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原 宗一郎のブログ一覧

2024年09月29日 イイね!

石川県金沢市の兼六園・富山県高岡市の国宝 瑞龍寺:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(3日目)

GR86旅3日目の走行ルートです。



福井市~富山県黒部市までの走行距離は 180 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3日目:9月29日(日)

福井市の宿で午前6時起床、6時半にお風呂へ。

他にお客さんはおらず、大浴場は貸切でした。

この日は素泊まりだったので前日にスーパーで買っておいた朝ごはんを和室でいただきました。



おにぎりは、明太子と梅の定番の組み合わせで安定のおいしさです。

8時過ぎに出発し、日曜日の空いている道を走って9時半に「石川県立航空プラザ」に到着です。



駐車場から建物に歩いて行く途中に屋外展示もあります。



県立の施設だからか入場無料でした。



予想していなかったのですが、大きな建物の1階の半分は子供たちが遊ぶスペースでした。



駐車場に着いたときに小さな子供連れの家族が多いなと思ったのですが、理由が分かりました。

残りの半分のスペースにたくさんの航空機が並べられています。

F-104J迎撃戦闘機です。



この機体は私が生まれる前の1964年に日本国内で製造されたもので、さすがに古さは否めませんがそれでもカッコイイです。

ブルーインパルス仕様のT-2高等練習機です。



今年の春に行った「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」にも同じものがあったのを思い出しました。

何度見ても鮮やかな色使いがとてもいいです。

T-2練習機のコンダイノズルです。



絞ったり広げたりしてエンジンからの空気流の速度を変えて推力を調整する装置です。

こういう仕組みを間近でみられるのは本当に興味深いです。

2階に上がってみました。



楽しそうに遊ぶ子供たちの元気な声が聞こえました。

2階には航空機の歴史や飛行の原理の説明に関する展示があります。

この風洞実験装置では、翼の断面形状によって揚力がどう変わるのかを見ることができます。



「ふんふん、なるほど」という内容ですが、目で見て理解できるのは純粋に面白いです。

石川県立航空プラザは、想像していたところとは少し違いましたが楽しいところでした。

10時過ぎに出発して国道8号線・156号線で「兼六園」へ。

金沢市内をGR86で走っていて、道路や街の雰囲気が京都市の白川通りにとても似ていると思いました。

兼六園近くの駐車場にGR86をとめて金沢城のお堀の横を歩いて行きます。



入場券はPayPayで購入。



最近の観光地は電子マネーを使えるところが増えて便利になりました。

さっそく園内を散策です。

兼六園は、江戸時代に加賀藩の歴代藩主によって造られた庭園で、日本三名園の一つです。



いかにも日本庭園と言う雰囲気で、そのせいか日本人より外国人の観光客の方が多かったです。

「根上松(ねあがりのまつ)」です。



十三代藩主 前田斉泰が盛り土に若松を植え、成長後に土を除いて根をあらわにしたものだと伝えられているそうです。

それにしても大きくて立派です。

「雁行橋(がんこうばし)」は、夕空を飛ぶ雁の隊列をかたどっています。



「徽軫灯籠(ことじとうろう)」です。



兼六園のシンボルとしてよくWebsiteやガイドブックなどに掲載されている2本脚の灯籠です。

やはり人気の写真スポットのようで、写真撮影のための列ができていました。

園内の入り組んだ小路を歩いていろいろな景色を楽しむことができました。

兼六園の隣にある金沢城は以前一度来ているので今回はパスです。



兼六園から駐車場までの帰り道で何かのイベントが行われていました。



沢山の人が芝生に座ってビールを飲んでいて羨ましかったです( ̄▽ ̄)

12時半出発、お腹が空いて国道8号線を北上しながら2軒の飲食店に寄るも日曜日のためか大混雑で諦めて先に進みます。

午後1時半過ぎに、富山県高岡市内の「麵屋やす」さんでやっとお昼となりました。



富山といえばブラックラーメンということで「やすブラック」を注文。



私には初めてのブラックラーメンでしたが、しっかりした味のスープにちぢれ太麺がよく合って大変おいしかったです。

ラーメン屋さんから10分程で「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」に到着。

駐車場にGR86をとめて拝観料を支払い、「総門」へ。



これは総門に掲げられていた「瑞龍寺伽藍(がらん)配置図」です。



なかなか不思議な人体図です…。

瑞龍寺は、加賀藩3代藩主前田利常によって建立された曹洞宗のお寺で、造営は江戸時代初期(1600年代中頃)です。

「山門・仏殿・法堂」が国宝に指定されています。

ものすごく立派な山門。



山門の仁王像は鮮やかな極彩色です。



山門をくぐると仏殿があります。



芝生が広がる左右対称の中庭は広く美しく隙がない、という印象です。

それを取り囲む回廊も重々しい雰囲気でとてもいいです。



仏殿には本尊の釈迦如来像が安置されています。



引き締まる気持ちでいつもどおり家族の健康・旅の安全をお祈りしました。

仏殿は総欅(けやき)造りだそうです。



素晴らしい造りの天井を見上げて思わず写真を撮りました。

そして、法堂です。



建物の中はとても広く、靴を脱いで自由に上がってお参りすることができます。



豪華な造りの法堂には前田利長公の位牌が安置されています。



法堂からは回廊の中を通って戻ります。

その突き当りに「トイレの神様」として有名な「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」がいらっしゃいました。



なお、こちらはレプリカです。

禅宗のお寺では、烏枢沙摩明王はトイレの守護神として祀られることが多いらしいです。

瑞龍寺は、シンプルにして荘厳でした。今回来ることができて本当に良かったです。

この日は黒部市内に住む長男のアパートに泊めてもらうことになっていて、そっちに向かう前にちょっとだけ「高岡大仏」を見ていくことに。

GR86でそれらしきところをグルグル回ったのですがなかなか駐車場を見つけらず、車の中から写真だけ撮りました。



穏やかなお顔の大仏様が見られて良かったです(^-^)

国道8号線をひたすら走り、息子のアパートには午後4時半の到着でした。

息子の彼女も一緒に待っていてくれて、「初めまして。」とご挨拶。

3人で小一時間、自己紹介も兼ねてなんだかんだと話をして富山市内の「氷見きときと寿司」さんへ。

喋るのと食べるのと飲むのに忙しくて写真を撮っていませんでしたが、期待通りのおいしいお寿司でした(^_-)-☆。

「きときと」は富山弁で「新鮮な・活きのいい」という意味だと彼女が教えてくれました。

旅行中はいつも一人の夕食ですが、この日はわいわいとにぎやかな楽しい夜でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/10/22 19:00:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年09月28日 イイね!

敦賀赤レンガ倉庫ジオラマ館・福井県立恐竜博物館:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(2日目)

クルマ旅2日目の走行ルートです。



京都府舞鶴市~福井市までの走行距離は 210 kmでした。

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2日目:9月28日(土)

舞鶴市の宿で午前6時起床、すぐに大浴場で朝風呂。

前日より少しお湯は熱めのような気がして、いい感じで目が覚めました。

宿の朝ごはんです。



こういうお皿だとおかずで全部埋めたくなってしまいます。



舞鶴名物「海軍カレー」もいただきました。

宿からちょっと離れた駐車場の近くにあったモニュメント。



いかにも港町らしいです。

午前8時出発、気温は26℃です。

土曜日の朝の空いている国道27号線を東へと進み、「気比(けひ)の松原」には10時の到着でした。



長さ1.5 kmに渡って広がる立派な松林の先に広い砂浜がありました。



夏は海水浴場となるようです。

松林にそって少し砂浜を歩くと、海からの風がとても気持ち良かったです。



これまでに静岡県の「三保(みほ)の松原」は86で、佐賀県の「虹の松原」もGR86で訪れているので、これで日本三大松原はコンプリートです(^^)



駐車場を出てGR86で松の木のトンネルを抜けて、数分で次の目的地「敦賀(つるが)赤レンガ倉庫」に到着。

倉庫の規模は思ったよりちょっと小さめです。



倉庫前には「恐竜博士」と一緒に写真が撮れるダイノベンチがあります。



近くで見るとなかなかリアルでちょっと怖いです。

赤レンガ倉庫の中にはレストランやお土産屋さん、そして私が楽しみにしていた「ジオラマ館」があります。



ジオラマ館に入るとその大きさに圧倒されます。



明治後期から昭和初期にかけての敦賀の街並みを再現しており、幅27 m、奥行きは最大7.5 mだそうです。

街や港がとても精巧に作られていて、見ていて飽きません。



目の前を走る列車はその動きも音も非常にリアルでびっくりです。



ジオラマの上のスクリーンに映し出される敦賀の歴史を紹介する映像も面白かったです。

当時、東京から敦賀→ウラジオストック→シベリア鉄道経由でフランスのパリまで行けたということを初めて知りました。

中二階からみたジオラマです。



とても楽しい時間を過ごして11時に出発。

海外線に沿って北へ上る国道8号線を走るのはとても楽しかったです。

その後内陸に入って、県道18号線経由で「一乗谷朝倉氏遺跡」到着は12時半ちょっと前でした。

県道18号線は山の中の楽しいワインディングで、車は少ないですが中央線もちゃんとあっていい道でした。



一乗谷遺跡はとてものどかな雰囲気の山あいにあります。



1467年の応仁の乱の後にこの地を本拠地とした戦国大名・朝倉氏が、1573年織田信長によって滅ぼされるまで100年以上繁栄した場所です。

「復元町並」の入口でチケットを買って見学開始です。



武家屋敷や町屋がたくさんあった場所で、発掘された石垣などをそのまま使って町並みを復元しています。



町屋も当時の雰囲気を感じます。



武家屋敷の内部もとても綺麗に再現されていて、見ていて楽しかったです。



復元町並から歩いて「朝倉館跡」へ向かいます。



ちょっと暑かったですが、良い景色でした。

敷地の入口には立派な「唐門(からもん)」があります。



敷地奥の高台から全体を見ることができ、当時の屋敷がどのように建てられていたが分かります。



展示してあった全体図と見比べながら当時の姿を想像しました。



一乗谷朝倉氏遺跡は自然の中でのんびりできるとてもいいところでした。

午後1時過ぎに出発し、国道158号線を更に内陸部へ30分程走って「越前大野城」近くの駐車場に到着です。



お昼ご飯にしたいのですが飲食店が見当たらず、観光案内所で近くの蕎麦屋さんを教えてもらいました。

歩いて行くと湧き水がありました。



越前大野市は湧水地がたくさんあることで有名だそうで、これは名水百選の「御清水(おしょうず)」です。

たどり着いた蕎麦屋さんの看板にも「名水 手打ちそば お清水」の文字がありました。



せっかくなので蕎麦をいただこうかと思いましたが、福井名物の「ソースカツ丼」をまだ食べたことがないのに気づいてこっちを注文。



薄めのトンカツにさっぱりした甘めのソースが絡んで大変おいしかったです。

お腹もいっぱいになって越前大野城へ。

このお城は大野市の中心部にある亀山(標高249m)の頂上にあります。

登り口にある柳廼社(やなぎのやしろ)にお詣りしていきます。



家族の健康・旅の安全をお願いしました。

お城への道は歩きやすいですが、木陰でも蒸し暑くて汗だくになりながら進んで行きます。



10分ほどで到着です。



1576年築城ですが、現在の天守は1968年に再建された鉄筋コンクリート製です。

荒々しい野面(のづら)積みの石垣がカッコイイです。

内部には歴代藩主の遺品などが展示されています。



その中に江戸時代中期の鍬(くわ)がありました。



現代のものとまったく同じ形で、ちょっと感動しました。

山頂に建つお城ということで、最上階から見る景色も最高でした。



風もよく通っていて、とても涼しくさわやかでした。

午後3時過ぎに再び歩いて山を下ったのですが、GR86まで戻ると汗が止まらずシャツを着替えての出発となりました。

20分程走って、この日の最終目的地である「福井県立恐竜博物館」に到着。



この時は常設展に加えて、特別展「バッドランドの恐竜たち―北アメリカの1憶年―」を開催中だったのでこちらも見ていくことにします。



バッドランドとは、北アメリカ大陸に広がる恐竜時代の地層が露出している荒野で、良質な化石が数多く発見されるそうです。



実物の化石も多く展示されていてとても見ごたえがありました。



ただ、人が多くてせわしない感じでもう少し落ち着いて見たかったです。

常設展はとにかくスケールが大きくて、すごかったです。



非常にリアルな恐竜のディスプレイもあり、本当に楽しいところです。

実物大の恐竜を自分の目で見ることが大切だなと改めて思いました。



上の写真中央の「ティラノサウルスロボット」の動き、表情、鳴き声も迫力がありました。

事前にネットで調べた博物館の滞在時間は常設展で1時間半程度となっていたのでそれを基に閉館時間の1時間半前を狙ってやってきたのですが、ちょっと甘かったです。

特別展も見たこともありますが、私の場合は少なくとも半日は見ておくべきでした😪

後ろ髪引かれる思いで5時に出発、6時過ぎに福井市内の宿に到着しました。



いつもとはちょっと違う雰囲気の温泉宿です。

部屋は昔ながらの正しい和室。



客室にはWifiなしでした( ̄▽ ̄)

大浴場です。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

お湯は無色透明・無味無臭の単純アルカリ泉で、つるつる・ぽかぽかでとても良いお風呂でした。

昼食が午後2時と遅かったので軽めの夕食です。



この日もとても楽しい一日だったのですが、観光地を5カ所も回って時間的にきつかったのが反省点です。

旅の始めはどうしても欲張ったスケジュールになりがちなので、もう少しゆる~く進もうと思った日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/10/20 12:56:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年09月27日 イイね!

快晴の天橋立は最高でした(^^):2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(初日)

9月27日(金)~10月12日(土)の16日間、GR86で旅をしました。

大阪府の自宅から北陸地方を抜けて福島県へ、そこから南へ下り房総半島を回って太平洋側を走って戻って来るルートです。

いつものように旅の記録を残そうと思います。

初日の走行ルートです。



大阪の自宅から京都府舞鶴市までの走行距離は 179 kmでした。

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初日:9月27日(金)

舞鶴市の宿を予約し、GR86に荷物を積んで午前10時出発です。

山道走行中にトランク内で荷物が動かないように隙間なく積み込みました。



GR86のドライブインフォメーションをリセットしました。



今年4月の旅ではリセットするのを忘れていましたが、今回は旅のデータが取れます。

国道9号線で京都府亀岡市を走っている時に結構な雨となってしまいました。

正午前に「ウドンゴヤ」さんでお昼ご飯です。



この辺りはたまにドライブに来ていて、このお店は前から気になっていました。

メニューを説明されてびっくりしたのですが、デフォでうどん400gです。

3種類の天ぷらが付いた「コヤウドンかけ」の麺200gを注文。



麺は小麦粉の香りと味がしっかり、タマゴ天・ちくわ天・とり天は揚げたてでおいしかったです。

その後もぐずついた天気でしたが、福知山市で国道176号線に乗り換えてしばらくすると晴れ間が見えてきました。



午後1時半過ぎに京都府与謝野町の「加悦(かや)鉄道資料館」に到着です。



資料館は1926年(大正15年)に建てられた洋風の木造二階建ての旧加悦駅舎でとてもいい雰囲気です。

加悦鉄道自体は1985年に廃線となっています。

資料館のすぐ横に展示されている「2号蒸気機関車」は、明治時代にイギリスから輸入されて1956年まで活躍しました。



シンプルな車体が歴史を感じさせてくれます。

国の重要文化財だそうです。

博物館に入ろうとして、この日はお休みだと気づきました。

基本的に下調べをしない私はここが土曜・日曜・祝日のみの営業と知りませんでした(+_+)

気を取り直して「天橋立(あまのはしだて)」に向かおうと走り出してすぐに「与謝野町立古墳公園」の看板に気づき、寄ってみることに。



国史跡の蛭子山(えびすやま)古墳と作山(つくりやま)古墳を整備した歴史公園だそうです。

「はにわ資料館」に入ってみます。



町内で出土した埴輪(はにわ)やその他の実物の出土品がたくさんあって見応えがあります。

下の写真の右下は馬の口にくわえさせて馬をコントロールするための「くつわ」です。



今から1600年ほど前の古墳時代に既に道具として完成していたということに驚きました。

人間の知恵と言うのはとても面白いです。

はにわ館のすぐ横に復元された作山古墳群があります。



その一つに登ってみました。



それらしい雰囲気です。

頂上にガラスで覆われた部屋があります。



覗いてみると「石棺」がよく見えました。



実物と言うのは何でも説得力があるものだと思いました。

しばらく公園内を散歩してから出発です。

偶然入った公園でしたが、思いのほか楽しいところでした。

天橋立には午後3時過ぎの到着。



文殊(もんじゅ)地区のコインパーキングにGR86をとめて、お土産屋さんや飲食店の並ぶ通りを抜けていきます。



平日のためか、人影はまばらでした。

「小天橋(しょうてんきょう)」を渡って天橋立へ。



ガイドブックなどではこの橋は「廻旋橋(かいせんきょう)」と表記されているようで、その名の通り船を通すために90度旋回します。

さらに進んで「大天橋(だいてんきょう)」の上から見た宮津湾。



とても綺麗な青い海でした。

天橋立は長さ3.2キロメートル、幅20~170メートルの細長い砂嘴(さし)です。

歩いて往復するととんでもなく時間がかかるので、途中にある「天橋立神社」まで行って引き返すことにしました。



外側の海(上の写真右側)、宮津湾から吹く涼しい風に吹かれながら数分で着きました。

まずは、神社のすぐ横の「磯清水(いそしみず)」で手を清めます



海に囲まれているのに塩分を全く含まない不思議な水ですが、お湯のように暖かくてびっくりです。ちなみに飲用不可らしいです。

家族の健康・旅の安全などを祈願。



後で調べてみると、この神社は恋愛成就のパワースポットとして人気とのことです。

帰りは宮津湾に面した砂浜を歩きます。



外海となるため風が強く波がありますが、エメラルドグリーンの海がきれいです。

砂嘴を横切って内海の阿蘇海側へ行ってみると、海はとても穏やかでした。



小天橋(廻旋橋)まで戻ると、ちょうど船を通すために90度旋回しているとこでした。



旋回している橋の横を遊覧船が通り過ぎていきます。

船の上の外国人が私に手を振っているのでこちらも振り返すとニコニコと喜んでいる表情が見えました。

小天橋を渡ってすぐのところにある「知恩寺」へお参りです。



ここでも家族のこと、旅の安全をお祈りしました。

次は文珠山山頂にある「天橋立ビューランド」へ。



知恩寺からビューランドに登るリフト乗り場までは徒歩で6分程。



往復のチケットを買ってすぐに乗ることができました。



リフトを下りて少し坂を上ります。



「股覗き」はしませんでしたが、晴れ渡った空の下にものすごく綺麗な天橋立を見ることができました。



初めて天橋立に来たのは2017年の春でしたが、あいにくの雨で空全体が煙っていて残念な風景でした。

今回はラッキーでした(^^♪

ビューランド内にはメリーゴーラウンドもあります。



「飛龍観(ひりゅうかん)回廊」も歩きましたが、基本的に見える景色はほぼ一緒です。



帰りのリフトは常に海側を向いているので、しっかりと天橋立を見ながら下りていくことができます。



午後4時過ぎに駐車場を出て舞鶴市内の宿に向かいますが、途中「ドライブインダルマ」に寄り道です。

海岸線の国道178号線はコーナーも多く、GR86を走らせるのがとても楽しかったです。

30分ほどで到着です。



今では非常に珍しいラーメン・うどん・ハンバーガーや瓶入りのジュースなどの自販機が揃っていることで有名です。



店内には自販機のほかに懐かしいゲーム機などもあり、昭和レトロの雰囲気が漂いまくってます。



300円のラーメンを食べていこうかとさんざん悩みましたが、お昼がうどんだったこともあって今回はパスしました。

宿に向かう国道27号線沿いにある「舞鶴赤レンガパーク」の駐車場で、海上自衛隊の艦船をバックに1枚だけ写真をとりました。



午後6時、舞鶴市内の宿に到着です。



到着してすぐに気づいたのですが、この宿は2022年4月に86(ZN6)を北海道の次男に譲るために車両だけ舞鶴港で小樽港行きのフェリーに乗せた後に泊まった宿でした。

すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

普段はいつもシャワーなので、久しぶりにゆっくりお湯に浸かりました。

夕食です。



今回の旅、この後はとりあえず福井県→石川県→富山県と走って「黒部ダム」へ行くことは決めていたのですが、その後のルートをどうするかこの時点では未定でした。

どういうルートがいいかな、など考えながらおいしくいただきました。

楽しみにしていたGR86での旅が始まりました。

原 宗一郎
Posted at 2024/10/18 11:41:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月25日 イイね!

関鍛冶伝承館・山の上の岐阜城 & 旅のデータ:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(9日目:最終日)

GR86の旅、4月25日(木)(9日目)の走行ルートです。



岐阜県関市から大阪府の自宅までの走行距離は 181 kmでした。

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関市の宿で午前5半起床。

今回のクルマ旅の最終日で、気持ちとしては「あぁ、もう終わってしまうんか…」です。

6時、昨晩は時間制限のため入れなかった大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

毎度のことですが、やはり朝風呂はいいものです。

朝食です。



シンプルで良いですが、もう少し野菜のメニューが欲しいところです。

本日最初の目的地「関鍛冶伝承館」は宿のすぐ近くなので開館時間の午前9時に出発です。

GR86をとめた駐車場のすぐ横に神社があったので寄って行きます。



朝の日の光の中の緑がきれいでした。

「春日神社」です。



家族の健康を祈願。

誰もいない静かな境内は気持ち良かったです。

関鍛冶伝承館は、その名の通り鎌倉時代から伝わる関鍛冶の歴史や技をいろいろな資料・映像などで紹介している施設です。



日本刀を作る工程をいくつかに分け、それぞれを説明する映像がとても充実していて面白かったです。



刀の実物もたくさん展示されています。



間近で見ると精巧な細工がなされているのが良く分かり、芸術品です。



平日の朝とあって館内は静かで、ゆっくり見て回ることができました。

10時前に出発して、この旅の2日目に行きそこなった「岐阜城」を目指します。

長良川沿いの県道287号線を走っていると、真正面の「金華山」のてっぺんにお城が小さく見えてきました。



10時半ちょっと前に岐阜公園堤外駐車場にGR86をとめました。

山頂にある岐阜城に行く登山道もありますが30分~1時間かかるとのことで、今回は「金華山ロープウェイ」で行くことにしました。



乗り込みます。



4分程で山頂駅に到着し、ここからは徒歩で岐阜城へと上って行きます。



木陰の多い道を歩くこと10分弱で到着です。



現在の天守は1956年に建てられた模擬天守ですが、すごくカッコイイです。

ここへ来る途中、GR86から見えたお城は点のように小さかったので、山頂にこんな立派な天守があるとは思いませんでした。

天守台の石垣です。



この石垣は大半が明治時代に積み直されたものらしいです。

天守内部の展示は新しく、説明も分かりやすいです。



織田信長公山麓居館の紹介もとても興味深いものでした。



最上階の天井も凝った造りでおもしろいです。



最上階から西の方角の眺めです。



すぐ近くを長良川が流れて、遠くまで見渡せる素晴らしい景色でした。

ロープウェイの山頂駅に戻り、下山です。

下っている途中に赤い立派な三重塔が見えました。



上りの時は反対側を見ていてこの三重塔に気づきませんでした。

岐阜公園内にある「岐阜市歴史博物館」に寄ってみます。



岐阜市の歴史に関する資料を展示していますが、館内のほとんどが写真撮影禁止だったのがちょっと残念でした。

縄文・弥生・古墳の各時代の土器が展示されています。



これは古墳時代の武人の像です。



古墳から出土した短甲などをモデルにして作られています。

「天下鳥瞰(ちょうかん)絵巻」のコーナーでは岐阜城上空からの見たパノラマやその後ろにあるスクリーンに織田信長の生涯が映し出されます。


(画像は施設の公式Websiteよりお借りしました)

ここでも織田信長公山麓居館をCG映像で解説した動画があり、非常に面白かったです。

織田信長が商業振興のために整備した「楽市楽座」です。



街の雰囲気やお店の中の様子などがよく再現されています。

ローカル感満載で十分に楽しめる良い博物館でした(^^)

12時半に岐阜公園を出発し、帰路に着きました。

国道21号線を西へ進み、今回の旅行1日目に散々信号で止められた国道8号線を避けるためにそのまま米原市を突っ切って琵琶湖まで出て湖岸道路を南へ下ります。

米原市から大阪への道は良く知っている道で、なんとなくお昼ご飯も食べずにそのまま走り続け、午後5時過ぎの帰宅となりました。

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今回の旅のデータをまとめました。

日程:2024年4月17日(水)~25日(木)
日数:9日間
総走行距離:1,323 km

平均燃費:11.9 km/L
 普段使いで8~11 km/Lなので、期待したほど伸びませんでした。

旅の全走行ルートです



岐阜県・長野県の山の中の道を走るのがとても楽しかったです。

個人的にお勧めしたい観光スポットです。
 関ヶ原古戦場記念館(岐阜県関ケ原町)
 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務ヶ原市)
 名古屋城(名古屋市)
 トヨタ産業技術記念館(名古屋市)
 トヨタ博物館(愛知県長久手市)
 スズキ歴史館(静岡県浜松市)
 天竜峡(長野県飯田市)
 ビーナスライン(長野県上田市~茅野市)
 高山陣屋(岐阜県高山市)
 岐阜城(岐阜市)

使ったお金:約114,000円
内訳の概算: 宿泊 57,000円
       ガソリン 20,000 円
       食費 16,000円
       観光 13,000円
       お土産 7,000円
       有料道路 1,000円


お土産です。



我が家では、岐阜県高山市で買った「くるみゆべし」が超人気でした。白い箱は嫁さん用のにごり酒です。

時間的にはちょっと短めでしたが、今回の旅も本当に楽しいクルマ旅となりました。

ブログを読んでいただきありがとうございました(^^)/

原 宗一郎
Posted at 2024/07/30 17:23:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月24日 イイね!

松本市のハイオク199円/Lは人生最高値・高山陣屋・さるぼぼ:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(8日目)

GR86の旅、4月24日(水)(8日目)の走行ルートです。



長野県松本市から岐阜県関市までの走行距離は 197 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

松本市の宿で午前5半起床。

この日は岐阜県高山市経由で関市までへ行く予定でルートを調べてみると、国道の一部ががけ崩れで通行止めのようです。

基本的に高速道路は使わないのですが、適当な迂回路がなさそうなのでちょっとだけ高速に乗ることにしました。

楽天トラベルで岐阜県関市の宿を探して、午前7時大浴場へ。

その後、朝食です。



お盆の中の食器のおさまり具合がとても良いです。

8時15分に出発し、松本市内のガソリンスタンドで給油。

価格表示がなかったので店員さんに聞いてみるとハイオクは199円/Lとのこと。

びっくりして、「20リットルお願いします」となりました。

国道158号線をひたすら西へ進みます。

あいにくの雨ではありましたが、GR86を走らせるのがとても楽しい山道であっという間の2時間半でした。

11時に「高山陣屋」近くのコインパーキングに駐車。



高山陣屋の門の前はたくさんの観光客でにぎわっていました。



陣屋は江戸時代の御役所で、ここ高山陣屋は日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代所跡だそうです。

玄関です。



格式高い雰囲気がとても良いです。

玄関を入ったところに「無料案内します」とあったのでその場におられた係りの方にお願いしました。

陣屋の歴史や見どころなど、15分程かけて丁寧にご説明いただき、とても興味深いものでした。

玄関の大床(おおとこ)に描かれている「青海波(せいがいは)」です。



江戸時代に流行した、海の波を模した吉祥文様です。

ここにあるのは複製らしいですが、さわやかな青色が印象的でした。

部屋の長押(なげし)の釘の頭を隠すための装飾で、ウサギをモチーフにした「真向兎(まむきうさぎ)」です。



かわいらしいですが、なぜウサギなのかは諸説あってよくわからないらしいです。

順路に従って進むと台所がありました。



次は「嵐山の間」です。



代官・郡代の日常生活に使われた部屋だそうですが、綺麗な庭も見える立派な造りです。

さらに進むと広い庭を一望できるお座敷があります。



落ち着いたとてもいい雰囲気の部屋でした。

この建物の屋根は瓦ではなく板で葺かれているそうで、「杮葺(こけらぶき)」の見本が展示されていました。



先日訪れた諏訪湖近くの高島城天守の屋根はもともとはこれだったのだと納得しました。

高山陣屋の内部はとても綺麗で広く、見ごたえがありました。

時刻は正午前、少し周辺を散策してみます。

宮川に架かる赤い「中橋」の上ではたくさんの観光客が写真を撮っていました。



古い町並がありました。



こういう景色なら曇天もいいものです(^^)

「高山市政記念館」です。



1895年(明治28年)から1968年(昭和43年)まで使用されていた町役場・市役所の建物です。

2階の様子。



広い窓に近づいてよく見ると厚みが均等でない窓ガラスが歴史を感じさせてくれます。



お腹が空いたので高山ラーメンを食べようと思い、周辺の店を回ってみましたが結構混んでいるのでGR86で少し離れたところにあるお店へ移動。

「宮川中華そば」さん。



午後1時を回っていますが満席で、ちょっと待ってカウンター席へ。

中華そば(並)を注文。



あっさりしたスープにつるつるの麺がとてもおいしかったです。

次は「飛騨国分寺」へお参りです。



746年頃の創建だそうです。

門の手前に「さるぼぼ」がありました。



なんとなく以前テレビ番組か何かで見た記憶があるのですが、「なんやったっけ?」と思い調べてみると、飛騨地方で昔から作られている縁起物の人形でした。

猿の赤ちゃんに似ていることから「さる+ぼぼ(赤ちゃん)」と呼ばれているらしいです。

色使いも大きさも様々でとてもかわいいです。

境内には立派な三重塔があります



本堂で、旅の残りの安全と家族の健康をお祈りしました。



樹齢1250年以上といわれる大イチョウの太い幹のくぼみにお地蔵様がいらっしゃいます。



なんとなくほほえましい気持ちになりました。

境内はとても静かで落ち着いた雰囲気の良いところでした。

午後2時に出発し、国道158号線→県道73号線→国道257号線→472号線→156号線と乗り継いで関市内の宿到着4時半でした。

雨の中でしたが、車も少なくスピードに乗って走りやすい山道でとても楽しいドライブとなりました。

また走りたいと思えるルートでした。

この日の宿の部屋です。



この宿は大浴場が1つしかなく、男性客が使えるのは午後9時以降とのことでした。

仕方がないので先に夕食です。



たまにポテトサラダが無性に食べたくなります。

満腹になって眠気に勝てず、大浴場には行かず8時半頃寝てしまいました。

ちょっと残念でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/07/21 15:17:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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