odesanのブログ一覧

エンジンブロー中の僕です、ごきげんよう。

しっかし、暑いっすね。

こんなに暑くても、僕にはエアコンの無いプントしかありません。
完全に蒸し器ですよ、炎天下の中で乗ったら死にますよ、まじで。
…あっくんは、完全に嫁様専用車になっております…


それはそうと、この前の月曜日、7月16日に、富士スピードウェイ本コースで開催されたＥＴＣＣに参戦してきました。

いつものトン百クラブのメンバーで、５５分耐久レース「ETCC-GT」に参戦です。
オールプントで、2台１チームで４チーム８台で参加してきました。

５５分なので、1人１スティント25分くらいです。

１番機が死んでいる僕に合わせてくれた仲間に感謝であります。


当日、死ぬほど暑くなるので早朝に出発し、７時すぎには富士に到着。
ETCCのタイムアタックに出る仲間のデルタ、ポルシェのピットで応援（というか邪魔）をします。


そして、ちょっと涼しくなった夕方１６時近くに耐久レースがスタートです。

暑い時期で参戦が少なく、７チームの出走です。
そう、７チームのうち４チームが身内なんですね。
しかも他の３チームは、めちゃ早いルノー様とポルシェ様。

えー、３台ある車のうち、１台がエアコンなしのポンコツ、１台がエンジンブロヲしていて、常用できるのが１台のアタクシでございます。


先月のことでした。
私のサンマ号ことM3は、富士のあたりで、5000回転くらいで突然、ポーンとエンジン異常のエラーを出したかと思うと、完全に沈黙しました。

その瞬間、動力を失ったパワステは重ステになり、ブレーキペダルはしばらくすると負圧を失い石のようになりました。

死ぬかと思った！

とりあえず安全な場所に停めて観察すると白い煙がエンジンルームから出ています。そして下にはお漏らしの跡。

ただ、お漏らしはクーラントでした。
この段階では、クーラントホースあたりが抜けたか破裂して、軽くオーバーヒートしたと思ってました。

水温は115℃くらいで、ヘッドガスケット飛んだかなーとかも考えました。

で、エンジン冷えたタイミングで同行していた仲間から水をもらって入れて、エンジン始動。

その瞬間、ガラガラガラと数気筒死んだ感じの音がしました。

オワタと思いつつ、色々試してエンジンかかるところまで行きましたが、ガラガラガラ…

これが湾岸ミッドナイトでブローしたときに書かれてたガラガラガラって音か…

オワタ。

とりあえず保険のローダーで主治医の元に。
僕は仲間のドンガラレースカーのアルファロメオの助手席で、扇風機を持ちながら都内の駅まで送ってもらいました。

この送ってくれたお方がまた、エンジンブロヲを２回していて、色々と段取りをしていただいた上、ローダーが入るところまで牽引ロープで引っ張ってくれたのでした。

車内では、「クルマは金だせば直るから、頑張って働くしかないっすよ」と本質を突くアドバイスを頂きました。

エンジンブローを乗り越えるために必要な要素１は、頑張って働くことなのです。


で、その後、みんカラにあげたblogでは、皆様から暖かい励ましを頂きました。

プント仲間の皆様からは、
「俺、去年エンジンブロー２回、うち１回は炎上」
「俺、水没したあとブローした」
「僕はエンジンブロー３回」
「僕もブローして今、修理中」
「とりあえずプントで気を紛らわせましょ」
「カートいきましょ」
という、心暖まる？励まし？を頂きました(どんだけブロヲ…w)

と、いうことで、エンジンブローを乗り越えるために必要な要素２は、皆様を含めまして、仲間の存在です。

その後、入庫した主治医からは、「オイルと水が混じってます。音からしてメタル逝ってます…」と連絡がありました。

すぐに、主治医も手を尽くして中古エンジンを探してくれましたが、見つかりませんでした。ディーラーにもコンタクトしてくれました。

エンジン開けて直すか、買い換えるか、中古エンジンを気長に探すか…
主治医は、ゆっくり考えましょうと言ってくれてます。

開けて直すにしても、専門店ではないので特殊ツール(特にVANOS回り)が無いので難しいかも、とも言われましたが、整備書をイギリスから取り寄せ、SSTを買う覚悟を伝えると、整備書が届いたら工場長と相談しましょう、と言ってくれました。

これ、ディーラーなら早くどうするか決めてくれ、Assy交換しかできない、と言われてたことでしょう。

買い換えにしろ、修理にしろ、載せ換えにしろ、しっかり向き合ってくれる主治医に感謝です。

エンジンブローを乗り越えるために必要な要素３は、向き合ってくれる主治医なのでしょう。

そして、エンジンブローしてから、乗り換えも考えました。
安くなった(とはいえ高いw)マセラティの初期型グランツーリズモとか、初期型M4とか、E90系のアルピナB3とか、ロータスエヴォーラとかも考えましたが、それを買ってもココロの穴が埋まる気がしませんでした。

乗り換えを考えるときのワクワク感が無いのです。
たぶん、それは、候補にあげているクルマのせいではなく、僕がまだあのM3に惚れているからなのです。愛着、なんでしょうね。

エンジンブローしたまま売っても二束三文にしかならないので、乗り換えるには、パーツをばらしてコツコツ売る必要があります。パーツは、そこそこ良いのを入れているので、全部売ればソコソコの金になるでしょう。

ただ、そのあと、解体屋にサンマ号を出すのは耐えられません。
クラッシュしてボディが欲しい人がいれば、むしろ、そのエンジンを僕が買います。

なので、復活させようとココロに決めました。

きっと、エンジンブローを乗り越えるために必要な最大の要素は、そのクルマへの愛なのでしょう。

とはいえ、愛を貫くにはマニーが必要です。資金が潤沢にあれば、200～300万だして新品エンジン買いますが、さすがに出せません。
海外から素性のわからないエンジンを100万円以上出して買うほどの勇気もありません。

金が無いなら、知恵と汗を出すしかないので、頑張って働きながら、知恵と汗を絞り出すのです。

直すと決めたら元気が出ました。







直すと決めたら、4.4Lキットとか、4.6Lキットとか調べ始めましたww
…高すぎるので夢ですが(笑)