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原 宗一郎のブログ一覧

2023年06月19日 イイね!

GR86で行く北海道:摩周湖 → 屈斜路湖 → 阿寒湖 ~2023年夏の旅(11日目)~

〖11日目:6月19日(月)〗

この日の走行ルートです。



弟子屈(てしかが)町から釧路市までの走行距離は179 kmでした。

道東の湖をハシゴしました。

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弟子屈町川湯温泉の宿で午前7時に大浴場へ。



7時半、朝食です。



素朴な感じでホッとする朝ごはんでした。

朝からずっと降っていた雨が8時半ごろやみましたが、体の疲れがまだぬけないのでいつもよりかなり遅めの9時半過ぎの出発としました。

宿から10分で「硫黄山(いおうざん)」に到着です。

アイヌ語で「アトサヌプリ」、意味は「裸の山」だそうです。



駐車場で、硫黄山のチケットは摩周湖第一展望台の駐車場と共通だと教えられました。

駐車場から見えた白い噴煙に近づいて行くとたくさんの黄色い噴気孔があり、硫黄の独特のにおいが立ち込めています。



非日常を感じます。

次に、昨日は霧で見えなかった「摩周湖」に行きます。

昨日とは逆のルートで「摩周湖第三展望台」側から道道52号線を上ります。

相変わらず走るのがとても楽しい道なのですが、上るにつれて霧が出てきました。



第三展望台のあたりは霧がひどく、スルーして「第一展望台」へ。

駐車場入口で硫黄山の駐車場チケットを見せた際、係りの方に「第三はだめだったでしょ?第一は見えるよ~!」と嬉しそうに言われました。



ベストではないですが、穏やかな湖面と「カムイシュ島」がよく見えました。



来たかいがありました。

「摩周湖カムイテラス」で嫁さんへのお土産に「流氷ドラフト網走ビール」を購入。



どんな色のビールなのか、下の写真は後日自宅で飲んだ時のものです。



色は「う~ん、確かに青だけど…」という感じですが、味はちょっと甘みがあっておいしかったです。

第一展望台から道道52号線を南に下り、国道391号線→243号線で「屈斜路湖」へ向かいます。

まず、湖のほとりにある露天風呂「コタンの湯」へ。

11時過ぎ、ちょっと迷って見つけました。



本当に湖のほとりのぎりぎりのところです。

写真右側の小屋が男性用脱衣所、左側が女性用のようです。

お風呂の水面と湖面がほぼ同じ高さなのが分かります。



冬になると目の前に白鳥が浮いていたりするそうです。

手を浸してみると、とてもよさそうなお湯加減でした。



私がここに来た時、私より少し若い年代の二人連れがいて珍しそうに写真を撮っていました。話しかけてみたところ、香港から来られたご夫婦で2週間のレンタカーでの北海道旅行を楽しんでいるところでした。お互いの旅の幸運を祈って別れました。

「コタンの湯」は結構穴場的なところと思いましたが、海外の方も知っていることにちょっとびっくりです。

次は、すぐ近くの「弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民族資料館」です。





6月とはいえ外はちょっと寒く、建物の中ではストーブが焚かれていて暖かかったです。



館内にはアイヌの人々の生活の様子が衣・食・住などのテーマ別に展示されていてとても分かりやすかったです。

「衣装試着体験」です。



私は体験しませんでしたが、家族連れが楽しそうに衣装を選んで着ていました。

こぢんまりした資料館ですが、とても興味深いものでした。

地図を見ながらどのあたりでお昼ご飯を食べようかと考え、ちょっと足を延ばして「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」に行くことにします。そこからの景色も良さそうなので…。

湖に近い直線の国道243号線を走っている時、距離はありましたが私のGR86の前を山側から湖側にクマが道を横切って行きました。

写真を撮ることはできませんでしたが、人生初の野生のクマとの遭遇となりました。

いくつかのコーナーを楽しくクリアしながら斜面を上って行き、道の駅に着いたのは12時半ちょっと前でした。



「美幌峠展望台」への道を上っていきます。



なぜか展望台の地面は石でデコボコです。



展望台から見える景色は最高でした。



すばらしい。

さっき駆けあがってきた道もよく見えます。



道の駅に戻ってお昼ご飯です。

初めてのお店では、基本的にメニューの一番左上の物をいただくことが多いです。



「山わさび醤油ラーメン」を注文。



個人的にはもう少し塩分控えめがいいですが、山わさびのさわやかさがとてもいいです。

次の目的地「阿寒湖アイヌコタン」に向けて午後1時出発です。

上ってきた国道243号線を下りて、そのまま道なりに進み国道241号線→240号線へ。

山の中の国道241号線はとても楽しく走ることができました。

午後2時過ぎ、「阿寒湖アイヌコタン」に到着。



ここは民芸品店と飲食店が並んでいるエリアです。

坂の上に歩いて行くと、トーテムポールがあります。



よく見るとヒグマが彫られているのが分かりました。



お店はたくさん並んでいるのですが、人通りが少なくてちょっと入りづらかったです。

阿寒湖の湖畔にも行ってみましたが、観光客は少なかったです。



ローソンでトイレを借りたので何か買おうと思い探しましたが、特に買いたいものがなかったので、自分へのお土産に北海道の地酒「海霧(うみぎり)」を買いました。

更に歩いて行くと観光船乗り場がありました。



ここも人通りは少ないです。

しばらく湖を眺めていました。



午後3時、阿寒湖を出発。

国道240号線をどんどん南に進んで、30分ちょっとでこの日の宿がある釧路市阿寒町の「道の駅 阿寒丹頂の里」に到着しました。



今日はずっと曇りだったのに、皮肉にも宿に着くころに晴天に。

宿は道の駅に併設された宿泊施設です。



部屋は広い和室でした。



道の駅の温泉施設へ行ってみると、ちょっと変わった赤い色のお湯でした。


(写真は施設の公式Websiteよりお借りしました)

温度は私好みの熱めで、とても気持ち良かったです。

夕食です。



「やきそば弁当」は食べずに寝てしまいました。

この頃は疲れのためか、夕食用にカップ麺を買っても食べずに寝てしまい、そのままお土産になっていました。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/20 20:10:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月18日 イイね!

GR86で行く北海道:霧の知床五湖・霧の知床峠・霧の摩周湖 ~2023年夏の旅(10日目)~

〖10日目:6月18日(日)〗

この日の走行ルートです。



斜里町ウトロから弟子屈(てしかが)町までの走行距離は198 kmでした。

霧に悩まされた一日でした。

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ウトロの宿で午前4時半起床。

朝風呂はないのでYouTubeなどをみてしばらくダラダラ過ごしながら、この日の知床観光船の運行状況をチェックします。



6時すぎ、残念ながら「全便欠航」となりました(T_T)

朝食です。



8時に宿を出て、「道の駅 うとろ・シリエトク」にGR86をとめて周辺を散策することにしました。

観光船の運航会社が並んでいる通りを歩いて行きます。



港には「観光船おーろら」が停泊していました。



これだけ大きな船でも出ないのか…、と残念でした。

「ゴジラ岩」です。



何度見ても、やはりゴジラです。どうしてこんな形になったのだろうか。

「オロンコ岩」です。



登っていくと上に展望台がありますが、天気がイマイチなのでパスです。

駐車場まで戻って「知床世界遺産センター」を覗いてみます。



“知床の魅力を感じて学べる展示”だそうです。



レクチャールームで何かが上映されていたので行っていると中国語でした。

沢山の人が真剣に見ていました。

午前9時前に出発し、国道334号線→道道93号線を東に20分走って「知床五湖」に到着です。



途中から濃い霧となりましたが、道道93号線はとても楽しく走れる道でした。

久しぶりにGR86のリアフォグランプを点灯させて走りました。



確認してみると思った以上に明るく光っていました。

知床五湖の案内図です。



私は無料で散策できる高架木道へ。

「一湖(いちこ)」まで行き、来た道を戻って来るコースです。



視界が良ければ遠くの山々や目の前の広い平原が見えるのですが、霧で何も見えません。

おまけにこの時の気温は12℃で寒かったです。

「湖畔展望台」から見た「一湖」です。



晴れていればこんな景色が見えるようです。


(写真は「知床五湖」の公式Websiteよりお借りしました)

うらやましいです。

10時前に出発し、濃い霧と雨という最悪のコンディションの中を「知床峠展望台」へ。

霧のため、GR86のアイサイトもオフになっています。



展望台の駐車場に入ったものの、ここは風も強く、何とか写真を一枚だけ撮ってすぐに羅臼方面へ下ります。



「知床羅臼ビジターセンター」に到着した時には霧も晴れ、雨も止みかけていました。



ちょっと小腹が空いて朝食べ残したおにぎりをいただきます。



理由は分かりませんが、車の中で食べるおにぎりは非常においしいです(^^)

ビジターセンターには思いのほかたくさんの観光客がいました。



ちょうどいいタイミングで11時から上映される「知床・羅臼の四季」という映像を見ました。



この施設のオリジナル作品とのことですが、とても良くできていて約30分間、充分に楽しむことができました。

上映が終わった時に、私のすぐ後ろの席の外国人が「Very good!」と独り言を言っているのが聞こえました。

建物の外に出ると雨が上がって良い天気です。



国道334号線を下って、海に出たところで国道335号線に乗り換えて南へ。

少し走ったところにあった標識に「知床望郷展望台」と書いてあったので行ってみることにします。



海沿いの山の中腹にあるきれいな展望台で、太平洋が遠くまでよく見えます。



天気が良くなるとテンションも上がります。

国道335号線で海沿いを南に進み、道道1145号線で内陸へ、さらに道道244号線→975号線へ。

広大な畑の中の一本道です。



このような道はGR86のクルーズコントロールで走るのが楽ですが、運転自体は楽しくないです。

今回の北海道旅行ではクルーズコントロールを使う機会が多かったです。

午後1時ちょうどに「開陽台」に到着です。



標高270メートルの丘にある展望台から330度の地平線まで見渡すことができます。

360度じゃないのがちょっと惜しい…。



展望台の上からほぼ南の方角を見たところ。



広い大地の遠くに地平線が見え、とてもいい眺めです。

北の空に大きな、珍しい形の雲がありました。



ほぼ360度こんな感じなので後で写真を見てもどこに何があるかよくわかりませんでした( ̄▽ ̄)

午後1時半に出発し、道道150号線を南西に進み国道243号線で弟子屈(てしかが)町へ。

午後2時を回った頃にお腹が空いて、「道の駅 摩周温泉」に寄ることにします。

レストランはありませんが、ハンバーガーのテイクアウトがあります。



「弟子屈ポークデミカツバーガー+ホットコーヒー」を注文。



ボリュームもあってとてもおいしかったです。

中庭のようなところに湧き水があったので飲んでみました。



普通においしい水でした。

次は「摩周湖」です。

道道52号線を登って行きますが、標高が高くなるにつれて霧が濃くなります。

「摩周湖第一展望台」の駐車場は有料なので通り過ぎ、とりあえず無料の「第三展望台」に行って様子を見てみることにします。

第三展望台です。



思った通り、霧で何も見えません。

残念ですが、この後の2~3日の間、道東を走って回るつもりなので「摩周湖」はまた出直すことにしました。

そのまま道道52号線を進み、「川湯温泉」にある宿には午後4時の到着でした。

徒歩で近所のセコマへ夕食の買い出しに行った後、宿のお風呂へ。

大浴場も露天風呂も源泉100%掛け流しで、硫黄の香りが漂うとてもいい湯でした。

露天風呂はこんな感じ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

ゆっくりと温泉につかりました。

ハンバーガーがちょっと重かったので軽めの夕食。



「山わさび塩ラーメン」は食べずに寝てしまいました。

この日あたりが旅の疲れのピークだったようです。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/19 17:00:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月17日 イイね!

GR86で行く北海道:網走監獄・オホーツク流氷館・北浜駅&停車場 ~2023年夏の旅(9日目)~

〖9日目:6月17日(土)〗

この日の走行ルートです。



網走市から斜里町ウトロまでの走行距離は92 kmでした。

走行距離は短くなりましたが、「網走監獄」をじっくり見ることができました。

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午前5時に宿の最上階の大浴場へ。

その後、部屋に戻ってこの日の予定を考えます。

おにぎりと味噌汁の朝食。



今朝のお風呂の出入り口には、昨夜あったアイスクリームではなく乳酸菌飲料がおいてあったので貰ってきました。

今日の最初の目的地は「博物館 網走監獄」です。

6年前に86(ZN6)で来た時はちょっと駆け足での見学になってしまったので、今回は時間をかけてじっくり見るつもりで来ました。

開館時間の9時に到着。



土曜日だからもっと混んでいるかと思いましたがそうでもなかったです。

「正門」です。



国指定重要文化財の「庁舎」。



入口のポーチや屋根の上にある屋根窓など、細かい作りがすばらしいです。

この建物の展示物には網走刑務所が作られた経緯や、ここでの囚人たちの働きが北海道の開拓にどれほど貢献したかなど、とても分かりやすくまとめられており、非常に興味深いです。



「二見ヶ丘刑務支所」では当時の囚人たちの生活の様子が再現されています。

作業中です。



入浴の様子です。



マネキンを使った展示はリアリティがあってとてもいいです。

続いて「舎房」です。こちらも重要文化財だそうです。



これは中央見張所を中心に放射状に並んでいる5棟の舎房の一つ、「第四舎」で80房の独居房があります。

独居房です。



独居房での拘禁は刑務所内のルール違反などの懲罰だったそうで、囚人がとても嫌がっていたとことですが、この房を見るとなんとなくわかる気がします。

2時間半かけて、じっくりくまなく見て回ることができ大満足です。

11時半、「監獄食堂」で昼食。



この店の人気No. 1メニューの「監獄食」です。



実際にこのいずれかの監獄食を食べている人が多かったですが、私は「月天そば」をいただきました。



おつゆが熱くておいしかったです。

網走監獄からほど近い「天都山展望台・オホーツク流氷館」へ移動。



前日に紋別市の「流氷科学センター」に行っているので、「オホーツク流氷館」に入るかどうするかちょっと迷います。



せっかくここまで来たので入ることに決めました。



入口の階段を降りていくと大きなスクリーンの中に水槽が並んでいます。

ここにも「クリオネ」がいました。

前日同様苦労しつつ、しつこく粘って写真を撮りました。



施設の方が「今年はクリオネが少なくてなかなか捕れない」と教えてくれました。

「流氷幻想シアター」でオホーツクの流氷や生き物たちを紹介するドキュメンタリー動画をみました。



正面と左右上下に配置された5面のスクリーンに映し出される映像は迫力があって本当に素晴らしいです。


(写真は施設の公式Websiteよりお借りしました)

思わず見入ってしまって8分間がとても短く感じました。

やっぱり入って良かったです、オホーツク流氷館。

次はマイナス15℃の「流氷体感テラス」です。



前日、紋別市で防寒服を着ないでマイナス20℃を体験してその寒さに懲りていたので、しっかり防寒服を着て入りました。

濡れたタオルを渡されたので、ぐるぐる回して凍らせる「しばれ実験」も一応やりました。

が、一人なので当然盛り上がりません。

「南極の氷」がありました



流氷館を出て、建物の屋上に上がってみます。



遠くまで見渡せてよい景色です。

次の目的地「天に続く道展望台」に向けて走り出してすぐに「道の駅 流氷街道網走」を見つけて寄ってみることに。



6年前の北海道旅行のある日の昼食がここだったことを思い出しました。

2階にあるフードコート「キネマ館」です。



懐かしいです。

店の前では沢山の人が順番を待っていたので、人気のスポットみたいです。

更に国道391号線を東に走っていてもっと懐かしいものを発見しました。

JR北海道の釧網本線の「北浜駅」です。



今から三十数年前、大学生だった私が当時乗っていたCBR400Fというオートバイでここに来ました。

その時に駅舎の中にある軽食喫茶「停車場」さんで食事をしました。

食事の後、お店の前で店員さんと一緒に写真を撮った記憶があります。

この駅と喫茶店のことはすっかり忘れてしまっていたのでとてもうれしい驚きでした。

ここは、オホーツク海に一番近い駅だそうで、確かに駅の裏にはオホーツク海がありました。



国道391号線→244号線→334号線と乗り継いで、午後2時半に「天に続く道展望台」に到着です。

展望台には登らずに撮った写真です。



なかなかいい感じです。

この日の宿がある斜里町ウトロへ向かう途中、「オシンコシンの滝」の標識が見えたので寄り道です。

駐車場で私のGR86を見た男性が「大阪からですか?」と声をかけてくれました。

その方は滋賀県大津市の方で、ご夫婦でレンタカーの旅をされているとのことでした。

「オシンコシンの滝」は駐車場からすぐのところにあります。



滝との距離が近く、カメラに水滴がかかるので慎重に撮りました。

この日の宿のすぐ近くの「道の駅 うとろ・シリエトク」到着は午後3時半。



知床半島を海から見る観光船に乗りたいと思っていて、そのための情報収集です。

チャンスは翌日の6月18日しかないのですが、既に翌日の小型船は強風のため欠航が決まっていました。



観光案内の方に聞いたところ、「大型船の運航は当日の朝決まるので、明日の朝出講予定時刻の1時間前にネットで確認し、出航なら直接現地へ行ってチケットを買ってください」とのことでした。

大型船は400人ほど乗れるので予約は不要ともいわれました。

まだ時間も早いので「ゴジラ岩」でも見に行こうかと考えましたが、翌日の朝でいいかと思い、すぐ近くの宿へ移動です。

旅に出て1週間を超え、そろそろ疲れがたまってきていたのもあります。

3分ほどで到着。



私の部屋から、ついさっきまでいた道の駅が見えました。



宿のご主人に教えてもらって、「セコマ」へ夕食の買い出しに。

帰ってきた私にご主人が「つぶ貝食べますか?」と。

急いで熱いお風呂に入って…。



買ってきたビールと一緒にありがたくごちそうになりました。



つぶ貝は大好物です。めちゃくちゃおいしかったです。

部屋の窓からちょうどきれいな夕陽が見えました。



夕陽を見ながら食べたセコマの「ハムカツの海苔弁」もイケました。



空の色の変化がとても面白くて外ばかり見ていました。



今日は懐かしいものを2つも見つけられてラッキーな日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/18 17:14:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月16日 イイね!

GR86で行く北海道:流氷科学センター・オホーツクタワー・能取岬 ~2023年夏の旅(8日目)~

〖8日目:6月16日(金)〗

この日の走行ルートです。



士別市から網走市までの走行距離は237 kmでした。

紋別市のラーメン屋さんに荷物を置き忘れ危ないところでしたが、親切な店員さんに助けられました。

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午前6時に起きてすぐに宿の大浴場へ。

朝の露天風呂は特に気持ちがいいです。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

朝食会場です。



私の朝食です。



おかずは普通でしたが、ご飯(米)がとてもおいしかったです。

ご飯がおいしいので、追加でちょっとだけカレーもいただきました。



ちょっと食べすぎました。

出発した午前8時の士別市の気温は24℃。

道道61号線を東へ向かって走っていると、山の中の大きなダム湖がありました。

「岩尾内湖」です。



ダムの上は風があって見晴らしも良く、とても気持ち良かったです。



湖面はとても静かな感じです。

ダムの下にはさっきGR86で走ってきたまっすぐな道が見えました。



道道61号線をさらに進んだ「上紋(じょうもん)峠」にはスノーシェッド(雪対策の覆道)がたくさんあります。



この景色を見慣れない私にとっては何か近未来的な雰囲気でおもしろかったです。

ただ、先が見にくいスノーシェード内に結構Rのきついコーナーがあったりするのでスピード注意です。

午前10時前に、道道61号線から国道273号線に移ってすぐのところにある「道の駅 香りの里・たきのうえ」で休憩です。

近くに「滝上渓谷 錦仙峡(きんせんきょう)」という案内板があり、見ていくことに。



案内板から一番近い「洛陽の滝」だと思います。



たくさんの木が生い茂っていてちょっと見えにくかったです。

案内板までもどり、橋から見えた渓谷の下流側です。



流れていくきれいな水がすずしげでした。

道の駅の売店に「ハッカ生産日本一!」のポップがあったので、小さな袋のハッカ飴をお土産に買いました。



国道273号線から道道713号線経由で国道239号線へ、そして「道の駅 オホーツク紋別」に着いたのは午前11時でした。

ここには「北海道立オホーツク流氷科学センター」があります。



来るのを楽しみにしていました。

中に入ってチケットを買おうとしていると、受付の方が「ドームシアターの上映がすぐに始まりますが見られますか?」と声をかけてくれました。

大急ぎで行ったところ、観客は私一人でした(~_~)



四季それぞれのオホーツク海の自然の様子を大きな円形スクリーンで見ることができました。

映像とは言え、現地に来ないとこのスケールでは見られないので、15分間のとても楽しい時間となりました。

館内には流氷ができるメカニズムや、極地に関する様々な情報などが写真やプロジェクションマッピングなどを使って展示されています。



「クリオネ」がいました。



別名「流氷の天使」や「氷の妖精」などと呼ばれていますね。

懸命に翼足を動かして水中を泳ぎ回る姿がとてもかわいいです

1 cmくらいの大きさなのでなかなかピントが合わず、写真を撮るのに苦労しました。

気温マイナス20℃の「厳寒体験室」に入ってみます。



来館者用の防寒服が準備されているのですが、マイナス20℃がどれくらい寒いのかしっかり感じるためにそれを着ないで入ってみました。



展示されている大きな氷の塊は本物の流氷です。

結構寒いです。

奥の部屋には、透明な氷に閉じ込められたオホーツクの魚たちが展示されています。



初めて見る珍しい展示方法で、とても面白いです。

じっくり見たかったのですが、やはり防寒着なしは無謀でした。

あまりの寒さに我慢できず、早々に退室してしまいました。残念です(T_T)

その後は竜巻に触れられる機械やトリックアートが展示されたサイエンスギャラリーなどを楽しく見学しました。

流氷科学センター、やはり来てよかったです。

暖かい屋外に出て、近くにある「カニの爪(オブジェ)」へ。



高さ12 mだそうです。

次は「氷海展望塔 オホーツクタワー」です。

歩ける距離ですが、また道の駅まで戻ってくるのも面倒なのでGR86で近くまで移動。

駐車場からタワーまで無料バスもありますが、のんびり歩いて行きます。



海中に立つ「オホーツクタワー」です。



歩いてきた通路を挟んでタワーの反対側に、流氷砕氷観光船「ガリコン号2」が係留されていました。



船首の銀色のスクリューは「アルキメディアン・スクリュー」と呼ばれるもので、ついさっき流氷科学センターでその砕氷原理を勉強してきたところです。

本物を見られてうれしいです。

オホーツクタワーの「海底階 海底洞窟」(有料)に下りてみました。



洞窟のような雰囲気で、並んだ水槽にはオホーツク海の魚たちが展示されています。

壁にある縦長の大きな窓から海中をのぞいてみましたが、透明度が低いためかあまりよく見えませんでした。

クリオネの恐ろしい姿の模型がありました。



クリオネは、餌を見つけると頭部から伸ばした6本の触手で餌を抱え込んで養分を吸い取るらしいです。

天使が悪魔に変身するようです。

知りませんでした。とてもおもしろいです。

3階の展望室から見たオホーツク海です。



解放感があって、いい景色です。

駐車場からタワーへ歩いてきた通路が見えました。



通路は「クリオネプロムナード」という名前だそうです。

午後1時半、駐車場まで歩いて戻り、「海洋交流館(ガリンコステーション)」の中のラーメン屋さんでお昼ご飯です。

「味噌ラーメン」です。



北海道に来て初めての味噌ラーメンは、普通においしかったです。

食後にトイレに行って出てきたとき、ラーメン屋さんの店員さんがすごい勢いで私の方へ走ってきました。

GR86のキーやクレジットカードが入ったボディーバッグをラーメン屋さんに忘れていたようで、私を探してくれていたようです。

入店時に食券を買うシステムなので、私はバッグを席に置き忘れたことにその時まで気づきませんでした。

店員さんに丁寧にお礼を言いました。感謝です。

ホッとした気持ちで午後2時に出発、国道239号線を西へ進みます。

「サロマ湖」で記念撮影。



更にどんどん進み、途中道道76号線に乗り換えて「能取(のとろ)湖」の湖畔をぐるっと一周するように回ると、遠くに「能取岬」が見えました。



午後4時に到着です。

ここ「能取岬」は、数年前に嵐が出演したJALのCMのロケ地だそうです。



広い草原に立つ白と黒に塗られた「能取岬灯台」がかっこいいです。

崖の上からオホーツク海が見渡せます



透明な海の底に広がる岩盤が見えました。

4時半に出発し、途中で見つけたスーパーで夕食とビールを買って網走市内の宿には午後5時半に着きました。

部屋はきれいな洋室で、前日とは異なり大きくてふかふかのベッドでした(^^)



最上階の大浴場は天然温泉です。



お風呂の出入り口の近くにアイスクリームがありました。



無料ですが、普段からアイスクリームを食べないのでパスしました。

ちょっともったいない気もしました。

夕食です。



サッポロの「サマーピルス」が非常においしかったです。

流氷のことをいろいろと知って、いつか冬のオホーツク海を見に来たいと強く思った一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/15 18:15:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月15日 イイね!

GR86で行く北海道:宗谷岬・クッチャロ湖・カプセルルーム ~2023年夏の旅(7日目)~

〖7日目:6月15日(木)〗

この日の走行ルートです。



稚内市から士別市までの走行距離は302 kmでした。

今回の旅で初めての一日300km越えです。良く走りました。

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午前5時起床、6時すぎにお風呂へ。

民宿で朝風呂に入れるのは珍しいと思います。さすが“温泉民宿”です。

朝ごはんのおにぎりは北海道の食材を使ったものにしてみました。



おいしかったです。

8時ちょっと前に出発し、ノシャップ岬を通り越して「JR稚内駅」へ向かいます。

20分ほどで到着しました。

「JR稚内駅」は国内最北端の鉄道駅とのことで、ちょっと寄ってみました。



写真の黄色い線路が「日本最北端の線路」です。

本物の線路ではなくモニュメントです。

国道238号線を東に進み、「宗谷岬」には午前9時ちょっと前に到着です。



平日の朝だからか、駐車場はまだ空いていました。

「日本最北端の地の碑」です。



この三角形の碑を見ると宗谷岬に来たという気持ちになりますね。

駐車場から国道を渡って坂道を登っていくと「宗谷岬公園」があります。

その公園からの風景です。



遠くまで海が広がっていい眺めでした。

「旧海軍望楼」です。



ロシアのバルチック艦隊の動きを監視するために1902年(明治35年)に建設されたものだそうです。

このような実際に使われていた建物は歴史を感じさせてくれるので好きです。

公園にはいろいろなモニュメントがありました。





駐車場に戻ると大阪ナンバーの大きなオートバイに乗っている方がいたので話しかけてみました。

私より少し年配と思われる男性で、私と同じように一人で道内を旅しているとのことでした。いろいろ話してみるとその方の住んでいる市が私の市の隣と言うことがわかりました。

世間は狭いです。

9時半に出発し、国道238号線を南に少し走ったところでとてもいい景色が見えて思わず写真を撮りました。



海の写真を撮りたいと思い、午前10時に「道の駅 さるふつ公園」に寄ります。



道の駅の海側あった「いさりの碑」です。



なんかカッコイイです。

そこからとても綺麗な青い空と海が見えました。



寄り道してよかったです。

天気も良く、すいている国道をどんどん走って「クッチャロ湖」には午前11時前に到着です。



キャンプ場のすぐ横の駐車場で、もちろん車中泊もOKなのでキャンピングカーが多くとまっていました。

湖が広々としていて気持ちいいです。



近くにあった案内図です。



クッチャロ湖がこんな複雑な形だとは知りませんでした( ̄▽ ̄)

少し風があって湖面に波が立っていました。



大きな波に見えますが、水面ぎりぎりでカメラを持って撮ったもので実際の波の高さは数センチです。

出発前にキャンプ場の炊事場で雑巾を水に濡らしてGR86のフロントガラスにこびりついたたくさんの虫をきれいに掃除しました。

周辺のキャンパーの人たちが自然の中でゆる~くされているので、こちらも心に余裕が生まれて要らない写真を撮ったり車の掃除ができたりします。

さらに南下を続け、ちょうど正午に「道の駅 マリーンアイランド岡島」で昼食としました。



道の駅の建物が船の形をしているのがおもしろいです。

「塩野菜ラーメンを」注文。



私にはちょっと塩味がきつかったですが、野菜たっぷりのおいしいラーメンでした。

食後の運動のために歩いて海岸まで下りてみました。



目の前の透き通った水面と沖合の海面の色が全く違うのがおもしろいです。

午後1時前に出発し、興部(おこっぺ)町で国道238号線から239号線に乗り換えて内陸へ。

久しぶりの山道でGR86を走らせるのが楽しいです。

名寄(なよろ)市を抜けて、この日の宿がある士別(しべつ)市に入ったのは午後4時前でした。

まだ時間があるので「士別市博物館」へ。



士別市の開拓の歴史や産業など、いろいろな資料を見ながらその解説を読んでいくのはおもしろかったです。

大正時代の「馬車鉄道」です。



後の客車に乗り込むことができます。

昔の農機具です。



使い方が写真などで説明されて、分かりやすかったです。

博物館の隣にある「士別市立公会堂展示館」です。



もともとは1915年(大正4年)に建てられた西洋建築で、現在の建物は1989年に復元されたものだそうです。

全体の雰囲気や色使いがとても斬新です。

午後5時、宿に到着。



ここはホテルに地元の人が入りに来る温泉施設が併設されているようなところです。

今日泊まるのは「カプセルルーム」です。



もともとは宴会場のような広い部屋にカプセルルームのユニットを置きました、という雰囲気でした。

「テレビもあるし、まあいいか」という感じです。



普通のホテルのようにツインやシングルの客室もあるのですが、私が予約できたのはこれでした。

できればオホーツク海側の紋別(もんべつ)市あたりに泊まりたいと思って宿を探したのですが予算内ではまったく空きがなく、士別市でやっと見つけました。

行き当たりばったりの旅だとこういうこともあります。

気を取り直して温泉へ。

大浴場です。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

肌がつるつるになる私好みの熱めのお湯で、とてもいい温泉でした(^^)/

近所のスーパーで買ってきた夕食です。



お昼のラーメンがちょっと多かったので、夕食は軽めにしました。

海岸線の道と山の中の道をたくさん走ることができて幸せな一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/14 17:03:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@ さん 総務省、ですか…。確かに電話と言えばNTTってわけではないから、そのもっと上の省庁になるんですかねぇ。ちょっと笑っちゃいました。私も騙されないように気をつけます(^^)/」
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