GR86で大阪から明石海峡大橋経由で四国へ渡り、徳島県→高知県→香川県を回って瀬戸大橋から戻って来る旅。
6日目(最終日)の走行ルートです。
香川県坂出市~大阪府の自宅までの走行距離は 271 kmでした。
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6日目:5月18日(日)
坂出(さかいで)市の宿で6時起床、すぐに大浴場で朝風呂を浴びて7時に朝食です。
前日の夕食が軽かったので、お腹いっぱい食べました。
天気は薄曇り、気温26℃、8時ちょうどに出発し、すぐに坂出北ICから瀬戸中央自動車道へ。
「南備讃(みなみびさん)瀬戸大橋」を渡っているところです。
すぐ先に「北備讃瀬戸大橋」が続いているので、主塔が3基連なって見えています。
「与島PA」に寄り道です。
たった今渡ってきた橋を間近で見ることができました。
2つの橋が繋がっていて、スケールがでかいです。
与島PAは今回初めて来ましたが、おススメです。
あっという間に瀬戸大橋を渡り切って「児島IC」で降り、「鷲羽山(わしゅうざん)展望台」へ向かいます。
途中、「下津井(しもつい)瀬戸大橋」のすぐ横で記念撮影です。
鷲羽山展望台からの景色。
下は先ほどGR86の写真を撮った下津井瀬戸大橋です。
展望台は広くて、更に先に歩いて行くとこんな角度から橋を見ることもできます。
駐車場に戻る途中で、たまたま瀬戸大橋を渡るJRの列車をみることができました。

(写真の一部を切り抜いて拡大しています)
次に瀬戸内海を右手に見ながら国道430号線で向かったのは「王子が岳」です。
山頂にある展望台。
広々とした瀬戸内海を見渡すことができます
ここ王子が岳は海からの風に乗るパラグライダーの有名なスポットで、この日もたくさんの人たちが楽しんでおられます。
空の上は気持ちよさそうで、私もやってみたくなりました。
次は私が高校卒業まで住んでいた岡山県玉野市へ。
「渋川海水浴場」の駐車場にGR86をとめて、その周辺を散策しました。
渋川地区には8歳まで住んでいて、ローカルバス会社「両備バス」のこの停留所からバスで小学校に通っていました。
父親が勤めていた「日比(ひび)精錬所」。銅の精錬がメインです。
当時は「三井金属鉱業㈱ 日々精錬所」でしたが、現在は三井金属の子会社になっているようです。
「玉野市立渋川保育園」がまだありました。
私が通った保育園なのですが、当時の建物はこんなに立派ではなく場所もここではありませんでした。
渋川海水浴場に戻ってきました。
当時住んでいた家から徒歩10分足らずのところです。
物心ついた時から中学生まで、この海で数えきれないくらい泳ぎました。
こちらも頻繁に来ていた、思い出いっぱいの「玉野海洋博物館」です。
現在は「渋川マリン水族館」という名前になっています。
建物の中はとてもきれいで、いい雰囲気でした。
約180種2000点の海洋生物を飼育展示しているそうです。
大きな「ハナミノカサゴ」がいました。
「キタオットセイ」がプールで勢いよく泳いでいます。
すぐ横の小さなプールに人だかりがあるので行ってみると、「ゴマアザラシ」のショーをやっていました。
健気に一生懸命芸をするアザラシはとてもかわいいです。
ただ、ここは以前「フンボルトペンギン」のプールだったのでペンギンが見られず少し寂しい思いでした。
渋川海水浴場周辺は、すべてがとても懐かしいものばかりでとても楽しい時間でした。
午前11時半に出発し、玉野市内の懐かしい街並み抜けて国道2号線へ。
お昼時の2号線は空いていて、いいペースで東へ進んで12時半すぎに瀬戸市内でお昼ご飯としました。
看板には「や」としか書いておらず、お店の名前はわかりませんでした( ̄▽ ̄)
五目そば豚骨醤油味です。
具だくさんで、もっちりとした麺がとてもおいしかったです。
この旅の最後の目的地、姫路市の「トリノミュージアム」到着は2時半ちょっと前でした。
自動車の博物館なのでなんとなく広い倉庫のような建物を想像していたのですが、7階建てのビルの中でした。
ビルの1階~4階は駐車場となっており、3階にGR86を駐車。
エレベーターで7階に上がるとおしゃれなエントランスがあります。
展示ゾーンに入ってすぐのところにある「フェラーリ 288GTO」(1985年)は、国内唯一の現存車体だそうです。
ビルの中なのでスペースは限られていますが、たくさんの鏡を使って効果的に展示されています。
「フェラーリ 308GTS」(1980年)。
鮮やかなイエローがとてもいいです。
308GTSのすぐ隣に「308GTB」があります。
こちらはレッドで見慣れたカッコよさです。
この展示ゾーンは立体駐車場をリノベーションして作られているそうで、そこに数十台のヴィンテージカーが並べられています。

(画像はトリノミュージアムの公式Websiteよりお借りしました)
こちらは「フェラーリ 365GTB/4」(1970年)です。
V型12気筒エンジンを見せてくれる展示がすばらしい。
「ランボルギーニ トラクター R2」(1965年)です。
ランボルギーニが元々は農業用トラクターの製造会社だったことは有名ですが、実物のトラクターを見たのはこの時が初めてだと思います。
「ランボルギーニ ミウラ」(1968年)
子供の頃、スーパーカー・ブームで大人気でした。
ちょっと変わり種で「スネークモータース 196RS 北野スペシャル」(2007年)です。
世田谷ベースから生まれたブランドで、この車は会長の北野武氏による特注だそうです。
こういうブランドがあることを初めて知りました(^^)
ちゃんと日本車もとありました。
フェアレディは「Z432」(1970年)です。
古き良きアメリカを感じる「フォード サンダーバード」(1955年)。
このフロント部分の独特のデザインがなんとも言えません。
トリノミュージアムでたくさんの名車をじっくり見て回り、充実した時間を過ごすことができました。
3時過ぎに出発し、最寄りの「山陽姫路東IC」から山陽自動車道に乗り、一気に大阪府の自宅まで走って到着は5時過ぎでした。
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今回の旅のデータをまとめました。
日程:2025年5月13日(火)~18日(日)
日数:6日間
総走行距離:1,073 km
GR86のドライブインフォメーションです。
総運転時間は30時間なので平均5時間/日となり、これまでの旅とおおむね同じでした。
旅の全走行ルートです。
GR86はどこを走っても楽しいのですが、高知市内から徳島県の大歩危・小歩危へ向かう国道32号線で山の中を走るのが特に楽しかったです。
平均燃費:12.3 km/L
使ったお金: 約92,000円
内訳の概算: 宿泊 39,000円
ガソリン 17,000 円
観光 11,000円
食費 13,000円
お土産 5,000円
有料道路 7,000円
お土産はこれだけです。
桂浜で買ったものですが、それ以降はすっかりお土産のことを忘れていて買ってません。
今回の旅は6日間と、私にとっては短いものでしたが、これまでの86旅と同様に本当に楽しいクルマ旅でした。
2か月ほど前からの腰痛を心配して短めに設定しましたが、それほどひどくならず無事に終えることができました。
次回の旅はもう少し長めにできそうかなと思っています。
ブログを読んでいただきありがとうございました(^^)/
原 宗一郎