
セタビこと、世田谷美術館へ行ってきました。
1月31日から2月4日まで都内のベネッセ介護施設に入居している方々の作品展示会を開催しています。
母と同じ施設の仲良くなったお友達の作品も出ているようです。
今回母個人の出展はありませんが、母含め大勢の皆さんが力を合わせて作成した巨大な作品が展示されているそうです。
先日面会に訪れた際に、母と数人の入居者、スタッフとでお出かけの支度をしていました。
今日これから世田谷美術館へ行くので一緒に行きませんか?と、スタッフからお誘いを頂きました。
しかし、用事があり一旦帰宅。
夕方再び面会に訪れました。
久し振りにご機嫌な母。
饒舌に喋ります。
外出がとても楽しかったようです。
母は絵画やアートが好きで、まだ元気な頃は私もよく世田谷美術館へ付き合わされていました。
懐かしさもあったのでしょう。
パンフレットに載っている作品の感想などを延々と聞かされました。
来年は展示出来るナニカを作れたら良いね。と、言うも母は無言。
あ!REBOXの写真を出して 私の最高傑作 とかのタイトルはどう?と提案。
…。
それは、駄作だからダメ。って…。
おいっ!なんって事言うんだ。
母から、REBOXも行ってみたら?と提案がありました。
今日みぞれ混じりの中、オープン時間に合わせて世田谷美術館へ。
まだ、ろっ骨の痛みがあるもののエボコで行ってきました。

母と同じ出来事を共有することに依って、少しでも会話が弾むのも期待しています。
真っ先に目を引いたのは最後の晩餐の巨大なちぎり絵。

都内ベネッセ施設のうちの44ホームの居住者の方々がそれぞれのパーツを分担し作成したとの事。

母もどこかのパーツを作っています。
私の通っていた中高にも最後の晩餐の巨大な壁画が飾られていたのを思い出しました。
玉川電鉄。
新玉川線…今は田園都市線と言います。
母の時代は玉電だったようです。
そして 不撓不屈 の力強い文字。
私の大好きな言葉です。
絵画や刺繍、折り紙、オブジェ等など、どれも素敵でした。

作品自体の素晴らしさもありますが、制作者がどのような気持ちでこの作品を作ったのだろう。

その方の若かりし頃、施設での暮らし、作成している風景を勝手に想像しながら鑑賞すると表面的な素晴らしさに奥行き重みが出ます。
印象的だった作品説明。

施設の方の合作。
ベネッセ施設に携わる本部のスタッフさんとも色々な話が出来、とても充実したひと時でした。
お腹が空いたのでリンガーハットへ。

野菜たっぷりちゃんぽんと餃子のセット。
これから母の好物のアップルパイを焼いたので施設へ行ってきます。
Posted at 2024/02/04 13:57:48 | |
トラックバック(0)