
今日は初音ミクCD『星のカケラ』を聴きながら出社。さて今日も一日仕事頑張るか。と、いつもの様に所属部署オフィスに向かっていた時の事。
オフィスに向かう道中は実働部署管轄エリアも通っていくのだが、
今日は生産しているモノがシビアな故にトラブル停止が多いラインが停まっているが(汗)
それ見て「まいったなー、交替番変わったらいきなり復帰作業かァ;」って思ったが、何かいつもと違う・・・
まるで終業後&休日のごとく妙に静かだ
操業時間中は常時稼動している集塵装置までもが停まっているから妙に静かなのは判るが、例え集塵装置の点検or故障にしたってそれとは関係ナイ別ラインが稼動しているからここまで静かにはならんが・・・
と、思っていたら遠くの方から
普段聞く事はナイ警報サイレンが鳴り響いているのが聞こえてきた。が、このサイレン音は『ライン一斉停止処理時&ライン大元機械異常を知らせる警報サイレン』じゃない!
火災異常発生警報やがなー!!
それと同時に見たら
各ラインの大元機械が据え付けてある別棟エリア入り口付近がうっすら煙で覆われているが;
コレはごくまれにある
「大元機械から少々の『狼煙』挙がる程の何ぞ焦がすトラブル」によってライン内に飛んだ火の粉が火災検知センサに反応したからライン全部停まったんやな;
ともかく機械状態とおそらく実働部署全員が集結して処置しているであろう復旧作業の進捗を確認すべく、その別棟エリアの扉を開けてみたら・・・
実働部署メンバー全員のみならず、所属部署や他所部署のメカニックスタッフ総出&各部署の責任者全員に協力会社の社員総出で消火作業しよるが!!
エリア全体が煙と消化剤で真っ白に充満している中、その場にいる皆が取り付いて消火器吹いている
『シビアなライン』の大元である4tトラック程の大きさの機械、
内部で火柱が挙がっているのがハッキリ見えてるが!!!
間違い様なく緊急異常事態・文字通り
火災発生トラブル真っ只中やがな!!!
我に返った中湖サン、すぐに交替番相手であるオペレーターを探し出し、ラインは止まっているとは云え機械自体はまだ
作動中の別ライン全ての全停止&停止している
該当集塵装置室の火の手有無確認&実働部署管轄エリアにまだ残
っているありったけの粉末消火器と防火バケツを火元機械があるエリアにかき集めに奔走。
そうしている間に火の手は収まったものの、
まだ機械内部でも燻っているらしく煙が上がっているのでその場にいる
全員総出で該当の大型機械2台に張り付いてカバーというカバーや開閉口ドアを全て取っ払って内部に残っている生産物の除去。
黒焦げのまだ火種が残っている残留物を次々に機械から取り出してはそれを防火バケツに突っ込んでいったのだが、残留物の持つ熱と煙に相当難儀した上に、
最初に状態を把握した時にマスクの類をしてなかった事もあって最初に煙をモロに吸い込んでいたから、この作業しよる時には「
BCテロでもあったか」と思わせる防毒マスクをしていてもかなり息苦しいかった;
結果
人間や建物に被害は全く無く、
消防を呼ぶ間でもなく社員だけでの自力消火で完全鎮火し、被害は大元大型機械2台のみと、安全が確認されてから被害のナイ別ラインだけ再開復帰を出来たものの、
問題はその大型機械2台。
何せ火
柱が挙がってた位に鎮火されるまでの長い時間煙と熱と炎に晒されていたから、内部がズタズタやられていて、うち一台は
内部コンベア&ローラーが木製とあって半ば木炭化している位、
2台共復旧するのに相当かかる強烈にダメージを負っているが・・・
いつ何時起こるかが判らないからこそ恐ろしい火災。
今回は「交替番の引継ぎ交替時間直前」と人員が一番多くなる時だったからこれ位で済んだのが幸いだったが、もしコレが最低限の人数しかいない深夜シフト最中に発生していたらもっと被害は大きかったと思う・・・
ベテランスタッフ曰く「トラブル原因の割りに被害が異常に大きかった、今まであまりない事態」である今回の火災トラブル、
出来る事なら今後『火災トラブル事態』は二度と遭いたくないです。
(画像は実際に消火に使った防火バケツ。コレとは別に大量の使用済み粉末消火器を集めたんだが、それは今回鎮火するのにそれだけ要したというイミでもあって・・・)
Posted at 2008/02/16 03:25:27 | |
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