物書きの端くれとして私は言葉遣いには注意しておりました。日本語は素晴らしい言葉だと思っています、勿論秀でた作家が生み出す文学は日本語があったから出来た物です。しかも社会的に進出が難しい女性にも文学の世界に於いては叶う事が出来た世界でも珍しい語学であったのですよね。日本の出版社の編集部員に言わせると私の日本語は美しいと言われるのですが、何故ならば早くから外国に居住し日本の現在の言葉遣いと隔離されたからだと思っています。とにかく現在の言葉遣いの酷さには呆れ返りますね(怒り)。バラエティ番組などは特に酷くこんな言葉遣いを公共のTVなどで流していいのかと思う物ばかりです。「これマジかよ」とか「これはヤバイ」何て言葉が飛び交っているのです。言葉が変化したり新しい言葉が生まれて来る事は悪い事ではありませんが本来の意味合いを取り違えて使うのはどうかと思うのです。昔から言葉の乱れは国の乱れと言われきました。正に国の乱れに繋がる様な言葉遣いが横行している事に懸念を示すのは私だけでしょうか。