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原 宗一郎のブログ一覧

2024年10月06日 イイね!

かつうら海中公園・誕生寺・房総半島最南端の野島埼灯台:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(10日目)

GR86旅10日目の走行ルートです。



千葉県大多喜町~東京都西東京市までの走行距離は 220 kmでした。

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10日目:10月6日(日)

大喜多町の宿の部屋でシャワーを浴びてから午前7時半に1階の朝食会場へ。

ビュッフェではなく、おかずの入ったお弁当箱がありそれをテーブルに持って行くスタイルです。



スカスカのおかずでちょっと寂しい朝食でした。

8時半、山の中なので涼しくて気温22℃の中、出発です。

40分ほど走って「かつうら海中公園」に到着です。

GR86をとめた駐車場から海の方へ歩いて行くと海中展望塔が見えました。



上の写真右端が施設の入口で、そこを抜けるとハコフグとイシダイが出迎えてくれます。



通路のすぐ横の岩壁が浸食されて、たくさんの地層がむき出しになっていて面白いです。



通路の下を覗くと海面近くの岩盤に彫られた小さなプールのようなものがあります。



帰り際にチケット売り場のお姉さんに尋ねたところ、昭和30年代頃まで使われていた「いけす」で、漁師さん達が漁に使う生餌を入れていたそうです。

沖合い60 mのところにある展望塔へと続く桟橋です。



橋の上から海の写真を撮っていて、海面に人がいることに気づきました。



ズームしてみると釣り人です



びっくりしました( ̄▽ ̄)

恐らく水深がとても浅い岩盤が広がっていると思うのですが、高波など、危なくないのかな。

海中展望塔に入って階段を下りていきます。



水深8mにたくさんの窓があり、そこから海中の様子を観察できます。



この辺りの海は寒流と暖流の接点にあるため海の生物が豊富なんだそうです。

窓を覗いてみると、すぐ目の前に本当にたくさんの魚が泳いでいました。



これは「イサギ」だと思います。

煮ても焼いても、もちろんお刺身でもとてもおいしい魚です。

他にも「カワハギ」や名前の分からない小魚など、たくさんの魚を見ることができました。



展望塔の中で「おいしそー」という声が飛び交っていたのが印象的でした(^^)

海上にも展望室があり、広々とした太平洋を眺めることができます。



駐車場に戻る途中にある「海の博物館」に寄って行くことにしました。



入口の近くの屋外に展示されている「ツチクジラ」の骨格標本。



屋外展示って珍しいです。

館内はそれほど広くはないですが、たくさんの標本が展示されていした。



ただ、私には情報が多すぎて見せたいポイントが分かりにくかったです。

海中公園から20分程GR86を走らせて「誕生寺」へ。

お寺のすぐ下にある民間の駐車場にGR86をとめました。



曇っていた空も晴れて気持ちいい天気です。

誕生寺は、日蓮聖人ご生誕の地・鴨川に1276年に建立されたそうです。

「総門」です。



「仁王門」へと続く参道の両側に石灯籠が整然と並んでいます。



立派で歴史を感じる仁王門。



更にその奥に大きな「祖師堂」があります。



家族のこと、交通安全を祈願しました。

近くでよく見ると祖師堂はとても手の込んだ造りだと分かります。



思わず見入ってしまいました。



祖師堂から仁王門をみると、陽に照らされた石灯籠の列がとても綺麗でした。



誕生寺は非常に見応えのあるお寺でした。

10時半に出発し、左手に太平洋を見ながら国道128号線を西へ。



休憩で立ち寄った「道の駅 鴨川オーシャンパーク」から丸い水平線が綺麗に見えました。



ちょうど正午に「野島埼灯台」到着、港のすぐ横の駐車場にGR86をとめました。



灯台までは歩いて3分。



房総半島の最南端にある灯台で、建物は珍しい八角形です。



青い空に白い灯台がよく映えてかっこいいです。

てっぺんからの景色も素晴らしかったです。



こっちは西の方角の景色。



天気がいいので青い海と青い空が本当に綺麗です。

駐車場への帰り道にあった食堂でお昼ご飯にしました。



「お刺身定食」と「あじアジ定食」で散々迷ってお刺身定食を注文。



カツオ・マグロ・ブリ・タイ・アジ、どれも大変おいしかったです(^_-)-☆

午後1時過ぎに出発し国道128号線で海岸線を西へ、そして県道86号線で内陸部を北へ進みます。

館山市で国道127号線に乗り換え海岸線に出て、更に北上し「富津(ふっつ)中央IC」で高速に乗り、「東京湾アクアライン」へ。

午後3時過ぎに「海ほたるPA」に到着です。



海ほたるPAの駐車場は前向き駐車用スペースが多いのですが、フロントスポイラーをぶつけてしまうかもしれず、縦列駐車のスペースを見つけてGR86をとめました。

せっかくなので海の上からの景色を楽しみます。

まずは、川崎市の方向です。



遠くにたくさんのビルが建っているのがみえました。

木更津方面です。



こっちの方が見てて面白かったです。

セブンイレブンで買ったコーヒーを飲んでから出発し、午後5時過ぎに西東京市の次男のアパートに到着しました。

息子に譲った86とも久しぶりの再会となりました。



相変わらずカッコイイです。

夜は二人で近くの居酒屋に行って、この旅のこれまでの出来事、息子の東京での生活や仕事のことなどゆっくり話をしました。

楽しい時間でした(^o^)丿

原 宗一郎
Posted at 2024/11/06 14:38:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月05日 イイね!

牛久大仏・鹿島神宮・犬吠埼灯台:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(9日目)

GR86旅9日目の走行ルートです。



茨城県土浦市~千葉県大多喜町までの走行距離は 206 kmでした。

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9日目:10月5日(土)

土浦市の宿で朝風呂の後の朝メシです。



先日のいわき市の宿と同様、この宿でもイワシの煮付けがありとてもおいしかったです。

外の小雨と車の流れを見ながら、ゆっくり食べます。



午前9時ちょっと前に出発して20分ほどで「牛久(うしく)大仏」に到着です。



本降りになった雨の中、開館時刻の9時半までGR86の中で待機。

待っている間に雨も上がり、チケットを買って入場です。



巨大な大仏様を見ながら順路を進んで行くと頭の模型がありました。



説明書きに「大仏様のお頭は、この模型1000個分のボリュームに相当します」と書かれていますが、「そう言われてもなぁ…」という感じです(~_~)

大仏としては世界最大の120メートル。



真下から見ると、ゆっくりとこっちへ倒れてきそうな軽い恐怖感を覚えます。



大仏胎内2階にあった建設工事の進捗を示す写真です。



なるほど、という感じです。

2階からからエレベーターで地上85 mの展望台へ上がると胸の部分の3本の窓があります。



ついさっき、地上で大仏の正面から歩いてきた道が見えました。



ただ、窓はとても細くて周囲の景色が見渡せるというわけではありません( ̄▽ ̄)

再びエレベーターで3階に下りると、永代供養の胎内仏が並んでいます。



視界いっぱいに金色の胎内仏が並んで、見たことのない光景です。



大仏から駐車場へのんびり歩いて帰る途中、綺麗な庭園がありました。



そしてお土産屋さん。



私は関西在住ですが、以前から牛久大仏は気になっていて今回来られて良かったです。

10時半に出発、旧鹿島海軍航空隊の関連施設跡を目指します。

施設跡は「霞ヶ浦」に面した場所にあり、湖に向かう道は細くて対向車が来ないか不安になるレベルです。



しかし、結局目的地を見つけることができず、諦めて湖のほとりで写真だけとることにします。



風が強く、海のように波が押し寄せていました。

11時半、「鹿島神宮」近くの駐車場に到着です。



小雨の降る中、表参道をゆっくり歩いていきます。



途中、良さげなお蕎麦屋さんがあったので、お昼ご飯は帰りに蕎麦を食べることにしました。

鹿島神宮は紀元前660年の創建と伝えられており、由緒と歴史の長さでは別格の存在で、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社だそうです。

「大鳥居を」くぐって…。



あいにく「楼門」は改修工事中で見られず残念です。



実際はこんな感じの美しい楼門です。


(画像は鹿島神宮の公式Websiteよりお借りしました)

楼門を過ぎると参道の右手に「拝殿」があります。



少しの間順番を待って、家族のこと・旅の後半の安全をお願いしました。

そこから300m程続く「奥参道」は鬱蒼とした巨木に覆われています。



途中にあった「鹿園」です。



鹿は神の使いとして大切にされているそうで、親子連れが楽しそうに餌をやっていました。

「奥宮」に到着です。



歴史を感じさせる厳かな雰囲気で、先程と同様にお祈り。

そこから緩やかなスロープを下りていきます。



「御手洗池(みたらしいけ)」です。



ちょっと変わった雰囲気の池です。

昔は参拝の前に身を清める禊(みそぎ)をした神聖な場所で、現在でも毎年1月に200人もの人が池に入って大寒(だいかん)禊を行うそうです。

すぐ横の水路で大きなザリガニを見つけてちょっと得した気分になりました。



来た道を引き返して参道まで戻り、先程見つけたお蕎麦屋さんへ。

「山菜そば」を注文。



運ばれてきた蕎麦のおつゆの色を見て、ここは関東だったと気づきますが見た目ほど醤油味が濃いわけではなくおいしくいただけました。

上の写真右のサービスでいただいた辛子酢味噌のこんにゃくもうまかったです。

午後1時に出発して国道124号線を南下、「銚子大橋」を渡って千葉県に入ります。



「犬吠埼(いぬぼうさき)」到着は午後2時半でした。



岬の駐車場は基本無料のようです。

「犬吠埼灯台」までは徒歩3分。



1874年(明治7年)につくられた高さ約32メートルのレンガづくりの西洋式灯台は、すっきりした佇まいです。

灯台内部の99段の螺旋(らせん)階段を上ると広々とした景色がありました。



眼下には白い波が、曇っていてちょっと残念ですが遠くには太平洋の丸みを帯びた水平線が見えます。



めちゃくちゃ風が強かったですが、寒くはなかったです。

午後3時に出発。

海に近い県道30号線をひたすら南下し、4時過ぎに「九十九里浜」に到着です。

土曜日といえど午後の中途半端な時間、しかも雨なので駐車場はガラガラです。



とりあえず海を見に砂浜へ。



海からの強い風で白い波が二重に押し寄せ、さすが外房という感じです。

滞在時間は3分でした。

更に海沿いの県道を南下し、一ノ宮町からは内陸方面へ。

住所でも電話番号でもGR86のナビでは探せず、山の中でちょっと道に迷って大多喜町の宿に着いたのは午後5時半でした。

フロントの方は慣れていないのか、大浴場やエレベーターの場所の説明もなくいろんな意味で今回の旅で一番ハズレの宿でした。料金は一番高かったのですが(-_-メ)



ゴルフ場に隣接した古いリゾートホテルで、奥に小上がりのついた無駄に広いツインルームです。

写真はありませんが、大浴場も暗くてサウナ室のドアには「物置」と書かれていました。

気を取り直して、犬吠埼の売店で買っておいたお弁当で夕食です。



お弁当がとてもおいしかったのがせめてもの救いとなりました。

まあ、いろいろなところを旅しているとたまにこんなこともありますね…。

原 宗一郎
Posted at 2024/11/04 10:54:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月04日 イイね!

水戸市の偕楽園・国営ひたち海浜公園・表筑波スカイライン:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(8日目)

GR86旅8日目の走行ルートです。



栃木県真岡市~茨城県土浦市までの走行距離は 166 kmでした。

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8日目:10月4日(金)

真岡(もおか)市の宿で午前5時半起床、この日の走行ルートと宿を決め、そして翌日の宿も予約。

ガラガラの大浴場で朝風呂を浴びて、7時過ぎに朝ごはんです。



納豆、生卵、明太子、海苔、梅干し、そしてみそ汁と白米。

おいしかったです(^-^)

この宿の客は、いわゆるガテン系の方が多いのですが、皆さん米ではなくパン食でちょっと意外でした。

8時半に出発し、「笠間稲荷神社」には9時過ぎに到着です。

平日朝の街は静かです。



立派な大鳥居です。



参道のお店は閉まっていました。



参道に沿って稲荷大神のお使いである狐の石像が並んでいます。



「楼門」です。



笠間稲荷神社の創建は651年とされている由緒ある神社で、日本三大稲荷の一つと言われています。

GR86をとめた駐車場の方によると、日本三大稲荷のある京都府(伏見稲荷大社)と愛知県(豊川稲荷)から御朱印長を持ったたくさんの人がやって来るとのことでした。

「拝殿」も立派でかっこいいです。



人のいない静かな空気の中、家族のことと交通安全をお祈りしました。

「総門」はとても古い造りのままです。



門の中の天井も古い雰囲気です。



調べてみると1816年に再建されたものでした。

午前10時前に出発して国道50号線を東へ進むこと40分程で、水戸市の「偕楽園」に到着です。



偕楽園から少し遠い駐車場に来てしまったようで、近くにいた方に道を教えてもらってぶらぶら歩いて行きます。



10分ほどで到着です。



偕楽園は「日本三名園」の一つで、1842年に水戸藩主 徳川斉昭(なりあき)が造園しました。

案内図によると庭園の半分ほどが梅林となっているようです。



下の写真の正面の通路の右側が梅林ですが、あいにく10月は見頃ではありません。



「好文(こうぶん)亭」に行ってみることに。

随分奥まったところにあり、ここから入るようです。



チケットを買って進んで行くと立派な木造のお屋敷があります。



1842年創建ですが、現在の建物は昭和30年~40年代に再建されたものです。

靴を脱いで玄関を上がり、1階の「つつじの間」です。



ふすまに描かれた大胆な色使いのつつじが美しいです。

狭くて薄暗い廊下は歴史を感じさせてくれます。



「東塗縁(ひがしぬりえん)広間」です。



とても広い板張りの部屋で、庭が良く見えます。

階段を上っていくと、2階には藩主の護衛の侍用の小さな控室があるだけで、すぐに3階へと続いています。

3階の「楽寿楼(らくじゅろう)」です。



3階からは、偕楽園の庭園とその向こうに「千波(せんば)湖」が見えます。



ここで突然のにわか雨に降られ、15分ほどの雨宿りとなりましたが、この風景を眺めているうちに時間はすぐに過ぎました。

偕楽園の庭園は期待していたよりこじんまりしていましたが、好文亭はその造りや装飾がとても良く見応えのあるところでした(^^)/

先日訪れた兼六園(金沢市)、お盆に家族と行った後楽園(岡山市)と合わせて、この偕楽園で日本三名園はコンプリートです。

雨もやんだので、千波湖の湖畔まで歩いてやって来ました。



思いがけずとても広い湖で、空もすっかり明るくて気持ちいいです。

すぐそばで水戸黄門こと、徳川光圀公も湖をご覧になっておりました。



10初旬とはいえこの時の気温は34℃とめちゃくちゃ暑く、GR86に戻って汗だくのシャツを着替えての出発となりました。

偕楽園から1時間ほど走って「国営ひたち海浜公園」到着は午後1時。



入場ゲート前にあった案内図です。



あまりに広くてどうしようかと思いましたが、暑さと時間を考えて今回は地図の水色のエリア「みはらしの丘」を中心に見ることにします。

入場ゲートです。



園内に入り、方向としては海に向かって東に歩いて行きますが、思ったより人が少なかったです。

この時期、みはらしの丘のメインは「コキア」で夜はライトアップされるようです。



ライトアップは別料金です。

みはらしの丘に近づくとたくさんの花が咲いていてとても綺麗です。



更に進むと辺り一面がコキアに覆われます。



ほとんどがまだ緑色ですが、一部赤く色づいているところもあります。



丘の頂上までやって来ました。



みはらしの丘がめちゃめちゃ広いことが分かります。

東を見るとすぐ近くに太平洋とその水平線が見えます。



東西南北、どちらを見ても解放感のある景色が良かったです。

それにしても気温は相変わらず34℃で参りました(>_<)

汗をかきながら駐車場に戻り、午後2時過ぎに出発。

しばらく走って「幸楽苑」を見つけ、遅いお昼ご飯とします。



「中華そば」です。



汗をかいた体に醤油味が染みわたりました。

これで税込490円は驚異的です。

ここから「表筑波スカイライン」へ向かいます。

国道6号線で南へ進み、ナビに従って県道7号線→42号線と乗り継いだのですが、この県道42号線が最悪でした。

表筑波スカイラインに近づくと道幅が極端に狭くなり車1台がやっとで、さらに急勾配と、二度と通りたくない道でした。

表筑波スカイラインは中央線も引いてあって適度なコーナーも多く楽しく走れる道でした。



ただ、ここは地元の走り屋さんだらけで、すれ違うクルマのスピードと迫力が明らかに普通じゃなかったです。

私が見た観光案内のWebsiteには「筑波山を眺めながら爽快な気分で走れる稜線のドライブルート」と書かれていたのに一体どうなっているのかと思い、途中にあった駐車場で20代前半と思われる地元ナンバーの走り屋さん3人に声をかけて聞いてみました。

教えてもらった情報は以下のようなもの
・この道は走り屋が多く、スピードがすごいし事故も多い
・特に夜は危険なので絶対おすすめしない
・二輪は乗り入れ禁止だがたまに走ってることがあり、二輪の事故も多い
・頭文字Dの舞台になったと聞いたことがある

とても勉強になりました( ̄▽ ̄)

3人の走り屋さんとは、お互いに「運転、気を付けて!」と言って別れました。

見晴らしの良い駐車場でした。



その後はそのまま山を下って土浦市の宿到着は午後6時でした。



大浴場は広く、サウナや水風呂も充実してました。


(画像は楽天トラベルの公式Websiteよりお借りしました)

昼食が遅かったので軽めの夕食です。



テレビのローカル番組でローカルなニュースを見ながらいただきました。

10月だというのに本当に暑い一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/11/01 19:38:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月03日 イイね!

いわき石炭・化石ほるる→袋田の滝→東武ワールドスクウェア:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(7日目)

GR86旅7日目の走行ルートです。



福島県いわき市~栃木県真岡市までの走行距離は 241 kmでした。

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7日目:10月3日(木)

午前6時起床、すぐに大浴場で朝風呂の後、朝食です。



ビュッフェでは珍しいイワシの煮付けがあり、白いご飯と相性抜群でした。

カレーも少しいただきました。あると食べてしまいます。

雨の中、8時半すぎに出発し、9時前に「いわき石炭・化石ほるる」に到着です。



駐車場でしばらく待つうちに雨も止み、開館時間の9時に入館。

平日の朝イチなので、貸切状態です。



化石展示室は広くて明るい感じでとてもいいです。

首長竜(くびながりゅう)の一種、プリオサウルスの実物化石は迫力があります。



首長竜なのに首が短いですが、その代わり頭が大きくて1mくらいあります。

いわき市からもたくさんの恐竜の化石が見つかっているそうです。



いわき市でみつかった化石とその恐竜の説明があり、面白かったです。



順路通りに進んで行くとエレベーターがあり、乗り込むと行き先は「坑道」だけです。



エレベーターを降りるとそこは暗い坑道でした。

いわき市を中心とする「常磐(じょうばん)炭田」は幕末に発見され、明治~昭和にかけて栄えたそうです。



坑道内がいくつかの枠で区切られていて、石炭の採掘方法が人力から大掛かりな機械へと進化していく過程を見ることができます。

人が掘って人が運ぶ時代。



人が掘って機械が運ぶ時代。



機械が掘ってそのまま機械が運ぶ時代。



非常に分かりやすいです(^◇^)

炭鉱を経営する会社が設置していたた「世話所」です。



炭鉱で働く人たちに月給を支給するところですが、伝染病の予防や家庭内不和の仲裁などもしていたそうです。

売店は化石から福島のお酒まで、充実した品ぞろえでした。



きれいな黒曜石でできた矢じりがあったので、アクセサリーづくりが趣味の娘へのお土産に買いました。



10時に出発して国道6号線を南下、茨城県高萩市で国道461号線に乗り換えて内陸方面へ。

山の中の道は空いてました。



「袋田の滝」到着は正午でした。



駐車場から滝までは少し歩きます。



案内板がありました。



先日行った新潟県の清津峡のようにトンネルを歩いて行くようです。

チケットを買って入ったトンネルの中は色鮮やかでした。



トンネルの途中にあった吊橋から見た滝です。



とても大きくて、黒い岩肌とそこを流れる白い水のコントラストが綺麗です。

もう少しトンネルを歩いて「第1観瀑台(かんばくだい)」です。



本当に目の前に滝があってすごい圧迫感です。



「第2観瀑台」へはエレベーターで上ります。



ここまで上ってきてやっと滝全体が見えました。



一番下は木々で隠れていますが、全部で四段です。

袋田の滝は初めて見ましたが、これほど大きな滝とは予想していませんでした。

いい意味でびっくりです(^O^)/

トンネルの往きはスルーしていた「恋人の聖地」も覗いてみました。



綺麗ですが、「ふ~ん」という感じです。

この日で、日本三名瀑と言われる「那智の滝」(和歌山県)、「華厳(けごん)の滝」(栃木県)、「袋田の滝」(茨城県)をコンプリートです。

帰り道に、店先の炭火で焼いているおいしそうなお団子を見つけて食べていくことに。



見た目よりずしりと重い「よもぎだんご」です。



よもぎのほのかな甘みと香ばしい焼きみそがよく合っておいしかったです。

午後1時前に出発して国道461号線を更に西に進みます。

山の中の道はどこもすいていて流れが速く、楽しく走ることができます。

午後2時半に「東武ワールドスクエア」に到着です。



ここには、世界中の建築物や遺跡を1/25のスケールで再現したミニチュアが展示されています。



園内は、日本・アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど、6つのエリアに分かれています。

入場ゲートをくぐると最初に見えるのが「東京スカイツリー」です。



実物を見たことがないのですが、大きさ以外は写真や映像でみたものと同じです。

「東京駅」です。



「丸の内北口」にたくさんの人がいます。



建物も人もとてもリアルでよくできています。

ニューヨークの高層ビル群。



どれも見た記憶がある形で、写真で見ると更に本物っぽいです。

バチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」です。



広場にたくさんの人が集まっている雰囲気がよく出ていています。

イタリアの「ピサの斜塔」。



よく見るとここにも人が…。



カンボジアの「アンコールワット」のミニチュアを見て、死ぬまでに実物を見に行きたいと真剣に思いました。



「敦煌(とんこう)」です。



人と比べると石像の大きさが良く分かります。

テーマパーク全体の雰囲気はこんな感じです。



上の写真中央は、北京の「故宮」です。

東武ワールドスクウェアのミニチュアが本当によくできていてリアリティがあります。

立体を間近でみることができるので、写真や映像では分かりづらい全体のサイズ感やバランスがよく分かり想像以上に楽しかったです。

午後3時半すぎに出発し、栃木県真岡(もおか)市の宿には5時半の到着でした。



ちょっとレトロなビジネスホテルですが、大浴場は全面白タイル張りの明るいお風呂でとてもよかったです。


(画像は楽天トラベルの公式Websiteよりお借りしました)

夕食です。



菊水ふなぐちがアルコール19%で、一口飲んで「んっ!」ってなりましたが、おいしかったです。

ちりめんご飯はお茶と一緒においしくいただきました。

たくさん走って、たくさん観光をして疲れていたのか、7時過ぎに寝てしまいました
(^-^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/30 21:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月02日 イイね!

塔のへつり・白虎隊十九士の墓・会津さざえ堂・五色沼湖沼群:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(6日目)

GR86旅6日目の走行ルートです。



福島県南会津町~いわき市までの走行距離は 231 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

6日目:10月2日(水)

この日の南会津町の宿は、朝は大浴場が使えないので部屋のシャワーを浴びて朝食です。



全ての盛り付けが綺麗にできて、うれしいです。

午前8時半、気温19℃と涼しい空気の中、出発。

30分程走って「塔のへつり」に到着です。



まだ開店前のお土産屋さんの前にGR86をとめさせてもらいました。

「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」という意味で、岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれているそうです。



この岩壁は100万年もの時間をかけて侵食と風化の繰り返しでできたもので、国の天然記念物です。

自然の営みを感じさせてくれます。

橋を渡って近づいてみます。



一部分だけ大きく浸食されていて面白い形です。



この部分だけ柔らかい地層かなにかだったのでしょう。

浸食部分を歩いて先に進みます。



その奥の石段を上ると「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」と書かれていました。



格子の間から覗いてみましたが、暗くてよく見えませんでした。

後で調べてみると、知恵や福徳をもたらす菩薩さまとのことでした。

もう少し季節が進むと、この辺り一帯が紅葉に包まれて更に見応えのある景色になるようです。

9時過ぎに出発し、国道121号線を北へ進み「飯盛山」到着は10時ちょっと前でした。

とあるお土産屋さんの駐車場にGR86をとめました。。



駐車場は無料だからお店で何か買っていってくれ、というやつです。

写真中央の長い石段を上ったところに「白虎隊(びゃっこたい)十九士の墓」があります。



白虎隊は幕末の戊辰 (ぼしん)戦争期に16~17才の会津藩士の子弟で編成された少年部隊で、1868年、新政府軍との戦い後にここ飯盛山に敗走し自刃(じじん)したことが広く知られています。

石段の横に「飯盛山動く坂道」というのがあり、せっかくなので利用してみました。

料金は250円、高いのか安いのかよく分かりません。

上からは会津若松市の街並みがよく見えました。



順路に従って少し歩いたところにある「白虎隊士の自刃の地」に、鶴ヶ城(会津若松城)の方角を指し示す白虎隊士の石像があります。



新政府軍に追われて飯盛山に敗走して来た白虎隊士たちが、この場所から自分たちの城が煙に包まれているのを見て自刃したというのが通説のようです。

続いて白虎隊十九士の墓へ。



ここを訪れる多くの人たちと同じように私もお墓の前で手を合わせました。

次は白虎隊のお墓から少し下ったところにある「会津さざえ堂」です。

木造二重螺旋(らせん)構造という変わった建物で、外観のインパクトがすごいです。



1796年建立の高さ16.5 m、六角三層のお堂で、正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」だそうです。

入口の造りも非常に立派です。



入ってすぐのところ。



らせん状の通路を上ります。



こんな歴史のある木造の建物ですが、土足のまま入ることに少し驚きました。

3階の天井を見ると、六角の建物であることがよく分かります。



下りるときは上ってきた通路を引き返すのではなく、別の通路です。



二重螺旋構造によって、上りと下りがそれぞれ独立した一方通行の通路になっていてとても興味深いです。

昔は通路に西国三十三観音像が安置されていたそうで、上りと下りを独立させることでよりたくさんの参拝者が安全にお参りできるようにと考えられたとのことです。

さざえ堂から出て順路に従って進むと「戸ノ口堰洞穴(とのぐちせきどうけつ」」があります。



猪苗代(いなわしろ)湖の水を会津盆地に引くために掘られた洞穴で用水堰は全長31 kmです。

1641年に通水した歴史ある用水堰で今も大量の水が勢いよく流れています。



「白虎隊記念館」も覗いてみました。



館内撮影禁止でしたが、白虎隊をはじめとして戊辰戦争関連の史料がたくさん展示されていました。

ただ、勉強不足の私にはちょっと難しく、ある程度の背景知識をもってみたほうがより楽しめると思います。

駐車場を借りたお土産屋さんで嫁さんと娘にと、とちもち・くるみゆべしをお土産に買い、11時過ぎに出発。

県道7号線を走っているときに「磐梯山(ばんだいさん)」がきれいに見えました。



正午、「五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)」に到着です。



ここまで走って来た国道459号線は車の流れも速く、コーナーも多くて運転が楽しかったです。

五色沼湖沼群は、明治時代に磐梯山の噴火によってできた大小30ほどの湖沼の総称です。

「毘沙門(びしゃもん)沼」にあった案内図によると自然探勝路は全長が4 kmとのこと。



時間も限られているので一番近い「赤沼」まで、約1.2 km歩いて引き返すことにします。

歩き始めてすぐ、広い毘沙門沼とその遠く向こうに磐梯山が見えました。



とてもいい景色です。

穏やかで、綺麗な緑色の水面がありました。



一つの沼でも場所によって雰囲気が随分変わります。

浅いところに鯉が群がっています。



ここに鯉がいることを知っている観光客が餌をやっているのでしょう。

小さな川があったので魚がいないか覗き込んでいると、上の木から何かがポチャンと落ちてきました。



よく見ると鮮やかな緑色をしたカエルでした。

20分ほど歩いて赤沼に着きました。



予想に反して赤沼は明るい緑色の沼でした( ̄▽ ̄)

気温は高かったですが木陰は涼しく、往復40分の気持ち良い散策となりました。

毘沙門沼に戻ると、ちょうど貸しボートが一艘乗り場からを離れるところでした。



陽に照らされて暑くないのかと思いましたが、水面近くは意外と涼しいのかもしれません。

時刻は午後1時前、「レストハウス五色沼」さんでお昼ご飯です。

「喜多方ラーメン」を注文。



思ったより塩味がきつくなく、麺もモチモチでとてもおいしかったです。

お腹もいっぱいになって、次の目的地「高屋敷稲荷神社」へ向かいます。

途中、右手に猪苗代湖を見ながら国道49号線を進み、午後2時半到着です。

参道には約100基の鳥居が並んでいます。



戦前は約4,000基もの鳥居が最寄りの「舞木(もうぎ)駅」まで連なっていたそうです。



いつものように家族の健康・旅の残りの安全をお願いしました。



放し飼いの烏骨鶏(うこっけい)が境内を歩き回っていました。



烏骨鶏の餌がはいったガチャガチャのマシンがあり、無料の専用メダルも置いてあります。



ちょうど親子連れがやってきて、子供たちが楽しそうに餌をやっていました。

私はそれを見ながら、これもサービスの麦茶をいただきました。



暑かったので、冷たい麦茶がありがたかったです。

午後3時に出発し、2時間ちょっとの間楽しく山道を走って、いわき市内の宿到着は5時半でした。



こういう広い駐車場がガラガラの時、どこにGR86をとめるか結構悩んでしまいます
(>_<)

部屋はこんな感じでした。



すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

天然温泉のお湯で疲れを癒しました。

夕食です。



焼き鳥がおいしかったですが、もも串はタレではなく塩が良かったです。少しだけ残念…。

盛りだくさんの一日でした(^^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/28 16:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@ さん 総務省、ですか…。確かに電話と言えばNTTってわけではないから、そのもっと上の省庁になるんですかねぇ。ちょっと笑っちゃいました。私も騙されないように気をつけます(^^)/」
何シテル?   02/21 19:54
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