内装ビビり音(ガタピシ・カタカタ・コトコト)対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
「あの頃の君にまた会いたくて」
R50系の内装ビビリ音は所有者なら誰しも経験することのよう。8万kmで車を購入したときにはしなかった(気にならなかった)カタカタ音が間も無く鳴るように。気候の影響を受けるのか、あまり音がしない期間もあり、これまでは放置。16万kmで3度目の冬を迎え、その音に耐えられなくなった。
音が鳴る原因はただ1つ。センターコンソール横の2つのグレーの柱。上部にある2つのトルクスネジと下の台座によって固定されているべきもの。その台座と柱の間には隙間があり、そこにダイレクトメールなんかを折り込んでみると音が軽減される。そんなもの挟み込んでるだけだと美しくないので、バラして何か別の物を入れてみよう、と。
柱を外す方法は他の方の記録も参考にすべし。この記録はその補足ということでどなたかの役に立てればこれ幸い。
まずは向かって右側の柱のトルクスネジを外すため、ステアリング下のパネル(上部だけ)を外す。
運転席・アンダーカバー・アンダーパネルで検索すると何人かの方の記録があり、大いに助けに。
ただただ1つの留め金でとまっている場所。左側はステアリングコラム下の隙間から指を入れ、力を込めて「バコっ!」。
右側は小物入れにしか手をかけられず、何だか割れてしまいそうに感じたので思いきれず。SSTを作成。マイナスドライバー+マスキングテープ。横の溝に当てがえて、「ガコっ」。とても上手くいく。
下部は外さず(外し方もわからず)、2つのトルクスネジを外す。
左側の柱は助手席グローブボックスを開けるだけでアクセス可能。
2
ドアミラー調整スイッチ、シフトレバー、ドリンクホルダー、小物入れと並ぶ下部コンソールを動かせるようにする。
ドリンクホルダーにある+ネジ2つ。ドアミラー調整スイッチ内部にある+ネジ2つを外す。意味があったのかわからないが、小物入れ奥に1つあるトルクスネジも外した。
ここでもさらなる SST が必要になる。財布に入ってたQUOカード。ここは力はいらない。SST を使えばヌルッと上がってくる。
3
きっとこの工程で写真にある金具が1つ外れて下のスペースに落ちた模様。幸い1つは取れずに残っていたので、それと同様に再度組み付ける。ホッ。
ネジを外した後、このスイッチ部分をまた元のように幾らかはめ込む。コンソールを動かす時の可動域を最大限確保するため。(ここのケーブル類、外すことができたのか?と、いま思う)
上記+ネジ4つ、トルクスネジ1つを外すと下部コンソールが"少し"動くようになる。その少しを使って、どなたかが書いていた通り「ちえの輪のように」、下部コンソールを後部座席方向に引きずり出す。
下部コンソールは最も奥にある小物入れから出る爪のようなもの2つによって上から押さえつけられている。ここをかわしながらコンソール自体をその台座から外すため上に持ち上げなければいけない。力任せにやってもいいのかもしれないが(実際に取り外し時はそうした)、再度組み付け時にはプラスチックの柔軟性を利用し、コンソール側を下に押し付けてくぐらせてやる方法で上手くいった。取り外し時もそうすべきだった。
4
上の工程を経て、2つの柱の上部をその固定部から外す。そして台座から柱を引き抜くのは、上からではなく、下から。
エーモン「ショックノンテープ」
幅30mm
長さ1m
厚さ2.0mm
これを、台座との隙間を埋めるべく、引き抜いた柱下部、組み付けたら見えなくなる箇所に貼る。柱をぐるりと囲む必要はないように思えたので、左右両側にちょっと切ってちょっと貼る。
厚みの選択はいちかばちかであったが、素材の柔軟性が手伝い、つぶれながらとても良い圧力をかけて隙間を埋めることに。少しはみ出して柱の横に見えているが、今は気にしない。
音、完全に消えました。1つ、否、2つ上のクラスの車。あの頃の君に。
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