2020年08月27日
惜しい車。とても惜しい。
ハンドリングはすごくいい。スポーティーな演出があるわけではなく、小さなショックをマメに減衰してくれる、良く仕事をするサスペンションが付いてるコンフォート車のような味付けなんだけど、荷重がかかったときにぐにゃぐにゃと逃げてしまうことはなくグッと踏ん張ってくれる。接地感も良く安心できる。シートもいい。これ、相当「デキる」んじゃないのぉ?
ところが、1.2Lのダウンサイジングターボがてんでダメ。上が回らないのと低速トルクに欠ける上下挟撃作戦でげんなり。走行モードをスポーツにしてみたけど大差はなかった。
パワーで楽しむ車ではないのだよ、そういう主張はこの足なら良く判る。わかるんだけど納得して買うかと言われるとそういうわけにはいかない。少なくとも、この車はホットハッチとは名乗れない。スポーツの名が勝っているように思った。
Posted at 2020/08/27 15:30:45 | |
くるま諸々 | 日記
2020年08月27日
色鮮やかな黄色のスイスポ。140馬力のターボになったのに乗り出しで250万円以内で買えるバーゲン。
足はかなり柔らかい。特にハンドルセンターのあたりに曖昧なところがあり、戸惑った。スポーツを名乗る割にちょっとぐにゃっとした感覚が支配する。雪見だいふくのようだ。中身はクールでおいしいんだけど外側に曖昧なモチがかぶせてある。
エンジンとブレーキは絶品。特にブレーキは容量の高さと制御しやすさが光る。エンジンもECUちょこっといじれば180馬力位すぐ行っちゃうんだろうな、そしてぐにゃっとした足も、すこしいじれば好みになるんだろう。今一つ体に合わないシートもレカロを入れれば済む。済むのではあるが歳のせいか「いろいろ弄るのはもう面倒だなぁ」という思いもよぎる。
素性が良くすごく楽しい車というのは感じる。安全装備もMTでここまでできるかという風に付いていて不満はない。ただどこまで行っても「スズキじゃん」と、ブランドを気にしてしまうようになったのは歳をとったからだろう。ZC31Sに乗っていたときには全く気にならなかったのではあるけれど。
楽しくて上質な車を持ちたい、という想いは残念ながらスイスポの上では重ならない。この車を乗り続けるであろう期間、10年愛せるかというともう少し若いひとに可愛がってもらったほうが幸せなんじゃない君?とスイスポに問いかけたくなるのだった。
Posted at 2020/08/27 15:16:38 | |
トラックバック(0) |
くるま諸々 | 日記
2020年08月27日
86のGRに乗ってみました。これそろそろFMCみたいですね。今度は86のみでBRZはなくなるんだそうです。
よく回るエンジンに感激。NAエンジンはこうでないと。一気にふけ上がってよどみがない、いいエンジンだなーって感じましたよ。
ハンドリングはかなり堅め。GRだからってのもあると思うんだけどスポーティー感の過剰演出とも感じる。後から知ったことだけどフロントのサスのストロークが大きくできない構造なんだってね。それで仕方がないからコイルばねを強くして、それに合わせるべくダンパーも堅いってことのようだ。GRだから想定速度域が高いのかもしれない。公道モデルなんだからそうするのが正解とも思えないんだけど…。ホントはGRでないモデルに乗ってみたかったな。
ノーズの入りも良く直進安定も良くハンドルも適度に重め。エンジンも元気。これのオーナーになれれば通勤も楽しいんだろうなと思える。ただ家族持ちだとこういうクルマを所持するのは贅沢なんだろうなと思う。
Posted at 2020/08/27 15:07:33 | |
トラックバック(0) |
くるま諸々 | 日記
2020年08月27日
いろいろ試乗してみましたのでぼちぼち印象を。
1500ccの黒いオートマ。恰好は一般的にはいいとされるのでしょうけど、FRクーペにFF駆動系が入ってるようなちぐはぐな感覚。キャビンが狭くAピラーが寝過ぎで印象はあまりよくなかった。乗り込もうとしたら頭が閊えてなかなかうまく座れない…。
これでテンション落ちる。
座ってみれば内装は横線基調できれいだけど視界は狭い。ノーズが長いので先端の見切りもよくない。
運転してみる。ブレーキが効かなくてヒヤリとする。営業氏は慣れればこれで普通ですよと言うが家族の車も運転することを思えば乗り換えるたびに違和感を感じてしまうような効き具合ってこれが本当に多くの人に受け入れられるんだろうかと疑問に思う。
パワーはない。変わったATの制御で、中間加速でアクセルを踏み込んでもキックダウンをいやがり、そのままのギアでエンジンの回転数上昇を待つような挙動をする。これがなかなか欲しい加速が得られずもどかしい。アクセルを踏み込んだ時はエンジンの回転上昇音が欲しいのではなく、加速なのに。ただそのエンジン回転数上昇の時の音はなかなか良かった。
ハンドリングは凡庸。可もなく不可もなし、接地感には欠け、また荒れた路面ではリアが跳ねる。
全体的に疑問符が頭から離れない、不思議な車という印象。マーケティングチームはいったい何を思ってこの車の企画をしたんだろう。格好さえよくして置けば馬鹿がだまされて買うだろ、というようなフキダシが頭をよぎる。
WLTC燃費の悪さ、貧弱なリアサスなど、ハードウェアとしての充実感はなく、ただガワだけをきれいにしてみました、原価の低い車を広報戦略で売るよ、と、消費者を愚弄する態度が透けて見え、若干不愉快な気分になった。
デザインというのはあくまで美観と機能が折り合いをつけたうえで成立するものだと自分は思う。あんなに狭い後席、長すぎて見切れないノーズ、太くて後方視認性にかけるCピラー。この車は工業デザインとして成立できていない幼稚なレベルと思う。
Posted at 2020/08/27 12:20:55 | |
くるま諸々 | 日記
2020年08月27日
また車買おうとしてます。
やっと育児が一段落したので、大きなミニバン?をダウンサイジング。もともとは僕がクルマ買い替え検討をしてたんですが家内もつられて…というか僕より思い切りよく軽自動車の新車を買ってしまいました。
僕の方は…Cセグ車で、人生初のハイブリッドにしようかと。
そしてメーカーは今まで忌み嫌っていたあそこに…!
自動車なんか、コモディティ商品になりかけていたのかと思いましたが、そうでもないですね。まだまだ進化を続けるようです。
Posted at 2020/08/27 12:01:16 | |
くるま諸々 | 日記