
私の住まいから近めの、ベネッセの介護施設2件へ見学に行ってきました。
11時に現地に到着。
ホーム長と、エリア担当の方がお迎えしてくれました。
自動ドアが入口前に立つと勝手に開くと思いましたが、開かない。
え?そんなに私軽量?
いや、何処かにタッチするのだろう。センサーか?
開かない…。
認知症の方や防犯面から外からも内からも勝手にオープンでは無いらしいです。←考えてみれば当たり前。
施設内を見て廻ります。
先ずはエントランス。
昔の昭和初期(?)の懐かしいテレビや黒電話、冷蔵庫など。

そして看板やポスター、黒板や黒板消しクリーナーなど。
懐かしい様々な物がセンス良く飾られてありほっこりします。
駄菓子屋さんのイベント会場の高級バージョンのような雰囲気。
※あ…私は28歳なので全くその懐かしさは分かりませんが。
働いているスタッフさんは、にこやかで元気が良く入居者の方も手を振ってくれました。
階に依って介護度(重症度)が異なります。
見せて頂いた部屋は今は空室になっており、母がお世話になるとしたらそこになるであろう部屋。
最上階3階東南向きの角部屋です。
場所柄建物が密集しており、景色は良くありませんが、明るい部屋です。
広さもそこまでは無いですが、体が不自由な母には広すぎても大変です。
一般的なフツーの施設の部屋です。
私が気に入ったのがトイレのドアがカーテンと言うこと。
部屋と温度差が少なくなるのでヒートショックも防ぐ効果があると思います。
そして、車椅子使用の為、扉タイプだと(母は)前のめりになり転倒リスクが高い。カーテンなら閉まっていても突っ込める(笑)

タンクレスでは無いもののウォシュレットが付いている。
何より超小柄な母の為にあるような低い便座。
感動し、思わず便座に座ってみる。
良き良き!
浴室へ案内される。
結構な広さの浴室。機械浴もある。自立の方は階段で降りるタイプ(跨ぐ縁が無い)の広い浴槽があり、旅館の大浴場の小さいバージョンのようなしっかりした造り。
脱衣所も大浴場ような感じで圧迫感がありません。
ランチを頂きます。

施設の入居者と同じものです。
流石に同じ食堂ではありませんでしたが、面談室で一人ポツンと頂きました。
陶器の食器です。
熱いもの冷たいもの、しっかりとした温度です。
クリームシチュー、ロールパン、サラダ、フルーツポンチでした。
通常食を頂きましたが、味付けもそこまで薄くなく、所謂老人食な感じはありませんでした。
朝食はお米とパンが毎日交互だそうで、セレクト食イベント食もあるようです。

因みに出前なども自由だそうで、ピザやお寿司なども頼め、部屋でも面会室でも家族一緒に食べられるとの事。
私がここの施設を1番の候補に上げた理由。
※私の家から近い
※看護師常駐
※2∶1の手厚い介護
※小規模
※フロアー階ごとのユニットケア
※リハビリにも力を入れている
※連携先の医療施設(東京医療センターもしくは日産厚生会玉川病院)
※週3入浴
※食事の器、温度、レパートリー
※面会24時間
です。
欲を言えばキリがないですが、私の希望にほぼ沿う施設だと思いました。
希望に【ほぼ沿う】の沿わない部分は…。
まぁ…金額です。
月々40万以内に抑えたかったですが、やはり仕方無いですね。
資産が少なくなれば、今より料金の少ないベネッセ内の施設への転居も可との事でした。
それは避けたいですが…。
ホテルライクな大規模介護施設、アットホームな小規模介護施設、特養。
其々にメリットデメリットがありますが、入る本人に何が一番必要なのかを考えると、今の母にはアットホームで寂しくない環境だと思いました。

11月7日の母の誕生日に、今の病院から包括病棟へ転院します。
そしてその間に施設を決め、手続きをし、入居に向けて進めて行きたいと思っています。
Posted at 2023/11/05 18:49:49 | |
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