中国地方の旅、6日目です。
今夜、北九州の新門司港からフェリーで大阪へ帰ります。
前夜からこの日はどこを回ろうかとあれこれ迷っていました。
出した答えは「角島大橋(つのしまおおはし)」。
ここは4年前の旅で行っているのですが、どうしてもあの風景がもう一度見たくて決めました。
宿の大浴場でゆっくりお風呂につかり、出発は9時少し前。
県道26号線→65号線、さらに国道435号線に乗り換えて北西へ進みます。
天気も持ち直し、山道を快適に走ります。
響灘(ひびきなだ)へ出て海沿いの県道275号線に乗ると、「角島大橋」はすぐそこです。
宿から1時間ちょっとで着きました。
海の色と橋がすっーと伸びていく感じが素晴らしい(‘ω’)ノ
次は反対側から。
そして橋の入り口にある横断歩道から撮った写真です。
この日は風が強く、橋にある吹き流しが水平になっています。
景色を楽しみながら86で橋を渡ります。
せっかくなので、島の先端にある「角島灯台」にも行ってみました。
やっぱり来てよかったです、「角島大橋」。
続いて、下関市の「住吉神社」を目指します。
県道275号線に戻って国道191号線を海岸に沿って南へ。途中から県道40号線で内陸へ、そして県道34号線で南へ。
「新下関駅」近くの「住吉神社」に着いたのは正午ごろ。
本殿を正面から。
静まり返った境内で、家族のことをお祈りしました。
この神社は、三大住吉神社の1つで、本殿は国宝です。
本殿の屋根が特徴的です。
全体が朱色の門って珍しいですね。
とてもきれいでした。
「関門トンネル」で九州へ渡ります。
考えてみると「関門トンネル」を通るのは初めてでした。
学生時代、福岡市から岡山県玉野市の実家にオートバイで帰る時はいつも「関門橋」を渡っていました。
次の目的地は「関門トンネル」を出てすぐのところにある「門司港レトロ」です。
明治から昭和初期に建築された、雰囲気のある古い建物が今でも残っている観光地です。
「大連友好記念館(旧 国際友好記念図書館)」です。
これは復元されたものらしいですが、おしゃれな建物ですね。
後ろの近代的なビルとのアンバランスがなかなか良いです。
次は「旧 門司税関庁舎」です。
赤レンガ造りの木骨構造で、1912年(明治45年)に建てられたらしいです。
“木骨構造”って初めて聞きました。おもしろいですね。
内部はとても広く、赤レンガがむき出しです。
近くに跳ね橋がありました。
「ブルーウィングもじ」という名の歩行者専用跳ね橋らしいです。
この跳ね橋の内側にある港をぐるりと歩いていきます。
「海峡プラザ」前の様子。
のんびりしていい雰囲気ですね。
港全体はこんな感じです。
アメリカ西海岸のどこかの港町みたい…。
この日はお休みだった遊覧船です。
こういう雰囲気の写真が個人的に好きです。
ここは港の外側で、「関門橋」がきれいに見えます。
潮の香りがとてもよかったです。
港を一周して跳ね橋「ブルーウィングもじ」のところに来ました。
さっき港の内側から見た時、橋は上がっていましたが、この時はちょうど下りていました。
この後、近くのお店で嫁さんと娘にお土産のお菓子を買いました。
今回の旅の最後は「小倉城」です。
「門司港レトロ」からは国道3号線を使うと近いのですが、遠回りして、福岡県と愛媛県の間の周防灘が見える県道72号線を走りに行きます。楽しい山道でした。
県道262号線で国道3号線に出て「小倉城」へ。
到着は16時でした。
元の天守閣は1600年代初めに建築されたようですが、今のものは1959年に再建されたものです。
とても立派な破風(はふ)が目を引きますね。
なかなかカッコイイお城でした。
ここからフェリーに乗る「新門司港」までは、距離的にはすぐ近くです。
途中のコンビニで夕食のお弁当とビールを買って、「新門司港」についたのは17時半。
乗船の受付は18時頃からの予定です。
86は低床車なので一般の普通車と同じ甲板ではなく、トラックやトレーラーと一緒に乗ります。
他に低床車はおらず、0番レーンで1台だけぽつんと待っていました。
大阪まで乗って帰る「名門大洋フェリー」です。
私の86の乗船は18時半、フェリーの出航は予定通りの19時でした
今回は個室を利用しました。
ベッドに机、テレビ、洗面台まであり、とても快適でした。
本日の走行距離は170 kmでした。
明日の朝、目覚めればもう大阪です。
原 宗一郎
Posted at 2021/04/23 20:42:32 | |
トラックバック(0) |
ひとり旅 | 旅行/地域