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原 宗一郎のブログ一覧

2023年06月30日 イイね!

GR86で行く北海道: 二度目の北海道開拓の村・すすきのでジンギスカン ~2023年夏の旅(22日目)~

〖22日目:6月30日(金)〗

この日の走行ルートです。



芦別市から札幌市までの走行距離は194 kmでした。

旅の終わりは、嫁さんと次男と一緒に札幌で過ごしました。

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午前5時半、芦別(あしべつ)市の宿の大浴場へ。

前日に入って、とても気持ち良かった露天の壺風呂に何度か浸かりました。

部屋に戻って朝食。



7時半に出発し、新千歳空港を目指します。

大阪からやって来る嫁さんを空港でピックアップします。

国道452号線→38号線で西へ進み、道道114・115号線を経て国道12号線を南へ。

国道12号線の滝川(たきかわ)市~美唄(びばい)市までの約30kmは、日本一の直線道路となっているそうです。

本当にただまっすぐなだけの道なので、運転は退屈でした( ̄▽ ̄)

国道234号線・337号線でさらに南に進み、午前10時ちょっと前に「道の駅 マオイの丘公園」で休憩です。



明るい雰囲気の売店で、地元で生産されているオレンジワインを買いました。



11時ちょっと前に新千歳空港に到着です。



駐車場にGR86をとめて、後部シートを前に倒して荷物を整理し、嫁さんのスーツケースを入れるスペースを確保しました。



大阪からの飛行機は予定の11時ちょうどより10分ほど遅れて到着し、無事に合流できました。

嫁さんと一緒なので、いつもは使わない高速道路で新千歳空港から「北海道開拓の村」へ向かいます。

札幌南ICで降りてしばらく走っていると、「なか卯」があったのでお昼ご飯としました。

私の「月見うどん」です。



「なか卯」のうどんは京風で出汁がきいています。

今回の旅で食べた北海道のうどんは、私にはちょっと塩味が強かったので久しぶりに関西のうどんが食べたかったのです。

が、気のせいかもしれませんが、大阪や京都の「なか卯」より札幌のほうがちょっとしょっぱいかも…。とにかくごちそうさまでした。

午後1時に「野外博物館 北海道開拓の村」に到着です。



約3週間前に私は一人でここに来ていますがそのことは言わずに、空港で嫁さんに「『芸術の森美術館』と『開拓の村』のどっちがいい?」と聞いたところ、「美術はよくわからんから開拓がいい」とのことでした。

ここには、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物が移築復元または再現されています。

古い建物やその中の家具調度品などがおもしろいらしく、嫁さんはとても喜んで見て回っていました。

嫁さんはいわゆる医療従事者にあたる仕事をしていることもあって、明治時代に建てられた「旧近藤医院」に興味を示していました。



調剤室です。



前回、私一人で来た時には時間が足りずに諦めたところも今回見ることができました。

「旧田村家北誠館蚕種(さんしゅ)製造所」です。



絹糸は蚕(カイコ)の繭(まゆ)が原料ですが、ここでは蚕の卵をとっていたそうです。

当時の蚕の飼育方法も再現されていました。



三十数年前の大学生時代、自分の実験のために大量の蚕を育てた経験があり、とても懐かしくその頃のことを思い出しました。

開拓の村は、私は二度目でしたがそれでもとても楽しく見て回ることができました。

弱い雨が降り出した中、午後3時前に出発です。

30分程走って「モエレ沼公園」に着く頃には雨も強くなっていました。



せっかく来たので傘をさしてちょっとだけ様子を見ることにします。

「テトラマウンド」です。



晴れていれば三角に組まれた円柱が日光を反射してきれいに輝くらしいです。残念('Д')

さらに雨が強くなり、帰りかけた時に巨大な噴水が見えました。

「海の噴水」です。



噴水の手前に立っている人が小さく見えます。

後で調べてみると、最大吹上高は25mだそうです。びっくりです。

機会があれば是非晴れた日にもう一度来たいです。

モエレ沼公園から次男のアパートへ移動し、私・嫁さん・次男の3人揃って地下鉄で「すすきの」へ。



午後5時半過ぎ、すでにジンギスカンの超有名店「だるま」は長蛇の列でした。

私たち夫婦は基本的に並ぶのがあまり好きではないので、近くをウロウロして見つけた、よく似た名前のお店に入ってみることに。



この日のお店オススメのお肉を3種類注文。



調理は息子に任せて、ビールと一緒においしくいただきました。



我が家は夫婦と息子2人・娘1人の5人家族なのですが、私たち夫婦と次男の3人だけでの外食はこれが初めてでした。

息子もよくしゃべってくれるので、いろいろと面白い話ができてとても楽しい夜でした。


原 宗一郎
Posted at 2023/08/19 17:02:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月28日 イイね!

GR86で行く北海道:千歳市⇒士幌町⇒遠軽町⇒芦別市の山道を走った2日間 ~2023年夏の旅(20日目・21日目)~

20日目と21日目の走行ルートです。



20日目:千歳市から士幌町までの走行距離は235 km、21日目:士幌町から芦別市までは311 kmで、計546kmのドライブでした。

予定通り、GR86で北海道の山道を楽しく走った2日間でした。

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〖20日目:6月28日(水)〗

千歳市の宿で午前5時に起き、この日走るルートを決めて楽天トラベルで士幌(しほろ)町の宿を予約し、またちょっと二度寝。

午前8時に部屋でパンとコーヒーの朝食です。



9時半に出発し、5分程で「道の駅 サーモンパーク千歳」に到着です。



道の駅の駐車場にGR86をとめて、そのまま「サケのふるさと千歳水族館」へ。



淡水では日本最大級の水槽を有する水族館だそうです。

確かに淡水って珍しいですね。

「サーモンゾーン」の大水槽です。

大きなチョウザメやサケの仲間がたくさん泳いでいます。



この日は地元の小学生と思われる子供たちがたくさんいて、グループになって魚の絵を描いたり感想を言い合ったりしていました。

水槽の魚を見るのはもちろん面白いですが、子供たちのそんな姿を見るのも楽しかったです。

「支笏湖ゾーン」にある大きな円形の水槽です。



透明な水がとても綺麗で、見せ方が非常にうまいと感じました。

サケの実物大模型で実際の重さが体験できます。



持ってみたところ、想像していたよりずっと重くてびっくりです。

「世界の淡水魚ゾーン」です。



ここも水槽の形が独特で、とても面白いです。

アロワナです。



その他にもピラニアなどの海外の変わった淡水魚が多く展示されています。

魚ではありませんが、エボシカメレオンをめちゃめちゃ近距離で見ることができました。



近くにいた水族館のかたに「自然の中にこんな鮮やかな色の生き物がいるって不思議ですね」と話しかけると、「今展示している場所は植物の色がとても綺麗で、ここに移してからカメレオンの体の色がとても鮮やかになりました」と教えてくれました。

とても興味深い話でした。

「水中観察ゾーン」にある四角い窓の向こうは本物の千歳川で、自然のままの様子をリアルタイムで見ることができます。



事前に何も調べて来なかったので、こんな面白いものがあるとは思ってもみませんでした。

たくさんのウグイが目の前を泳いでいました。



6月・7月はウグイの産卵期で、運がよければ産卵の様子も見ることができるそうです。

大きなコイが近づいて来ました。



街の中を流れる千歳川の中にこんなにたくさんの魚がいることが驚きでした。

水族館を出て、すぐ裏の橋の上から「水中観察ゾーン」をみたところです。



この展示方法を考えた人はすばらしいです。

もし私が千歳市近辺に住んでいたら、迷わず水族館の年パスを買って季節ごとに見に来るだろうと思います。

1時間半、しっかり楽しめました。

11時に出発し、国道337号線を北東へ進み、国道274号線で東へ。

今日は「千歳水族館」以外に予定している観光スポットはなく、あらかじめ決めた山の中の道を走りながら面白そうなものがあれば寄っていくつもりです。

12時半、「道の駅 樹海ロード日高」で昼食としました。



ここまで走って来た国道274号線は、期待通りGR86の運転がとても楽しい道でした。

「天ぷらそば」です。



午後1時過ぎに出発し、引き続き国道274号線を東へ。



相変わらずアップダウンやコーナーがたくさんあって楽しい運転ができました。

「十勝峠 十勝平野展望台」で休憩。



土産屋さんでクマのはく製を売っていました。



自分の値段を書いた値札を首から下げている熊というのは、私にとってはちょっとシュールな光景でしたが、買う人がいるのだろうか。

引き続き国道274号線を東へ進み、国道241号線→273号線で北へ。

場所がはっきりしませんが、きれいな並木がありました。



私がちょくちょく行く滋賀県高島市の「メタセコイア並木」を思い出しました。

士幌町の「ぬかびら源泉郷」の宿には午後5時半到着でした。



温泉街にある昔ながらの観光ホテルという感じのロビーです。



部屋もそれらしい感じ。



大浴場の温泉で長距離運転の疲れを癒しました。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

夕飯は久しぶりにセコマで調達です。



翌日(29日)の「タウシュベツ橋見学ツアー」キャンセル待ちに関して、ツアー会社からこの日の午後7時までに連絡がなかったので、残念ながら今回はあきらめるしかありません。

北海道のクルマひとり旅も残すところ一日となりました。

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〖21日目:6月29日(木)〗

士幌町の宿で午前4時半起床、この日走るルートを考えたり宿を予約したり。

GR86で山の中の道を走りたいので、まず遠軽(えんがる)町まで北上してそこから西へ進み、旭川市を超えて芦別(あしべつ)市まで行きます。

翌日(30日)に大阪から来る嫁さんを新千歳空港でピックアップ予定なので、空港からそれほど遠くない芦別市に泊まることにしました。

6時にお風呂へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

早朝の露天風呂は最高です。

一旦部屋に戻ってから朝食会場へ。



ここで働いている方々はアジア系の若い女性が多かったです。

私の朝食です。



「明太子・山くらげ・イカの塩辛」が非常においしくてご飯を食べすぎてしまいました。

8時半出発。天候は曇り・気温は21℃でした。

この日も走るルートは決めていますが、目的の観光地は決めず、何か面白そうなものがあれば寄っていくことにしました。

まずは、昨日走って来た国道273号線を南に少し戻って、道道468号線→88号線へ。

道道468号線は、「どうしてこんなことになってるの」と思うほど道がボコボコでスピードも出せずストレスが溜まる道でした。

道道88号線はとても楽しく、気持ち良く走ることができました。



続いて国道242号線→333号線に乗って北へ進み、「道の駅 遠軽 森のオホーツク」到着は午前11時前でした。



立派なスキー場が併設されています。

「森のオホーツク足湯」と書かれたきれいな建物があります。



無料で開放されているようなので入ってみました。



人工の炭酸泉で、みるみるうちに皮膚に小さな泡がたくさんついて面白かったです。とても気持ちいい足湯でした。

道の駅のEV充電スタンドで「Honda e」を充電中の方がいたのでちょっとお話しさせていただきました。福井県敦賀市からフェリーで苫小牧市に上陸し、10日間かけて道内を回られているそうです。

私はEVについてほとんど知らず、興味もあっていろいろ聞いたのですが、フル充電で航続距離は200kmちょっと、30分では全容量の30%程度しか充電できず道内の長距離移動は大変とのことでした。

「今はEV自体が少ないから充電スタンドもすいてるけどEVが増えたらどうなることやら…」、とも言われておりました。

なるほど、と思いました。新しいものを普及させるって本当に大変ですね。

11時半すぎに出発し、国道333号線を西に40分程走ったところに「遠軽町白滝(しらたき)ジオパーク交流センター」を見つけて寄ってみることに。



遠軽町の白滝地域は、日本最大の「黒曜石(こくようせき)」の産地だそうです。

黒曜石は、石器時代に「やじり・刃物」などの材料として使われたものです。確か小学校で習ったような気がします。



1階の交流センター展示室では、火山活動によって黒曜石ができるメカニズムが紹介されています。

2階には「遠軽町埋蔵文化財センター」があります。こちらは有料です。

受付の若いお兄さんに「何が展示されているんですか」と聞くと「国宝の『白滝遺跡群出土品』です」との返事だったので入ってみました。

黒曜石をどのように加工して石器を作っていたかなどの展示があり、面白かったです。



まるで宝石店か何かのような「黒曜石ギャラリー」。



たくさんの石器が整然と展示されており、見応えがありました。



ただ、ここに提示してあったのは「国宝」ではなく、「重要文化財」の指定書でした。

展示物を見終わって受付のお兄さんにそのことを尋ねると「そうなんです。国宝に指定されたのが2日前の6月27日なので、まだ指定書が届いていないんです」とちょっと申し訳なさそうに説明してくれました。

「なるほど、おめでとうございます」と伝えました。

午後1時過ぎに出発し、国道333号線を西へ進みます。

旭川市を過ぎるあたりまで、国道333号線と並行して「旭川紋別自動車道」が走っているので一般道である国道はとてもすいていて、GR86を走らせるのがめちゃくちゃ楽しかったです。



午後3時頃、旭川市内で車線が見えなくなるほどのゲリラ豪雨に遭い、ビビりながらの運転となりました。

芦別市の宿には午後4時半に到着です。



日帰り温泉施設とホテルが併設されていて、平日でもたくさんの人が温泉に入りに来ていました。

部屋はツインルームでした。



すぐに大浴場へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

屋外にあった一人用の壺風呂は、硫黄のにおいがする熱めのお湯で最高でした。

部屋で夕食です、



朝食を食べすぎて昼食を摂ってなかったので、お腹もすいていておいしく食べられました。

二日間よく走りました。本当に楽しかったです(^^)/

原 宗一郎
Posted at 2023/08/11 12:49:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月27日 イイね!

GR86で行く北海道:神威岬と島武意海岸の積丹ブルー・余市宇宙記念館 ~2023年夏の旅(19日目)~

〖19日目:6月27日(火)〗

この日の走行ルートです。



倶知安町から千歳市までの走行距離は296 kmでした。

積丹ブルーだらけの一日でした。

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午前6時半、倶知安(くっちゃん)町の宿の部屋のシャワー浴びて食堂で朝食。



とてもシンプルなのはいいですが、ちょっと寂しい食事でした。

7時半。天候は晴れ、気温は18℃でした。



朝起きた時、写真右奥の「ニセコアンヌプリ」は霧でまったく見えなかったのですが、霧もすっかり晴れたようなのでニセコパノラマライン(道道343号線)を走って積丹(しゃこたん)半島へ向かうことにします。

一部は前日走った道を逆方向に走ることになります。どっち向きに走ってもやはりとても楽しいドライブができました。

岩内町で国道229号線に乗り換えて海岸線を北へ。

道は空いていて、「神威(かむい)岬」到着は午前9時半ちょっと前でした。



駐車場の隅にあった案内図に従って歩いて行きます。



歩き始めてすぐに見つけた何か古いもの。



ロシア艦隊の動きを探るため、1942年(昭和17年)に造られた「電磁台(電波探知塔」でした。

このように実際に使われていた古いものを見るのが好きです。

岬へ向かって歩いて行きます。



「女人禁制」と書かれていますが、そんなことはありません。

歩いていると自然が造った面白い景色を見ることができます。



道はとてもよく整備されていました。



汗をかきながら、岬に近い灯台に到着です。



岬の突端です。



その先には、舞鶴港から小樽港に向かうフェリーから見えた「神威岩」がきれいに見えます。



「積丹ブルー」と呼ばれる、澄んだ青い海は本当に綺麗でした。

景色を楽しみながらのんびり駐車場まで戻って、10時半出発です。

国道229号線を東に進み、「島武意(しまむい)海岸」へ。



写真左奥のトンネルを通って行きます。

トンネルの中は海からの風が吹き抜けていて涼しく、快適でした。



トンネルを抜けると絶景がありました。



積丹ブルーの海です。



すばらしい。

下に見える海岸に下りるルートがあるので行ってみることに。

だいぶ下ってきました。



海の色も少し濃く見えます。

海岸に着きました。



透明な穏やかな波でした。



帰りの上りは結構大変でしたが、いろいろな表情の海が見られてよかったです。

駐車場の近くに「清掃協力金」のお願いの箱があったので、協力させてもらいました。



11時半すぎに出発、国道229号線に戻って海沿いを南下し、12時半に「道の駅 スペース・アップルよいち」に到着です。



ここには「余市宇宙記念館」という立派な建物がありますが、あいにくレストランがありません。

ネットで見つけた、道の駅から徒歩3分の「うまいもん屋 余市店」へ行ってみます。

「焼き魚定食」です。魚はサバかシャケから選べます。



お刺身までついて、盛りだくさんで大変おいしかったです。

道の駅に戻り、「余市宇宙記念館」を覗いてみることにしました。



日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんが、ここ余市町出身ということで建てられた記念館だそうです。

沢山の展示物を丁寧に見ていくと、毛利さんや宇宙ことを紹介したい一生懸命な気持ちが伝わってきてとても面白かったです。

2020年、地球から約3億km離れた小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰った「はやぶさ2」の模型もあります。



日本人宇宙飛行士 若田光一さんが乗ったクルードラゴン打ち上げの映像は臨場感があって非常に良かったです。



あまり時間がなく、駆け足の見学になってしまったのがとても残念でした。

もう少しゆっくり見たかったです。

午後2時前に出発し、「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を右手に見ながら国道229号線から5号線に移って南へ。

続いて道道36号線→国道393号線・276号線へ。

途中、国道をはずれて「羊蹄山」の方向に伸びる直線道路を走りました。



いい写真が撮れました。

京極町の「道の駅 名水の郷きょうごく」には午後3時前に到着です。



建物の横の吊り橋を渡ると「ふきだし公園」があります。



羊蹄山の伏流水が湧き出ている大きな公園です。

大量の湧き水が吹き出している「湧水口」です。



「湧水口」のすぐ横で、自由に水を汲むことができます。



私も持参したペットボトルに水を汲んで帰りました。まろやかな美味しい水でした。

流れる湧き水の上に造られた木道は、ちょっと寒いくらいに涼しかったです。



気持ちの良い公園で、リフレッシュできました。

国道276号線をさらに南に進み、国道453号線に乗り換えて東へ。

支笏湖の南岸沿いを走るこの国道453は4日前に逆向きに走った道です。

相変わらずGR86で走るのがとても楽しい道で、このルートを選んで正解でした。

千歳市の宿には午後5時半に到着。



街中の普通のビジネスホテルという感じです。

夕食です。




6月10日に小樽に上陸してからこの日(6月27日)までで、北海道をほぼ一周し終わりました。

3日後の6月30日に嫁さんが大阪からやってきてこの旅に合流予定なので、28日・29の2日間は、GR86のドライブが楽しい内陸の山道をできるだけたくさん走ろうと思いました。

数日前に、6月29日の「タウシュベツ橋見学ツアー」のキャンセル待ちをかけているので、明日(28日)は、とりあえずそれに合わせて内陸部を東に向かって進んでいくことにしました。

原 宗一郎
Posted at 2023/08/07 17:32:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月26日 イイね!

GR86で行く北海道:シラフラ・せたな町の奇岩・ニセコパノラマライン ~2023年夏の旅(18日目)~

〖18日目:6月26日(月)〗

この日の走行ルートです。



厚沢部(あっさぶ)町から倶知安(くっちゃん)町までの走行距離は293 kmでした。

天気が良くて、海も山もどこを見ても景色がすばらしい一日でした。

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厚沢部町の宿で午前6時朝風呂の後、7時に朝食。



7時半に出発し、国道227号線で日本海まで戻って国道229号線を北へ。

最初の目的地は乙部(おとべ)町の「シラフラ」なのですが、なかなか見つかりません。

それらしいところをぐるぐる走っていて小さな駐車場を見つけました。



掲示されていた観光マップに「滝瀬海岸(シラフラ)」と書かれており、間違いないことを確認。



「シラフラ」です。



「シラフラ」は「白い傾斜地」という意味らしいです。

高さ20mの白い断崖は日本っぽくない美しい風景でした。

下の浜からもっと近くで見たかったのですが、下りていくルートが分かりませんでした。残念。

「シラフラ」から北へ10分程走ったところにある「館の岬(たてのさき)」の手前で国道229号線が通行止めになっていました。



上の写真の中央が「館の岬」で、「東洋のグランドキャニオン」と呼ばれているらしいです。

ネットで迂回路を探すのですが、よくわかりません。

たまたま「館の岬」に来た大型観光バスがとまっていたので、バスの運転手さんに迂回の道を教えてもらいました。

運転手さんは「道がちょっと狭いかもよ~」と言われていましたが、実際に行ってみると新しい立派な道で、迂回に必要だった時間は5分程でした。



やはり地元の情報を知っている方に聞くのが手っ取り早いですね。助かりました。

1時間ほどで、せたな町の「奇岩 親子熊岩」に到着。



海に落ちそうな子熊を親熊が救おうとしているように見えます。

自然にできた岩なのに不思議です。

駐車場から見えたエメラルドグリーンの海がとても綺麗でした。



更に北上を続けて「三本杉岩」へ。



高さ約30mの大きな岩が3本、海から突き出ています。

せたな町の海岸線は80 km近くあり、たくさんのこのような奇岩があります。

すぐ近くにウミネコ(カモメ?)がいました。



顔は横を向いていますが、こっちをにらんでいるようでちょっと怖いです。

午前11時ちょっと前、「道の駅 よってけ!島牧」でトイレ休憩。



小腹がすいたので、朝食で食べ残したおにぎりを食べました。



海を見ながら食べたおにぎりはとてもおいしかったです。

日本海を左に見ながら国道229号線を進みます。



道は空いていて気持ち良く走ることができます。

40分程走って「弁慶岬」に到着です。



灯台がある場所から海を見下ろすと広い岩場がたくさん見えました。



海底の岩場もよく見えるほど、水が透き通っています。



この日はとてもいい天気で、どこで海を見ても本当に綺麗な青色でした(^_-)-☆

午後1時、「道の駅 いわない」に到着です。



昼食を食べたいのですが、この道の駅にはレストランがありません。

Googleの音声検索で「近くのランチ」にヒットしたのが「ぼたん食堂」でした。

道の駅から徒歩4分、レトロな雰囲気が漂う店構えです。



かわいい犬の置物が迎えてくれる席に座りました。



食堂になる前はおそらく喫茶店だったのだろうと思います。

「かしわうどん+生卵のトッピング」を注文。



「うどん」ではなく「そば」が来ましたが、黙っておいしくいただきました。ごちそうさまでした。

道の駅に戻って「ニセコパノラマライン(道道66号線)」へ。

山の中に入ってすぐにパトカーに追いついてしまい、しばらくそのまま走っていくと、私と同年代のライダーが事故に遭っており、そのためのパトカーだと分かりました。
救急車と消防車が先に来ていましたが、現場の雰囲気から幸い大事には至らなかったようです。

そこからは少しだけスピードを上げて楽しいドライブとなりました。



ニセコパノラマラインから道道58号線に乗り換えてすぐに「ニセコお花畑」に到着です。



道路の右側の景色はこんな感じ。あいにく、お花は見えませんでした。



道道58号線をさらに進むと道が細くなります。



それでも運転がとても楽しい山道で、このルートを選んで正解でした。

午後3時前に倶知安町の宿の近くまで来てしまったので、「羊蹄山(ようていざん)」の写真が撮れるいい場所を探して周辺をウロウロしますが、あまりいい写真は撮れませんでした。

諦めて午後4時半にチェックイン。



とてもシンプルな部屋でした。



ここは、今回の旅で泊まった宿の中で唯一、部屋にテレビを置いていない宿でした。

まあなくても問題ないですが、ちょっとビックリです。

宿の前の道を歩いて「羊蹄山」の写真を撮りに行きます。



で、なんとか撮ったのがこれ。



肉眼で見る羊蹄山はとても大きくて、ちょっと圧迫感があるくらいなのですが、写真ではなかなか伝わらないことを改めて認識しました( ̄▽ ̄)

夕食です。



この日はずっと道が空いていて、ストレスなく楽しい運転ができた一日でした。


原 宗一郎
Posted at 2023/08/05 14:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2023年06月25日 イイね!

GR86で行く北海道:函館市内を散策・重内神社の眺望・白神岬 ~2023年夏の旅(17日目)~

〖17日目:6月25日(日)〗

この日の走行ルートです。



函館市から厚沢部(あっさぶ)町までの走行距離は181 kmでした。

函館市内の散策がとても楽しかったです。

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函館市の宿の部屋で午前7時朝食。

近くのローソンで買ってきたサンドイッチとコーヒーをおいしくいただきました。



この日は、まず徒歩で函館散策をしてからGR86で移動しようと考え、宿の女将さんにお願いしてお昼ごろまでGR86を車庫に入れたままにさせていただけることになりました。

部屋で何となくテレビを見たりしていて午前9時に出発し、歩いて「JR函館駅」へ。



以前、家族旅行で駅前のホテルに泊まったことがあり、懐かしい風景です。

函館駅から徒歩1分の「函館朝市どんぶり横丁市場」です。



朝早くから海鮮丼を求めてたくさんの観光客が行列を作ることで有名ですね。

「朝市仲通り」の様子。



日曜日なのでもっと人が多いかと思いましたがそうでもなかったです。

さらに3分歩いて、「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」に到着です。



青函連絡船として1988年(昭和63年)まで運航していた摩周丸が、当時使われていた乗り場に係留されています。

展示室では実物の部品や模型、映像などで青函連絡船の構造や歴史などを学ぶことができます。



おもしろいものがたくさんありましたが、その中で連絡船のスクリューとして使われていた「可変ピッチプロペラ」を初めて知りました。

50年以上前に開発された技術ですが、プロペラの角度を変えることによってエンジン出力を変えずに全速・微速・停止・後進ができる優れモノです。めちゃめちゃおもしろいです。

「ブリッジ(操舵室)」です。



計器がたくさんあるということは、クルマの運転と違って操舵は大変なんでしょうね。

「無線通信室」です。



ここで乗員の方々が働いていた姿が目に浮かびます。

売店のあるスペースの一画に、1954年(昭和29年)に台風で沈没した「洞爺(とうや)丸」に関する詳細な説明がありました。千人を超える死者・行方不明者を出した海難事故です。

なんとなくこのような事故が遭ったことは知っていましたが、改めて丁寧に説明を読みました。

摩周丸の外に出て、船首からの姿も見ました。



とても大きな船でかっこいいです。

「摩周丸」は思っていた以上に見応えがあり、楽しかったです(^^)

この日は「函館マラソン」の開催日で、コース上では給水所などの準備が進んでいました。



そんな中、「金森(かなもり)赤レンガ倉庫」に到着です。



マラソンのために、もうしばらくすると駐車場が閉鎖されるというタイミングだったので人通りが少ないです。

倉庫の中のショッピングモールも閑散としていました。



倉庫前の道を進んで行くと「ラッキーピエロ」があります。



ご当地ハンバーガーで超有名ですね。

お店の前を右折して進んだ先にあるのが「八幡(はちまん)坂」です。

雑誌などでよく見る写真は坂の上から見下ろすアングルですが、下から見上げるとこんな感じ。



坂を上って見下ろしたところ。



やっぱり海が見えるこちらのアングルがいいですね(^_-)-☆

1910年(明治43年)に建てられた「旧函館区公会堂」です。



とても綺麗で立派な建物です。以前の旅行で中は見ているので今回は中には入らずでした。

日差しが強く暑い中、汗をかきながら歩いて元町教会群を見にいきます。

「函館ハリストス正教会」です。1916年(大正5年)建築。



白い壁と緑青(ろくしょう)色の銅板屋根の組み合わせがすばらしいです。

写真の左奥に夜景で有名な「函館山」の山頂が見えます。

この聖堂は拝観献金200円で内部を見学することができます。

写真撮影禁止でしたが、壁に飾られた絵や祭壇を間近で見られてとてもよかったです。

「函館聖ヨハネ教会」です。



上から見ると屋根が十字架の形になっているそうです。

「カトリック元町教会」です。



現在の建物は1923年(大正12年)に再建されたものだそうですが、大きくてかっこいいです。

「金森赤レンガ倉庫」に戻ると、暑い中たくさんのマラソンランナーの方が走っていました。



運河をまたいでショッピングモール間をつなぐ橋の上から見えた風景。



3時間ちょっとのとても楽しい散策を終え、12時過ぎに宿に戻りました。



宿の女将さんにお礼を言って、出発です。

マラソンのための交通規制で混んでいる市街地を抜けて、国道227号線→228号線で函館湾沿いを西へ進みます。

30分程走ったところでトンカツのお店を見つけてお昼ご飯としました。

「ロースカツ定食」です。



3時間ほぼ歩きっぱなしだったのでお腹もすいていて、本当においしかったです。

引き続き、海を見ながらのドライブを楽しみます。



午後2時、知内(しりうち)町の「重内(おもない)神社」に到着です。



お詣りを済ませて拝殿の裏の階段を上ります。

山頂の本殿の横にある展望台からの眺めが素晴らしいです。



海へ伸びるまっすぐな道、津軽海峡とその向こうに青森県の下北(しもきた)半島が見えます。

階段を下りていくとまた少し違う風景がありました。



足元から伸びていく道路がきれいに見えます。

国道228号線に戻ってどんどん進んで行きます。

北海道最南端の「白神(しらかみ)岬」です。



ここからは津軽半島がよく見えました。

岬の海は穏やかでした。



この海の青色が好きです。

ここからは左手に日本海を見ながら松前半島の西岸を北上します。

午後4時半、江差(えさし)町の「海の駅 開陽丸」に到着しました。「道の駅」ではなく「海の駅」です。



「開陽丸」は幕末にオランダで建造された軍艦で、1868年(明治元年)にここ江差沖で座礁・沈没しています。

「開陽丸記念館」の最終入館時刻にはぎりぎり間に合いませんでしたが、外観をじっくりみることができました。



スマートでかっこいいです。

この記念館は船ではなく、船の形をした建物が海の中に建っています。

船首部分です。



いい写真が撮れました。

海沿いの国道はこのあたりから227号線となり、しばらく北上するとそのまま内陸の厚沢部(あっさぶ)町へ続いています。

厚沢部町の宿に到着したのは午後5時半でした。



部屋は広めのツインルームです。



すぐに天然温泉の大浴場へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

かなり熱めのお湯がとても気持ち良かったです。

宿に来る途中にセブンイレブンで買っておいた夕食です。



お昼ご飯にしっかりトンカツ定食を食べたので軽めの夕食にしました。

午前中に函館市内を3時間歩き、疲れていたようで気持ち良く眠れました。

原 宗一郎
Posted at 2023/08/02 16:58:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@ さん 総務省、ですか…。確かに電話と言えばNTTってわけではないから、そのもっと上の省庁になるんですかねぇ。ちょっと笑っちゃいました。私も騙されないように気をつけます(^^)/」
何シテル?   02/21 19:54
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