私が初めてラグナセカのコースを訪れたのは38年前でした。

当時は2ターンから5ターンまで外周コースとして繋がっておりハイスピードのコースでインフィールドのコースも無かったのです。
そして谷底に落ちる様なコークスクリューには度肝を抜かれる思いでした。
しかしその後レースカーやレーシングバイクで走る様になってからはこの起伏に富み、攻めがいのあるコーナーのあるこのコースに魅了されましたね。
当時元F1ドライバーのアラン マクニッシュにポルシェのワークスGT1でのこのコースの攻め方まで伝授出来る様になりましたよ。
フェラーリのナンバー3ドライバーのゾンタにフェラーリF1での攻め方も伝授させてもらいました。
さて、フォトグラファーとしての私は朝の内に主催者のエスコートでコークスクリューまで連れて行ってもらいのんびりとカメラの用意をしているのですよね。
レースが始まると何台ものカメラをぶら下げたフォトグラファー達がコークスクリューに陣取って長玉で駆け下りて来る車を連写でバシャバシャと撮るのですよね。
私は彼等を見ながら「素人が・・・・」と悪態を付いてまだ寝っ転がっているのです。
コークスクリューは一般観客も一番集まる所なのですが彼等はネットフェンスの向こう側に居るので良い写真は撮れないのですよね、そこでPRESSの腕章を付けた奴が写真も撮らずに寝っ転がっているのでカメラを渡して私に撮ってくれないかと頼むのです。
人の良い私ははいはいと言って良いショットで撮ってあげるのです。
それでも耳は爆音を聞いているのですよね、慣れたもので今車は何処のコーナーを走っていると言うのが分かり、そして撮りたい車が来るとやおら立ち上がって撮りに行くのです。
コークスクリューではフィルム1本(36ショット)を撮れば良い所ですね。
あの場所では誰も同じ様な写真が撮れるのでアートを目指す私はその後テクテクとピットまでの下り坂を歩いて降りるのです。
勿論その間に他のフォトグラファーが来ない様な所でのショットをしながらです。
私の好きな写真が撮れるコーナーは5ターンですがここも余り他のフォトグラファーが来ない所なのです。
そして例の追い撮りの出来るところは・・・・・内緒(笑)。
私はカメラは一台、そして必ず両手で持っているのです、勿論ドライブなども使わずにワンショットに気を入れて撮るのです。
他のフォトグラファーがオートワインダ―でフィルムを巻き上げている横で手動でフィルムを巻き上げているのですからさぞかし変な奴と思われていたでしょうね(笑)。
このラグナセカのレースは3日間に渡って行われるので何もアクセク撮り歩く事も無いのですがこの3日間の間にコンコースイタリアーノやぺブルビーチのコンコースも取材しなければならないのです。
夜は夜で主催者やメーカーのディナーパーティに出席しなければならないのです。
例の英語も喋れなく食事もクチャクチャと口を鳴らして食べる編集長を連れて行くと恥をかくのでモーテルにドロップして私だけがパーティに行く様にしています(笑)。
ラグナセカの3日間はこの様に過ごしています。
本当に変なフォトグラファーでしょう(笑)。
Posted at 2016/07/18 18:30:14 | |
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