キンカン塗って股塗って・・・ウォッ。

　皆様が世紀の天体スペクタクルの観察準備をなさっておられる頃、通勤途中の私めは集中工事による大渋滞中の中央道を西へ向かってひた走っていたのでありました。

　対向車線のドライバーの表情がだんだん嬉しそうになって、道路を横切る陸橋の上で空を見上げる人々の数がだいぶ増えた頃、やっとの事で辿り着いたのは、石川PA。

　時刻はちょうど7時32分。

　あわててカメラを取り出し、「溶接用色ガラスNo.9A」をレンズの前に装着します。

　

　感度や絞りの設定を変えながらもう一回。

　

　うかうかしていたら、金環食は終わっちゃいました。

　　　

　あ～、楽しかった。

　何かちょっとだけいい事有ったような、そんな気分です。