
今年は日本からの居候の問題等で最悪の年でした。
しかもこの歳になると次々と長い付き合いをしていた友達などの訃報に触れてすっかり気持ちが滅入ってしまいますね。
2年前に心臓のバイパスサージュリーをしてもう私の工房で働けないと言って辞めていったTOMですがその後も工房に顔を出して色々手伝ってくれたりしていたのです。
ところが3ヶ月程前から姿を見せずに心配していましたが電話を掛けても誰も出ずに家に行っても誰も居ないのです。
その内誰からとはなくTOMは3度目のバイパスサージュリーの後に亡くなって奥さんは息子の居る南の街に引っ越したと言う噂が流れて来ました。
奴がこのショップで働き始めたのは2005年からでその後8年間も働いてくれたのですよね。
勿論全てがパーフェクトでは無く失敗もしましたが彼の溶接技術は素晴らしいモノでした。
辞めた時が72歳だったので逝ってしまっても仕方が無いかと思っていましたが今日独特のバタバタ音の奴のトラックがショップにやって来たのです。
「天国からやって来たのか」と憎まれ口をきいたものの嬉しかったですね。
3度のバイパスサージュリーはさすがにこたえたよと言いながらハグをしました。
やはりレベックの冬は心臓に疾患のある彼にはきつくて息子の居る南の方に引っ越しする事にしたと言っていました。
それにしても既に亡くなったと思っていたTOMが生きていたと言うのは最高のニュースでしたね。
Posted at 2015/12/06 10:54:30 | |
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