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原 宗一郎のブログ一覧

2024年10月04日 イイね!

水戸市の偕楽園・国営ひたち海浜公園・表筑波スカイライン:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(8日目)

GR86旅8日目の走行ルートです。



栃木県真岡市~茨城県土浦市までの走行距離は 166 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

8日目:10月4日(金)

真岡(もおか)市の宿で午前5時半起床、この日の走行ルートと宿を決め、そして翌日の宿も予約。

ガラガラの大浴場で朝風呂を浴びて、7時過ぎに朝ごはんです。



納豆、生卵、明太子、海苔、梅干し、そしてみそ汁と白米。

おいしかったです(^-^)

この宿の客は、いわゆるガテン系の方が多いのですが、皆さん米ではなくパン食でちょっと意外でした。

8時半に出発し、「笠間稲荷神社」には9時過ぎに到着です。

平日朝の街は静かです。



立派な大鳥居です。



参道のお店は閉まっていました。



参道に沿って稲荷大神のお使いである狐の石像が並んでいます。



「楼門」です。



笠間稲荷神社の創建は651年とされている由緒ある神社で、日本三大稲荷の一つと言われています。

GR86をとめた駐車場の方によると、日本三大稲荷のある京都府(伏見稲荷大社)と愛知県(豊川稲荷)から御朱印長を持ったたくさんの人がやって来るとのことでした。

「拝殿」も立派でかっこいいです。



人のいない静かな空気の中、家族のことと交通安全をお祈りしました。

「総門」はとても古い造りのままです。



門の中の天井も古い雰囲気です。



調べてみると1816年に再建されたものでした。

午前10時前に出発して国道50号線を東へ進むこと40分程で、水戸市の「偕楽園」に到着です。



偕楽園から少し遠い駐車場に来てしまったようで、近くにいた方に道を教えてもらってぶらぶら歩いて行きます。



10分ほどで到着です。



偕楽園は「日本三名園」の一つで、1842年に水戸藩主 徳川斉昭(なりあき)が造園しました。

案内図によると庭園の半分ほどが梅林となっているようです。



下の写真の正面の通路の右側が梅林ですが、あいにく10月は見頃ではありません。



「好文(こうぶん)亭」に行ってみることに。

随分奥まったところにあり、ここから入るようです。



チケットを買って進んで行くと立派な木造のお屋敷があります。



1842年創建ですが、現在の建物は昭和30年~40年代に再建されたものです。

靴を脱いで玄関を上がり、1階の「つつじの間」です。



ふすまに描かれた大胆な色使いのつつじが美しいです。

狭くて薄暗い廊下は歴史を感じさせてくれます。



「東塗縁(ひがしぬりえん)広間」です。



とても広い板張りの部屋で、庭が良く見えます。

階段を上っていくと、2階には藩主の護衛の侍用の小さな控室があるだけで、すぐに3階へと続いています。

3階の「楽寿楼(らくじゅろう)」です。



3階からは、偕楽園の庭園とその向こうに「千波(せんば)湖」が見えます。



ここで突然のにわか雨に降られ、15分ほどの雨宿りとなりましたが、この風景を眺めているうちに時間はすぐに過ぎました。

偕楽園の庭園は期待していたよりこじんまりしていましたが、好文亭はその造りや装飾がとても良く見応えのあるところでした(^^)/

先日訪れた兼六園(金沢市)、お盆に家族と行った後楽園(岡山市)と合わせて、この偕楽園で日本三名園はコンプリートです。

雨もやんだので、千波湖の湖畔まで歩いてやって来ました。



思いがけずとても広い湖で、空もすっかり明るくて気持ちいいです。

すぐそばで水戸黄門こと、徳川光圀公も湖をご覧になっておりました。



10初旬とはいえこの時の気温は34℃とめちゃくちゃ暑く、GR86に戻って汗だくのシャツを着替えての出発となりました。

偕楽園から1時間ほど走って「国営ひたち海浜公園」到着は午後1時。



入場ゲート前にあった案内図です。



あまりに広くてどうしようかと思いましたが、暑さと時間を考えて今回は地図の水色のエリア「みはらしの丘」を中心に見ることにします。

入場ゲートです。



園内に入り、方向としては海に向かって東に歩いて行きますが、思ったより人が少なかったです。

この時期、みはらしの丘のメインは「コキア」で夜はライトアップされるようです。



ライトアップは別料金です。

みはらしの丘に近づくとたくさんの花が咲いていてとても綺麗です。



更に進むと辺り一面がコキアに覆われます。



ほとんどがまだ緑色ですが、一部赤く色づいているところもあります。



丘の頂上までやって来ました。



みはらしの丘がめちゃめちゃ広いことが分かります。

東を見るとすぐ近くに太平洋とその水平線が見えます。



東西南北、どちらを見ても解放感のある景色が良かったです。

それにしても気温は相変わらず34℃で参りました(>_<)

汗をかきながら駐車場に戻り、午後2時過ぎに出発。

しばらく走って「幸楽苑」を見つけ、遅いお昼ご飯とします。



「中華そば」です。



汗をかいた体に醤油味が染みわたりました。

これで税込490円は驚異的です。

ここから「表筑波スカイライン」へ向かいます。

国道6号線で南へ進み、ナビに従って県道7号線→42号線と乗り継いだのですが、この県道42号線が最悪でした。

表筑波スカイラインに近づくと道幅が極端に狭くなり車1台がやっとで、さらに急勾配と、二度と通りたくない道でした。

表筑波スカイラインは中央線も引いてあって適度なコーナーも多く楽しく走れる道でした。



ただ、ここは地元の走り屋さんだらけで、すれ違うクルマのスピードと迫力が明らかに普通じゃなかったです。

私が見た観光案内のWebsiteには「筑波山を眺めながら爽快な気分で走れる稜線のドライブルート」と書かれていたのに一体どうなっているのかと思い、途中にあった駐車場で20代前半と思われる地元ナンバーの走り屋さん3人に声をかけて聞いてみました。

教えてもらった情報は以下のようなもの
・この道は走り屋が多く、スピードがすごいし事故も多い
・特に夜は危険なので絶対おすすめしない
・二輪は乗り入れ禁止だがたまに走ってることがあり、二輪の事故も多い
・頭文字Dの舞台になったと聞いたことがある

とても勉強になりました( ̄▽ ̄)

3人の走り屋さんとは、お互いに「運転、気を付けて!」と言って別れました。

見晴らしの良い駐車場でした。



その後はそのまま山を下って土浦市の宿到着は午後6時でした。



大浴場は広く、サウナや水風呂も充実してました。


(画像は楽天トラベルの公式Websiteよりお借りしました)

昼食が遅かったので軽めの夕食です。



テレビのローカル番組でローカルなニュースを見ながらいただきました。

10月だというのに本当に暑い一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/11/01 19:38:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月03日 イイね!

いわき石炭・化石ほるる→袋田の滝→東武ワールドスクウェア:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(7日目)

GR86旅7日目の走行ルートです。



福島県いわき市~栃木県真岡市までの走行距離は 241 kmでした。

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7日目:10月3日(木)

午前6時起床、すぐに大浴場で朝風呂の後、朝食です。



ビュッフェでは珍しいイワシの煮付けがあり、白いご飯と相性抜群でした。

カレーも少しいただきました。あると食べてしまいます。

雨の中、8時半すぎに出発し、9時前に「いわき石炭・化石ほるる」に到着です。



駐車場でしばらく待つうちに雨も止み、開館時間の9時に入館。

平日の朝イチなので、貸切状態です。



化石展示室は広くて明るい感じでとてもいいです。

首長竜(くびながりゅう)の一種、プリオサウルスの実物化石は迫力があります。



首長竜なのに首が短いですが、その代わり頭が大きくて1mくらいあります。

いわき市からもたくさんの恐竜の化石が見つかっているそうです。



いわき市でみつかった化石とその恐竜の説明があり、面白かったです。



順路通りに進んで行くとエレベーターがあり、乗り込むと行き先は「坑道」だけです。



エレベーターを降りるとそこは暗い坑道でした。

いわき市を中心とする「常磐(じょうばん)炭田」は幕末に発見され、明治~昭和にかけて栄えたそうです。



坑道内がいくつかの枠で区切られていて、石炭の採掘方法が人力から大掛かりな機械へと進化していく過程を見ることができます。

人が掘って人が運ぶ時代。



人が掘って機械が運ぶ時代。



機械が掘ってそのまま機械が運ぶ時代。



非常に分かりやすいです(^◇^)

炭鉱を経営する会社が設置していたた「世話所」です。



炭鉱で働く人たちに月給を支給するところですが、伝染病の予防や家庭内不和の仲裁などもしていたそうです。

売店は化石から福島のお酒まで、充実した品ぞろえでした。



きれいな黒曜石でできた矢じりがあったので、アクセサリーづくりが趣味の娘へのお土産に買いました。



10時に出発して国道6号線を南下、茨城県高萩市で国道461号線に乗り換えて内陸方面へ。

山の中の道は空いてました。



「袋田の滝」到着は正午でした。



駐車場から滝までは少し歩きます。



案内板がありました。



先日行った新潟県の清津峡のようにトンネルを歩いて行くようです。

チケットを買って入ったトンネルの中は色鮮やかでした。



トンネルの途中にあった吊橋から見た滝です。



とても大きくて、黒い岩肌とそこを流れる白い水のコントラストが綺麗です。

もう少しトンネルを歩いて「第1観瀑台(かんばくだい)」です。



本当に目の前に滝があってすごい圧迫感です。



「第2観瀑台」へはエレベーターで上ります。



ここまで上ってきてやっと滝全体が見えました。



一番下は木々で隠れていますが、全部で四段です。

袋田の滝は初めて見ましたが、これほど大きな滝とは予想していませんでした。

いい意味でびっくりです(^O^)/

トンネルの往きはスルーしていた「恋人の聖地」も覗いてみました。



綺麗ですが、「ふ~ん」という感じです。

この日で、日本三名瀑と言われる「那智の滝」(和歌山県)、「華厳(けごん)の滝」(栃木県)、「袋田の滝」(茨城県)をコンプリートです。

帰り道に、店先の炭火で焼いているおいしそうなお団子を見つけて食べていくことに。



見た目よりずしりと重い「よもぎだんご」です。



よもぎのほのかな甘みと香ばしい焼きみそがよく合っておいしかったです。

午後1時前に出発して国道461号線を更に西に進みます。

山の中の道はどこもすいていて流れが速く、楽しく走ることができます。

午後2時半に「東武ワールドスクエア」に到着です。



ここには、世界中の建築物や遺跡を1/25のスケールで再現したミニチュアが展示されています。



園内は、日本・アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど、6つのエリアに分かれています。

入場ゲートをくぐると最初に見えるのが「東京スカイツリー」です。



実物を見たことがないのですが、大きさ以外は写真や映像でみたものと同じです。

「東京駅」です。



「丸の内北口」にたくさんの人がいます。



建物も人もとてもリアルでよくできています。

ニューヨークの高層ビル群。



どれも見た記憶がある形で、写真で見ると更に本物っぽいです。

バチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」です。



広場にたくさんの人が集まっている雰囲気がよく出ていています。

イタリアの「ピサの斜塔」。



よく見るとここにも人が…。



カンボジアの「アンコールワット」のミニチュアを見て、死ぬまでに実物を見に行きたいと真剣に思いました。



「敦煌(とんこう)」です。



人と比べると石像の大きさが良く分かります。

テーマパーク全体の雰囲気はこんな感じです。



上の写真中央は、北京の「故宮」です。

東武ワールドスクウェアのミニチュアが本当によくできていてリアリティがあります。

立体を間近でみることができるので、写真や映像では分かりづらい全体のサイズ感やバランスがよく分かり想像以上に楽しかったです。

午後3時半すぎに出発し、栃木県真岡(もおか)市の宿には5時半の到着でした。



ちょっとレトロなビジネスホテルですが、大浴場は全面白タイル張りの明るいお風呂でとてもよかったです。


(画像は楽天トラベルの公式Websiteよりお借りしました)

夕食です。



菊水ふなぐちがアルコール19%で、一口飲んで「んっ!」ってなりましたが、おいしかったです。

ちりめんご飯はお茶と一緒においしくいただきました。

たくさん走って、たくさん観光をして疲れていたのか、7時過ぎに寝てしまいました
(^-^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/30 21:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月02日 イイね!

塔のへつり・白虎隊十九士の墓・会津さざえ堂・五色沼湖沼群:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(6日目)

GR86旅6日目の走行ルートです。



福島県南会津町~いわき市までの走行距離は 231 kmでした。

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6日目:10月2日(水)

この日の南会津町の宿は、朝は大浴場が使えないので部屋のシャワーを浴びて朝食です。



全ての盛り付けが綺麗にできて、うれしいです。

午前8時半、気温19℃と涼しい空気の中、出発。

30分程走って「塔のへつり」に到着です。



まだ開店前のお土産屋さんの前にGR86をとめさせてもらいました。

「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」という意味で、岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれているそうです。



この岩壁は100万年もの時間をかけて侵食と風化の繰り返しでできたもので、国の天然記念物です。

自然の営みを感じさせてくれます。

橋を渡って近づいてみます。



一部分だけ大きく浸食されていて面白い形です。



この部分だけ柔らかい地層かなにかだったのでしょう。

浸食部分を歩いて先に進みます。



その奥の石段を上ると「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」と書かれていました。



格子の間から覗いてみましたが、暗くてよく見えませんでした。

後で調べてみると、知恵や福徳をもたらす菩薩さまとのことでした。

もう少し季節が進むと、この辺り一帯が紅葉に包まれて更に見応えのある景色になるようです。

9時過ぎに出発し、国道121号線を北へ進み「飯盛山」到着は10時ちょっと前でした。

とあるお土産屋さんの駐車場にGR86をとめました。。



駐車場は無料だからお店で何か買っていってくれ、というやつです。

写真中央の長い石段を上ったところに「白虎隊(びゃっこたい)十九士の墓」があります。



白虎隊は幕末の戊辰 (ぼしん)戦争期に16~17才の会津藩士の子弟で編成された少年部隊で、1868年、新政府軍との戦い後にここ飯盛山に敗走し自刃(じじん)したことが広く知られています。

石段の横に「飯盛山動く坂道」というのがあり、せっかくなので利用してみました。

料金は250円、高いのか安いのかよく分かりません。

上からは会津若松市の街並みがよく見えました。



順路に従って少し歩いたところにある「白虎隊士の自刃の地」に、鶴ヶ城(会津若松城)の方角を指し示す白虎隊士の石像があります。



新政府軍に追われて飯盛山に敗走して来た白虎隊士たちが、この場所から自分たちの城が煙に包まれているのを見て自刃したというのが通説のようです。

続いて白虎隊十九士の墓へ。



ここを訪れる多くの人たちと同じように私もお墓の前で手を合わせました。

次は白虎隊のお墓から少し下ったところにある「会津さざえ堂」です。

木造二重螺旋(らせん)構造という変わった建物で、外観のインパクトがすごいです。



1796年建立の高さ16.5 m、六角三層のお堂で、正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」だそうです。

入口の造りも非常に立派です。



入ってすぐのところ。



らせん状の通路を上ります。



こんな歴史のある木造の建物ですが、土足のまま入ることに少し驚きました。

3階の天井を見ると、六角の建物であることがよく分かります。



下りるときは上ってきた通路を引き返すのではなく、別の通路です。



二重螺旋構造によって、上りと下りがそれぞれ独立した一方通行の通路になっていてとても興味深いです。

昔は通路に西国三十三観音像が安置されていたそうで、上りと下りを独立させることでよりたくさんの参拝者が安全にお参りできるようにと考えられたとのことです。

さざえ堂から出て順路に従って進むと「戸ノ口堰洞穴(とのぐちせきどうけつ」」があります。



猪苗代(いなわしろ)湖の水を会津盆地に引くために掘られた洞穴で用水堰は全長31 kmです。

1641年に通水した歴史ある用水堰で今も大量の水が勢いよく流れています。



「白虎隊記念館」も覗いてみました。



館内撮影禁止でしたが、白虎隊をはじめとして戊辰戦争関連の史料がたくさん展示されていました。

ただ、勉強不足の私にはちょっと難しく、ある程度の背景知識をもってみたほうがより楽しめると思います。

駐車場を借りたお土産屋さんで嫁さんと娘にと、とちもち・くるみゆべしをお土産に買い、11時過ぎに出発。

県道7号線を走っているときに「磐梯山(ばんだいさん)」がきれいに見えました。



正午、「五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)」に到着です。



ここまで走って来た国道459号線は車の流れも速く、コーナーも多くて運転が楽しかったです。

五色沼湖沼群は、明治時代に磐梯山の噴火によってできた大小30ほどの湖沼の総称です。

「毘沙門(びしゃもん)沼」にあった案内図によると自然探勝路は全長が4 kmとのこと。



時間も限られているので一番近い「赤沼」まで、約1.2 km歩いて引き返すことにします。

歩き始めてすぐ、広い毘沙門沼とその遠く向こうに磐梯山が見えました。



とてもいい景色です。

穏やかで、綺麗な緑色の水面がありました。



一つの沼でも場所によって雰囲気が随分変わります。

浅いところに鯉が群がっています。



ここに鯉がいることを知っている観光客が餌をやっているのでしょう。

小さな川があったので魚がいないか覗き込んでいると、上の木から何かがポチャンと落ちてきました。



よく見ると鮮やかな緑色をしたカエルでした。

20分ほど歩いて赤沼に着きました。



予想に反して赤沼は明るい緑色の沼でした( ̄▽ ̄)

気温は高かったですが木陰は涼しく、往復40分の気持ち良い散策となりました。

毘沙門沼に戻ると、ちょうど貸しボートが一艘乗り場からを離れるところでした。



陽に照らされて暑くないのかと思いましたが、水面近くは意外と涼しいのかもしれません。

時刻は午後1時前、「レストハウス五色沼」さんでお昼ご飯です。

「喜多方ラーメン」を注文。



思ったより塩味がきつくなく、麺もモチモチでとてもおいしかったです。

お腹もいっぱいになって、次の目的地「高屋敷稲荷神社」へ向かいます。

途中、右手に猪苗代湖を見ながら国道49号線を進み、午後2時半到着です。

参道には約100基の鳥居が並んでいます。



戦前は約4,000基もの鳥居が最寄りの「舞木(もうぎ)駅」まで連なっていたそうです。



いつものように家族の健康・旅の残りの安全をお願いしました。



放し飼いの烏骨鶏(うこっけい)が境内を歩き回っていました。



烏骨鶏の餌がはいったガチャガチャのマシンがあり、無料の専用メダルも置いてあります。



ちょうど親子連れがやってきて、子供たちが楽しそうに餌をやっていました。

私はそれを見ながら、これもサービスの麦茶をいただきました。



暑かったので、冷たい麦茶がありがたかったです。

午後3時に出発し、2時間ちょっとの間楽しく山道を走って、いわき市内の宿到着は5時半でした。



こういう広い駐車場がガラガラの時、どこにGR86をとめるか結構悩んでしまいます
(>_<)

部屋はこんな感じでした。



すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

天然温泉のお湯で疲れを癒しました。

夕食です。



焼き鳥がおいしかったですが、もも串はタレではなく塩が良かったです。少しだけ残念…。

盛りだくさんの一日でした(^^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/28 16:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月01日 イイね!

新潟県の清津峡渓谷トンネルはアートでした:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(5日目)

GR86旅5日目の走行ルートです。



長野市~福島県南会津町までの走行距離は 287 kmでした。

今回の旅で最も長い距離を走った一日でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

5日目:10月1日(火)

長野市の宿で午前5時起床。

今後の大まかなルートをあれこれ考えて、長野県から福島県へ進みそこから南下、房総半島の海岸線をぐるっと回って東京湾アクアライン経由で東京都内の次男のところに寄って、太平洋側を走って大阪まで帰ることに決めました。

ちょっとすっきりした気持ちで大浴場へ、そして朝食です。



最近の宿はどこもごはん(お米)がおいしいです。

8時に出発したところ、長野市内の通勤ラッシュに巻き込まれてなかなか進みません。

国道117号線も市街地を抜けるとスムーズでした。



景色も天気もよく、気持ち良かったです。

新潟県津南町のガソリンスタンドで店員さんと話していて、「これから清津峡(きよつきょう)に行く」と言うと「予約制になったみたいですが、予約してますか?」とのこと。

いつものごとく下調べをしていないので予約のことなど全く知らず、またやってしまったかと思い慌ててネットで調べてみるとこの日は予約不要でした。

イベント開催時などは完全予約制になるようです( ̄▽ ̄)

ホッとしつつ、11時に「清津峡」に到着です。



清津峡渓谷トンネル管理事務所の公式Websiteによると「清津峡は日本三大峡谷の一つで、清津川を挟んで切り立つ巨大な岸壁がV字型の大峡谷」とのことです。

駐車場から川沿いの道を歩きます。



すぐに「清津峡渓谷トンネル」の入口に到着。

元々は清津川に沿って遊歩道があったのですが落石事故によって通行禁止となり、観光のために新たに歩道トンネルを作ったらしいです。



トンネルの全長は750 mで、途中3カ所の見晴所と終点のパノラマステーションから峡谷を見ることができます。

少し肌寒いくらいに涼しいトンネルの中を歩いて行きます。



第一見晴所です。



外を見ると、目の前に柱状節理のごつごつした岩肌が見えます。



もう少し歩いて、第二見晴所です。



白黒のインパクトがすごいです。

真ん中の丸い建物はトイレらしいです。

そこから見えた渓谷。



岩肌までの距離が近く、ちょっと圧迫感があるくらいです。

エメラルドグリーンの清津川がきれいでした。



更にトンネルを進んで第三見晴所。



金属板が反射する外からの光と、赤い光の組み合わせがなんだかおしゃれです。

終点のパノラマステーションです。



「おぉ、すばらしい」という感じでした。

床はごく浅いプールになっていて、水鏡にV字型の峡谷がきれいに写り込んでいます。

写ってる人は知らないおじさんです。

少し角度を変えて撮ってみました。



トンネルの壁面は鏡面仕上げになっていて、面白い写真になりました。

ここで折り返してトンネルを戻って行きます。



こういう色の変化もいいです。

清津峡渓谷トンネルは、その形をうまく活用したアートで楽しませてくれるところでした。

11時半すぎに出発し、国道117号線に戻って新潟県長岡市方面へ。

この日はGR86で山道をたくさん走ろうと思い、地図を見て面白そうな国道290号線・252号線を通って福島県南会津町まで行くことにしたので、長岡市経由です。

十日町あたりでしばらく現行モデルのフェアレディZの後ろを走りましたが、後ろから見るとシンプルでかっこいいなと思いました。

「悠久山(ゆうきゅうざん)公園」到着は午後1時半でした。

駐車場の近くに綺麗な庭園があります。



公園内の高台にある「長岡市郷土史料館」に向かう途中、小さな動物園がありました。



サル山は園の外からでも見ることができます。



この時の気温は30℃で、サルたちも日陰でぐったりといった感じです。

史料館はお城の形をしています。



展示物は長岡市出身の偉人の紹介がメインであいにく私にとってはなじみがないものがほとんどでした。



「ふ~ん」という感じで見ていると「雪国の民族展」のコーナーがあったので覗いてみます。



ワラの雪ぐつは、昔話のアニメなどで見た記憶があります。



これは「ツグラ」というもので、乳児を入れておく籠だそうです。



赤ちゃんを入れて部屋の中や田んぼのあぜに置いたり,つるして揺籃にもしていたそうです。こういうものがあるのを知りませんでした(~_~)

古い湯たんぽやアンカです。



農家の暮らしの様子、など。



こういう生活に密着したものを見るのが好きなので、私にはこちらの方がおもしろかったです。

史料館の最上階から見えた景色です。



晴れ渡った空がとても綺麗でした。

悠久山公園は広くてきれいなので少し散歩でもと思いましたが、気温30℃には勝てず諦めました。

午後2時に出発して、国道290号線で南東方向に進みます。

途中、群生しているたくさんのススキがありました。



まだまだ暑いですが、秋が近づいてきているのを感じました。

国道252号線に乗り換えて福島県へ。

この252号線は所々狭いところもありますが、ほとんどの区間でセンターラインもきちんと引かれていて、とても楽しく走ることができる山道です。



延々とコーナーが続くので、ブレーキ使用を最小限にしてGR86をスポーツモードにしてアクセルワークメインで走るのが楽しかったです。

運転は楽しかったのですが、長岡市を出て山の中の道を走り始めてからコンビニも飲食店も見つけられず、お昼ご飯を食べることができないまま、午後5時過ぎに福島県南会津町の宿に到着です。



この日の宿のお風呂はこんな感じ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

お昼ご飯を食べられなかったので、夕食はかつ丼にしました。



ちょっと甘めのカツ丼でしたが、長時間の運転で疲れていてめちゃくちゃおいしかたったです。

GR86で山道をたくさん走って充実した一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/10/26 15:10:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年09月30日 イイね!

ずっと来たかった黒部ダム:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(4日目)

GR86旅4日目の走行ルートです。



富山県黒部市~長野市までの走行距離は 192 kmでした。

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4日目:9月30日(月)

黒部市の長男のアパートで午前6時に起きて、シャワー。

息子はまだ寝ているので、一人で近くのローソンへ朝食の買い出しです。

野菜ジュースとおにぎりを2人分買って、コーヒーを飲みながらぶらぶら歩いて帰ってきました。



二人でおにぎりを食べていて、「こっから黒部ダムに行く途中に何かオススメの面白いとこある?」と聞いて帰って来た答えが「フォッサマグナミュージアム」だったので寄っていくことにします。

8時に息子は会社へ、私はGR86で国道8号線へ。

新潟県に入り、糸魚川市の親不知(おやしらず)あたりの国道8号線の様子です。



断崖絶壁に張り付くようにして覆道がつくられています。

中を走るとこんな感じ。



適度なコーナーが続くとても楽しい道です。

「道の駅 親不知ピアパーク」で日本海を見ながら一休みしました。



フォッサマグナミュージアムには9時半の到着。



糸魚川市は古くからヒスイ(翡翠)の産地で、5,500年ほど前の縄文時代からまが玉などの装飾品に加工していたそうです。

大きなヒスイの原石がたくさん展示されています。



ヒスイの中を透けて見える緑色の光がとても綺麗でした。



とても綺麗ではあるのですが、全体的に展示物と情報が多すぎて私には何がポイントかわかりにくかったです。

フォッサマグナシアターで見た映像は、日本列島の誕生やフォッサマグナと日本海の形成についてのものでわかりやすく面白かったです。



いままで何度か聞いたことのある言葉“フォッサマグナ”とは何かを初めてちゃんと理解できました。

たくさんの化石の展示も見応えがありました。



そのほかにもたくさんの鉱物の展示がありましたが、私にはちょっと難しかったです。

息子はこのミュージアムをとても楽しめたようなので、親子と言えど興味や知識はやはり違うものだなと思いました。

同じ敷地内にある「長者ヶ原考古館」も見学して、10時半に出発、「黒部ダム」へ向かいます。

糸魚川市から南に下る国道148号線は信号も少なくスムーズでした。

朝ごはんが軽かったのでお腹が空いて、11時半に「道の駅 白馬」でお昼ご飯。

ここはすでに長野県です。



「かけそば定食」です。



久しぶりに食べる赤飯がもちもちでおいしかったです。

国道148号線をさらに南下、県道45号線に移ってからは上り勾配が続き運転していて首が痛くなりました。

午後1時前に黒部ダム行きの電気バスが出る「扇沢(おうぎさわ)駅」に到着です。



ラッキーなことに駅に最も近い駐車場まで上がってくることができました。



1階の切符売り場で黒部ダムまでの電気バスの往復チケットを買って2階へ。

待合ロビーの壁に4つの観光コースが掲示されていて、私のような計画性の乏しい者には大変助かります。



しばらく考えて写真右上の「アルペンクルーズコース(150分・2.5 km)」に決めました。

電気バス乗り場への入口です。



13時05分、バスに乗り込みます。



実際の速度は分かりませんが、狭いトンネルの中を走るスピード感はなかなかのものです。



黒部ダム駅に到着すると、皆さん我先にと早歩きです。



その先には「ダム展望台」へと続く長い長い階段がありました。



息を切らしながら到着です。



お日様も出て、素晴らしい景色でした。

巨大なダムの上を歩く人がとても小さく見えます。

階段を下りてダムに近づいて行きます。



「放水観覧ステージ」までやって来ました。



霧のように見える放水は毎秒10 t以上で、すごい迫力です。

さらに下りてダムえん堤の端からみたところです。



えん堤の高さ186mは日本一、長さは492mだそうです。

幅もめちゃくちゃ広いです。



えん堤から見える下流の景色です。



山々が折り重なって良い景色ですが、こんな所に巨大なダムをつくるのは本当に大変だったろうと思います。

えん堤の端まで行って、日本一高所の遊覧船「ガルベ」の乗り場へと続くトンネルを歩いて行きます。



遊覧船ガルベは2024年11月10日をもって営業終了となります。

チケット売り場にも「あと…41日」の文字がありました。



ガルベはなかなかカッコイイ船です。



沢山のお客さんが乗っていました。



乗り場を離れ、ダムの上流へ向かいます。



ダム湖の風を受けながら周囲の山々を眺めるのは爽快でした



ガルベの遊覧を終え、乗り場からえん堤を戻る際に放水によってできる虹がきれいに見えました。



ラッキーでした(^^♪

時刻は午後3時、レストハウスには中に入り切れないほどたくさんの観光客がいます。



すぐ横に湧き水がありました。



たくさん歩いた後だったので、つめたい湧き水がとてもおいしかったです。

レストハウス近くにある「殉職者慰霊碑」です。



1956年(昭和31年)から7年間のダム建設中に171名の方が工事で亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。

黒部ダム駅では大勢の人が電気バスを待っていましたが、幸いすぐに帰りのバスに乗ることができました。



扇沢駅を3時半に出発し、長野市内の宿には午後5時過ぎの到着でした。



ホテルのフロントで教えてもらったスーパーに夕食を買いに行って、お風呂へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

人気の宿なのか、平日の早い時間なのに大浴場は混んでました( ̄▽ ̄)

夕食です。



何年も前から黒部ダムの観光放水を見たいと思っていましたが、放水期間が制限されていることもあってなかなかチャンスがなく、今回の旅は最初にこの黒部ダム行きの日程を決めてからスタートしました。

期待通りの一日となり、大満足です(^O^)

原 宗一郎
Posted at 2024/10/24 17:56:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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