
前日の雨が嘘の様に晴れ上がった日曜の朝、お台場船の科学館駐車場で開かれる「有明会」の本年最後のミーティングに御邪魔しに行ってきました。
前の晩午前3時まで起きていたのについつい6時起きです。早速天気予報を最終チェック。晴れ、降水確率10%、予想最高気温13℃、大丈夫そうです。
まずは実家の車庫から愛車を引きずり出さなくてはなりません。早朝はまだまだ気温が低く、暖機にも時間がかかります。そして無理に幌を畳むとリアクォーターのビニール窓が割れてしまうので、とりあえずは幌を上げたまま出発です。ビニールを暖めて柔らかくしなくてはならないので、ヒーターもMAXです。決して寒いからじゃ無いんだからねっ!(ツンデレ風)。<=何を言っているんだか。
357では相変わらずのねずみ取りを横目で見ながら、お台場に向かいます。せっかく取り付けたETCを使おうとカードも差し込んで準備万端状態だったのに、首都高の入り口手前で一番左の車線に居たために入り損ないます。次こそ入ろうと思っていたら睫毛がすてきな黒いType-I ビートルが居て、見とれているうちにお台場に着いてしまいました。
船の科学館入り口の二つ手前の角を曲がったところで路肩に停め幌を畳みます。ユリカモメの高架線の向こうから強い「オープンオーラ」がおらおら状態でこれ以上はクローズでは近づけません。とりあえず体裁が整ったところで駐車場に入ります。やっぱり「露天風呂に入るには裸が基本」、という訳でもありませんが。20分の遅刻です。
おそるおそると駐車場ゲートをくぐると、既に何台かお集まりの様子です。あれ?黒いスピットが見あたらない、と思いつつ近づきますと居られました、深緑(BRGともいう)のTR-4の陰に隠れてしまってました。なにやら作業中です。やはりTR-シリーズは「男の車」と言われているだけあって大きいです。その大きいTR-4の大きい「ぶみあに」さんが黒スピットさんのボンネットを開けてETCの配線工事をされている処でした。早速カメラ片手に茶々を入れます。黒スピットさんは私の黄色と違ってオーディオをつけていないのでアクセサリーの電源ラインを見つけるのが大変な様子でした。はじめは基本に忠実にヒューズボックスからチェックしている様でしたが、実はトライアンフのヒューズボックスには常時接続のラインしか来ていないらしいという事を私は密かに知っていたんでした。配線図上では全ての電源がヒューズボックスを過ぎてからそれぞれのスイッチに到達し、エンジンキーも例外では無かった事を自分の車にETCを取り付けた時に確認済みだったのを言い出せなかったのと、もしかしたら黒スピットさんのラインがオリジナルと異なる配線になっている可能性があることから様子見をしてしまったのでした。Spitさん、ぶみあにさん御免なさい。気付いて見過ごすのもイジメでした。
そんなこんなのうちに続々と皆さんお集まりになって、いつものように「海王」での昼食会になりましたが、白いMiniのご夫婦がお出でになりません。「リリイちゃん」という「パピヨン」のかわいこちゃんをご同伴でしたので飲食店にはお入りになられないとの事でした。
昼食会では「ポータブルサウナ」でご来場のお二人が、それこそ海賊の様な勢いでバイキングを制覇する姿が印象的でした。(あっけに取られて写真を撮り忘れました)
食事の後、皆さんが続々とお帰りになられる中、良い天気なのでもう少し何処かで時間をつぶそうかと思っていたところに、SpitさんがMega@Webでのイベントにお誘い下さいました。Good Timing でした。イベントは午後2時からでしたのでその前にヒストリーガレージを見物。ピットに入っていたZ432とMG-TCはかっこよかったのですが、隣のミュージアムに置いてあった幾多の歴史的名車達はどれも不動車のようで可哀想でした。やはり車は走ってなんぼでしょう。
イベントはトヨタホームの主催でガレージ関係のモノでした。最初は愛地球博でおなじみのトランペットを吹くロボットの登場です。残念ながらステージが狭すぎて歩けませんし客も椅子に掛けていて近寄れませんので本当に「人工唇」が機能しているかどうかなんて判りません。つまりはTDLのイッツァスモールワールドのラッパ吹き人形と見かけがあんまり違わないのでありました。その後ガレージ雑誌の主幹の方が「世界のガレージ事情」について講演され、続いてカーグラフィックTVのまつとーやサンと建築デザイナーのイシカワさんが加わってトークショウが行われたのでしたが、開始早々に司会進行役のオオモモさんがやっちゃいました。「皆さんいつもはどの様な車に乗っていますか?」。会場がMega@Webで主催がトヨタホームなのにお三方とも誰一人としてトヨタ車のオーナーではなかったのでした。皆さん口ごもりっぱなし。しかもデザイナーイシカワ氏の作品として取り上げられたガレージは歌手の所ジョージ氏の自宅で既に所氏の主催する雑誌「Lightning」で取り上げられてしまった後だったりします。「ガレージライフ」でもなく「カーグラフィック」でもなくです。全く話が盛り上がりません。野次馬的にはものすごく面白かったのですが、挨拶のために直ぐ前に待機して居られたトヨタホームの社長さんは辛かったと思いました。見ていて可哀想と思われたのか、Spitさんが「もう出ましょう」と仰いました。そそくさと退出です。
今日の収穫。ミニカー一個、ジネッタG4に大男が乗り込む方法の実演が観れた事、マーコスGTに自転車やバイクが積めるらしい事、TR-4は2+2で四人乗りであったという事実、Mini417さんが「リリィちゃん」にそっくりだったということ、カレーはケーキの後に飲むデザートであったという事実。
有明会及びその周辺の皆様、良いお年をお迎え下さい。今日も有り難うございました。
Posted at 2006/12/13 03:08:26 | |
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