
さて、今日は21st Albion Motor Sports Festival 当日です。前日は浜松到着のあとくにじさんと落ち合って、色々とご案内頂きました。いきなり行ってもお忙しい方のようなのでタイミングが合うか心配だったので、道中「日本坂」SAからお電話を差し上げる事にいたしました。8時前はお休みかもしれず、10時過ぎではお出かけになってしまうかもということで、9時に(くじにくにじさん)御連絡を差し上げたところ一緒に朝食を摂りましょうと誘っていただきました。
待ち合わせの場所は「モンターニュ」。くにじさんとChannel-Dashさんの出会いの場所としても有名なお店です。(一部のブログお宅にしかわからない?)。当然Cannel-Dashさんお勧めの「なんずらシュー」をいただきます。クリームてんこ盛りにフルーツたっぷりと大変においしゅうございました。
この時点で午前11時。くにじさんから「夕方までどこで時間をつぶすか予定はあるの?」と訊かれ「特にありません」と答えますと、「じゃぁ一寸付き合ってよ」。こいつは少しばかりディープな見学が出来るかなと期待に胸を躍らせつつ付いていく事にいたしました。市内を車で15分ほど走り、付いたところは自動車整備工場の裏手でした。Dinkyさんの倉庫に競技用の器材が収まっていたのを搬出する所でした。そこから小物を数点積んだトラックに付いてさらに15分ほど走ったところで大型器材が収納されている第二の倉庫に到着です。そこにはレース用のアングリアやMossの乗っていた実車のMini Cooper Sや新品未登録のMiniメイフェアなどという、とても売る気が無いだろうなあというお宝車?がしまわれている所でした。
その倉庫の奥からスターターや掲示板タワーなど重たい器材を担ぎ出すという力仕事に参加させて頂きました。赤=>青点灯式のスターターや光電管式計測システム、電光掲示板などどれも本格的でしかも手作りという素晴らしいモノでした。でも重たかったぁ。
後は会場への器材の搬入と設営が残っているのですが会場はその日の別なイベントに使われているので夕方まで待たなくてはなりません。そこでお昼御飯の後浜松城址を案内して頂く事にいたしました。お城の事はマニアではないのでよく判りませんが再建ではないので鉄筋コンクリート製資料館という形態だという事でした。特記すべきは「浜松の特産品」の展示コーナーでしょう。当然メインはくにじさんのお勤めの会社の製品で、シルバーボランティアのおじさんが涙ながらに語っちゃうてくらいの名品といわれるモノだそうでした。
そんなこんなで会場入りです。「交通教育センター・レインボー浜名湖」かなり大きめの教習所の様な施設です。走路も数々のパターンが用意されていて、その中からいくつかの部分を使ってジムカーナのコースが設定されます。毎年コースは変わるという事でこの日に作ったコース図を翌日の本番までに清書してプリントアウトしてくるのだそうです。またメンバーさんの中には電気関係に詳しい方もおられ、設置の済んだ設備のチェックに余念がありません。
最後はみんなでコース上のパイロンの位置決めテープを貼って廻ります。日没と共に本日の作業は終了。明日をお楽しみにということになりました。搬入作業の途中から合流されたヨッシィーさんとくにじさんIさんペア、私と3台連ねて宿舎に向かうことになりました。この時点で東京出発から290km、そろそろ燃料が怪しくなってきましたのでガススタに寄ってもらいます。実は東京を出るときに混合気を滅茶苦茶薄くセッティングした上にアイドリングを600rpmまで落とすという「走ってなくちゃエンストします」仕様にしてきたのでリッター10kmは堅いと思ってはいたものの33~34リットルしか入らないタンク故に結構心配だった訳です。結果295kmで28.4リットル。ギリギリクリアーでした。いつもは8~8.5km/lなので多少は効果有ったかもね。真夏にはやらない方がいいみたいだけど。
三ヶ日の宿泊先には既に赤いSpitfire Mk3 が到着していました。クラブメンバーのNさん。今日はこちらに泊まり込んでハンディーを切るそうです。みんな揃ったところで夕食と肴の買いだしに行きました。Iさんは宿に残って風呂を焚いて下さるとのお話、後の4人で出発です。本当は「東南アジア系のオネーサン」のいるお店に食べに行くという案も在ったのですが私がお酒とオネーサンに弱いという話をしたため、宿で乾杯という話になったのでした。
さて4人出発で車は4台。少しは節約しようということで相乗りとなったのですが、くにじさんのTR4はバッテリーが心配、私のSpit1500は助手席にビデオ用のステイが取り付けられていて定員1名状態。そんなわけで、くにじさんはMk3の助手席に、私はヨッシィーさんのMidget1.5号(2号のボディーに1号のエンジン、だったかな)の助手席に乗せていただいたのでありました。これがまた乗り込むのがひと苦労、いつものように先にシートに腰を下ろすと膝がつかえて足が入らない。まるで狭い居酒屋の個室の掘り炬燵に入るかのよう。でもまあ、一旦収まってしまえばバケットシートのホールド感も良く、乗り心地は最高でした。でも降りるのは大変。
宿に帰って宴会のはじまりです。話の内容は全く覚えておりませんが何かすごく盛り上がっていたのだけは記憶が有るようです。皆様お世話になりました。心ばかりのお土産として、千葉県の特産品「ジョージア・マックス」コーヒーを持参したのは云うまでもありません。炭酸入りコーヒーには負けましたが結構なインパクトを頂きました。
どうやら3時頃には寝たらしいのですが、5時起きです。くにじさんにたたき起こされました。この文章の長い前置きがそろそろ終わる時間です。
4台連ねて会場に向かいます。途中コンビニで朝食を調達します。朝の空気は最高においしく道も空いていて気持ちの良いドライブができました。
会場では遠方からのエントラントの方々が続々と到着される中、器材の最終チェックが行われていました。画像は商品の数々で、ハンドル型のトロフィーは各カテゴリー毎に1~3位、奥のプラグ型のトロフィーは「ハーフセンチュリー賞」といって車齢とドライバー年齢の合計が50歳以上の全エントラントのうちの最速タイムに与えられる栄誉だとの話でした。そしてシャンパンシャワー用のピンクのカヴァとの間に置かれた白いボトルが今回最も注目を集めた賞品だったんじゃないかなぁ。「ALBION オリジナルラベル焼酎」当然浜松地元の酒蔵の製品です。
エントラント受付、車検、ドラミ(妹じゃない)と終わって、いよいよ競技開始です。カテゴリーは、基本的にイギリス製のスポーツカーしか参加できないのですが、Mini1000クラス、Mini1300クラス、セブンや改造車などのMクラス、それ以外の「英国車」Eクラス、そしてL(レディース)クラスに分けられていました。くにじさんもヨッシィーさんもEクラスでの参戦です。当面の目標は打倒「MGA」だという話になるくらい「魔王」さんの赤いMGAは美しく素晴らしい仕上がりの車でした。しかもそれを本気で走らせちゃう、その上クラブカップでは御身内とはいえ他の人にハンドルまで握らせちゃう。私もくにじさんのTR4のハンドルを握らせて頂きましたが、お二方のような懐の深さは目標にしなくてはならないなぁと感じ入った次第でありました。
この辺で動画を挟んでみようかと思います。
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写っている全員から許諾をもらってるわけでは無いのでもし御迷惑な方がおられましたら御一報下さい。
こんな形で午前1ヒート、午後1ヒート、間に余興としてクラブカップ(ドライバー3人一組で一台の車を順に運転して合計タイムを競う)がありました。私はくにじさんから突然のお誘いを受け「東西オフミチーム」の一員としてこのクラブカップに参加させていただくという事になりました。本来ならばオフミメンバーのMGBさんあたりが出ていればヨッシィーさんの優勝賞品も少しは増えたかも知れなかったのですが、私のせいでくにじさんは手ぶらで帰るハメになってしまったのでありました。表彰式の後は恒例のじゃんけん大会。運良くお土産を一つ頂くことが出来ました。
会場の周回路で皆さんがフリー走行を楽しんでいる間に私はくにじさんにお礼を言って帰途に就いたのでありました。
ではフォトギャラリーです。
フォトギャラリー:
アルビオン・モータースポーツ・フェスティバル見学記 Vol.1
フォトギャラリー:
アルビオン・モータースポーツ・フェスティバル見学記 Vol.2
何しろ翌日は全身がロボットみたいにかちかちの筋肉痛だったさ。次回は皆様の御参加をお待ち申し上げますとのことでした。でも会員になるには資格が必要だったかな。せめてプチツーで遊びに行きましょう。
この記事は、くにじさんの
Albion Motor Sports Festival 21th Movie にトラっくばっくしています。
この記事は、ヨッシィーさんの
アルビオン モータースポーツ フェスティバル前編 にミジェっとばっくしています。ってなに?
Posted at 2007/06/06 11:29:00 | |
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