9月26日(日)に走ったルートです。
この日の走行距離は274kmでした。
一週間走り続けた東北地方ともついにお別れです。
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前の夜早く寝たので、早起きしてホテルを午前6時半に出ました。大浴場がないので久しぶりのシャワーだけです。
天気は曇り。
目指すのは栃木県宇都宮市にある「大谷(おおや)資料館」です。
国道121号線をひたすら南下します。山の中のとても楽しくドライブできる道でした。途中、有名な「鬼怒川(きぬがわ)温泉」を通過しました。
この日はまだ疲れが抜けないせいか朝からあまり食欲がなく、前日の夜食べずに寝てしまったお弁当を宇都宮市内に入ってから86の中で食べました。
おいしかったです。ちょっと元気になりました。
大谷資料館は大谷石(おおやいし)の採石場跡で、石を切り出した後のものすごく大きな地下空洞に入ってその様子を見学できます。
到着は午前9時半過ぎでした。
ここから地下に潜っていきます。
この日の内部の気温は13℃との表示がありました。
暗い階段を降りていくといきなり巨大な空間が現れました。
これほど大きいとは予測していなかったのでちょっとびっくりです。
柱も天井も床も壁もすべて大谷石です。
非日常的な光景のため、映画やいろいろな展示会などにも使われているそうです。なるほど…、です。
これは2019年の展示会の作品です。展示会後に寄贈されたと書かれていました。
壁に縦横の線がありますが、機械で石を切り出した跡だそうです。
写真は基本カメラまかせのオート設定で撮っているので明るく写っています(下の写真)。
露出をマニュアルにして何枚か取った中で、肉眼で見た明るさに一番近かったのが次の写真です。
まあまあ暗いです。
とっても面白かったです、大谷資料館。オススメです。
次の目的地は「日光東照宮」。言わずと知れた、徳川家康公を祀った社ですね。
降り出した雨の中、元来た道を引き返して国道119号線・120号線に乗り西へ進みます。
大谷資料館からの距離は30km程度ですが、日光東照宮前の駐車場待ちに時間がかかって、結局到着まで2時間弱かかってしまいました。
こういう旅をしていると土日はペースが落ちるのが難点です。
雨の中、たくさんの人が来ていました。
表門です。
コロナ対策も万全です(^-^)
「神厩舎(しんきゅうしゃ)」です。
猿を描いた8面の彫刻が並んでいます
一番有名な三猿。
「見ざる・言わざる・聞かざる」ですね。
次は「陽明門(ようめいもん)」です。
テレビや雑誌などで日光東照宮が紹介されるときにいつも最初に出てきますよね。
絢爛豪華(けんらんごうか)という言葉そのものですね。
陽明門を抜けると「唐門(からもん)」と「拝殿」があります。
だんだん金色だらけの建物にも慣れてきました(*^▽^*)
写真はありませんが、この後拝殿の中でありがたいお話を聞く機会がありました。家族の健康と交通安全もここでお祈りしました。内部も見られてとても良かったです。
東回廊にある「眠り猫」です。これも有名ですね。
今回の旅で、三猿や眠り猫などについて改めて調べてみて本来の教訓や意味を知ることができました。ちょっと得した気分です。
眠り猫の下から外に出て、長い石の階段を上った先にある「奥社宝塔」です。
家康公の墓所とのことです。
前から一度来てみたいと思っていた日光東照宮は見どころ満載でした。
雨の中の参拝となりましたが、これはこれで良い雰囲気でした。天気の良い時にもまた来たいと思いました。
ここからほんの少し西へ行くとこれも有名な「華厳の滝」があるので行ってみました。
走っていく道はこんな感じ。
霧の中の小雨でした。
華厳の滝には「第一いろは坂」を通っていきます。一方通行の二車線です。
雨なので慎重に走っていたのですが、あるコーナーで不用意にアクセルを強めに踏んでしまいリアが大きく滑りました。スピンするほどではなく、周りに他の車もいなかったので事なきをえましたが、久々の感覚で緊張しました。
その後はさらに慎重にゆっくり走りました。
華厳の滝の辺りはひどい霧でした。
ちょっと残念。
中禅寺湖です。こちらも雨と霧で、86の車内からこの写真だけとりました。
午後2時過ぎに出発し、「第二いろは坂」をまた慎重に走って東に少し戻り、国道122号線で群馬県桐生市(きりゅうし)方面へ。
結構なスピードで前を走るオートバイに引っ張られて山道を楽しむことができました。
桐生市で県道73号線→国道50号線と進み、前橋市内のホテルには午後4時過ぎに到着。
ホテルで本屋さんを教えてもらって、関東の道路地図を買いに行きました。
帰り道にコンビニで買った晩ごはん。
2日ぶりに大きなお風呂に入っておいしいビールを飲みました。
写真中央の「おっきりこみ」はこのあたりの郷土料理なんですね。初めて食べましたが私好みの味と食感で大変おいしゅうございました。
関東地方まで南下してきて、大阪が視野に入ってきました。
原 宗一郎
Posted at 2021/10/10 10:20:59 | |
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