歩くだけの価値はありますか?』と笑いながら聞いて来ました。
やっぱり皆さん辛いのでしょう。
『ここまで来られたんだから是非見て来てください』とお答えしました。
『頑張りまーす』と元気に歩いて行かれました。
引き続き国道229号線を南下。雨はどんどん酷くなって、黒松内町の宿に着く頃には土砂降りになっていました。
本日の走行レポートと地図です。
原 宗一郎
Posted at 2017/06/03 08:56:30 | |
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