
今日は午前中テキサスのTV会社が私の工房に取材に来ました。
午後からは家でのんびりと古い写真の整理をしておりましたが、又珍しい写真群を見付けました。
イタリアの地下倉庫に眠っていたブガッティEB110のプロトタイプなどです。
今日お見せするのはかなりコアなアルフェスタでも見た事が無いと思われるスカラビオのプロトタイプです。
この当時殆んど毎日の様にミラノにあるアルファルメオ ミュージアムにアーカイブの探索に通っていました。
或る日ミュージアムに着くと館長がエキサイトした様子で良い所に来たなあと言って見せてくれたのがこの車でした。
カロッツエリアOSIが作ったスカルビオは1966のパリショーに発表されたこの車が有名ですがこれはそのプロトタイプだと言うのです。

25年間も行方不明になっていたのが発見されたのだと言うのですがその顛末はMMMに詳しく書きますね。
先ずはこの車を見て下さい、奇を衒ったショーカーに比べフロントは私の趣味に合っていますね。

大胆に切り落としたリアもインパクトがあって面白いですね。

館長自ら開けてくれたリヤフードは私のポルシェ904のフードを開けたところに似ていますね。

エンジンはジュリアのエンジンを横積みにしていますがかなり左にオフセットしています。

ドアキーが見つからずに室内は窓越しに撮ったので余り鮮明ではありません。
サイドシルは以前お見せしたTipo33の土管の様なものが使われていますね。

あとの詳細写真は例によってMMMギャラリーに載せますね。
Posted at 2014/11/09 14:28:10 | |
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