旅の寂寥(せきりょう)。

以前この秋は久しぶりに日本に行けるかなと言うブログを挙げました。
家内は久しぶりに日本に里帰り出来るのでるんるん気分です。
彼女は実家が京都に有りお母さんも少々耳が遠くなった位でいまだに元気なのです。

私の場合両親とも既に鬼籍に入り横浜に有った実家も手放して帰る所が無いのですよね。
久しぶりに日本に戻ると電車の窓際に座り車窓に映る今の日本の様子をじっくり見るのが好きなのです。
しかし夕暮れになり家に夕げの灯が付く頃になるともういけません・・・・・・・。

暖かい灯が燈る各家に家庭が有り団欒があるのですよね。
しかし私は既に暖かい家と言うのがこの日本にはもう無いのだと思うと本当に辛くなるのですよね。
目的のホテルに着いてフロントマンの笑顔に迎えられても・・・・・何故か虚しいのですよね(涙)。



どうしよう、日本に行くのは辛くなるばかりだしなあ・・・・・。
実際に日本からのフライトでLAが近くなると必ずレベックの山の上を通るのですがあ～あ帰って来たと言う気になれるのですよね。
未だに国籍は日本だし日本と言う国を愛している私ですがやはりもう日本人では無いのでしょうね。