三連休最終日の3月21日(月)~27日(日)の7日間で四国一周の旅に出ました。
出発点は大阪なので、淡路島を経由して香川県→愛媛県→高知県→徳島県の順に海外線に沿って86を走らせる予定です。
いつものように旅の記録を残そうと思います。
3月21日(初日)と22日(2日目)の走行ルートです。
2日間の走行距離は369kmでした。
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21日(春分の日)、大阪の自宅を午前9時に出発。
久しぶりに阪神高速環状線を走りたいと思い、国道1号線から阪神高速守口線へ。いつものように少々スリリングな環状線を経由して神戸線を西へ進みます。
今回の旅も基本は一般道を使いますが、さすがに一般道で大阪市を抜けて神戸市まで行くのは時間とガソリンの無駄なので高速を使いました。
途中、トイレ休憩で立ち寄った神戸線の「京橋PA」です。
以前何度か来たことがありますが、様子がすっかり変わって広くてきれいになっています。
なんだかおしゃれなカフェもできています。私は入りませんでしたが…。
最初の目的地は、兵庫県神戸市にある「五色塚古墳(ごしきづかこふん)」です。
到着は11時半すぎ。
これまでこの古墳のことはまったく知らず、今回の旅の準備をしているときに見つけました。
今から1500年~1700年ほど前に作られた前方後円墳とのことです。
駐車場の近くから撮った写真ですが、スケールが大きすぎてよくわかりません。
古墳の説明がありました。
全長194メートル。さすがにでかいです。
これは「前方後円墳」の「前方」から「後円」を見たところです。
丸い部分の「後円」は山のように高くなっています。
「後円」の上に登って「前方」を見下ろしたところ。
なんとなく全体の形が分かりますね。
「明石海峡大橋」もとてもきれいに見えました。
淡路島に渡る前にお昼ご飯。
「さん天」さんの天丼。
コスパ最強で、いつ食べてもおいしいです。
明石海峡大橋を渡っていきます。
淡路島の「淡路SA」です。三連休とあってたくさんの人でした。
15年くらい前に家族でこの観覧車に乗った記憶があります。まだ小さかった3人の子供たちも大喜びで楽しかったです。
淡路島側から見た明石海峡大橋です。
淡路SAからは淡路島の西海岸を走る県道31号線に出て南に下り、「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」を目指します。
到着は午後2時ちょっと前。
伊弉諾神宮は、「イザナギノオオカミ」と「イザナミノオホカミ」を祀っている日本で最古の神社とのことです。何となくこの名前聞いたことがありますね。夫婦の絆が強くなるみたいですよ。
いつも通り、家内安全・無病息災・交通安全をお祈りしました。
お土産屋さんで見つけた線香詰め合わせセット。
いろいろな香りを楽しむことができます。
こういうの前から欲しかったんですが、なかなか見つけられないんですよね。自分用に買いました(^O^)
次の目的地は「おのころ島神社」です。内陸の県道66号線を使います。
とても大きな赤い鳥居が有名です。
鳥居がどのくらい大きいか分かりづらいので、比較対象を入れてみました。
走っている車があるので分かりやすいですね。
淡路島から四国へ渡る「大鳴門橋(おおなるときょう)」までは、ここからそれほど遠くはありません。国道477号線は快適でした。
大鳴門橋です。
とても立派な橋なのですが、さっきの明石海峡大橋と比べるとこじんまりしてますね。
大鳴門橋を渡って最初のIC(鳴門北IC)で下りて、鳴門海峡を左に見ながら海岸線を南下、「小鳴門橋(こなるとばし)」で四国本土に渡り県道42号線から国道11号線に乗りかえて香川県高松市を目指します。
まぶしい夕日に向かって走り、高松空港近くのホテルについたのは午後6時ちょっと前。
ホテルの大浴場で汗を流しました。今回の旅もできるだけ大浴場(温泉)ありの宿に泊まります。
現地のスーパーで買った夕食です。
香川のローカルニュースをテレビで見ながらゆっくりいただきました。
久しぶりの長距離ドライブで疲れたのか、いつのまにかベッドで寝落ちしていました。
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2日目(3月22日)は、朝からあいにくの雨でした。
この日は高松市で母親と実兄に会う予定。
前日(3月21日)が母親の80歳の誕生日だったので、まずは誕プレの準備です。
花屋で小さな鉢植えを購入。
86の後部シートに乗せて慎重に走りました。
ケアハウスに入所している母とは普段からよく電話で話しますが、直接会うのは3年ぶり。
直接会うと言っても、コロナ対策のため施設の玄関ドアの中と外に椅子が準備されてガラス越しの会話でした。まあ、それでも同じ空間で直接話ができるのは良いことです。母も元気そうで安心しました。
母との面会後、高松市内の兄の勤務先で兄をピックアップして近くのさぬきうどんの店「上原屋本店」さんへ。
兄は私より2つ年上で、元ロードスター乗りです。86の助手席のシートの低さにちょっとびっくりしていました。
兄のおごりでかき揚げとかけうどん。
かき揚げが、なんだか芸術的ですね。もちろん大変おいしかったです。
場所を喫茶店に移して、お互いの近況などをゆっくり話して別れました。
この頃には雨も上がっていたので、「屋島ドライブウェイ」を走ってみることにしました。
国道11号線からちょっと入ったところで、ここから登って行きます。
屋島ドライブウェイはこんな感じでとても走りやすく、楽しかったです。
山頂の駐車場(有料)に86をとめて周辺を散策です。
まずは「屋島寺」。四国霊場八十八ヶ所の第84番札所です。
ちょっとびっくりするくらい派手で立派な門。
ここが本堂。国の重要文化財だそうです。
ここでも家内安全・無病息災・交通安全をお祈りしました
屋島寺からさらに散策コースを進んで行くと「西尾根展望台 100m」の案内板があったので、山の中を歩いて行ったところすばらしい景色がありました。
讃岐平野の東の部分かな。
これは高松市中心街と高松港、さらに瀬戸内海。
こんなにきれいな景色が見られるとは思っていませんでした。得した気分です。
散策コースに戻ると、新しい建物を作っているところでした。
なんだかオシャレで今風です。
工事現場の看板には「高松市屋島山上拠点施設(仮称)建設工事」と書かれていたのでまだ名前も決まってないのかも。
そこから見えた瀬戸内海。
文句なく、とてもきれいでした。
さらに進んで行くと何本かの大きな桜の木がありました。
枝の蕾はもうすぐ咲きそうな感じでした。
瀬戸内海を背景に満開の桜を見たかったです。
屋島からは国道11号線→県道161号線・186号線を西へ進み、午後6時すぎに坂出市内のホテルに着きました。
さっそく大浴場で汗を流して、買ってきた夕食を部屋でのんびりいただきました。
そういえば、このホテルの部屋にはバスルームではなくシャワールームがありました。
でも、なんかちょっと変な感じ。
どうやって使うのが正しいのだろうか…。
原 宗一郎