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昨日のハプニングで急遽ゴミ捨て車の1996年製トヨタプレヴィアが家内の足として復活しました。
スーパーチャージャー付きのこの車は多くの車がオーバーヒートするカスティアックの上り坂でもガンガン登ってくれるのですよね。
しかし燃費がねえ〜(苦)と言うところで・・・・・・

家内オーダーとしては長距離の運転に耐えて燃費が良く、4駆である事冬場は雪の多いレベックの必須ですね。
そこで冬までにはベンツのC300の4マティクあたりを買おうかと言う話になっていましたが・・・・。
昨日の様な事が有ると安い4駆にしなければならないかなと考えさせられているのです。
しかし家内のベンツ信奉は強い物が有り、私も丈夫さを考えるとベンツに乗らしているのが良いと思うのですが。

当分悩みそうですね。

先ずは良い話です。
今日みん友さんからの贈り物が届きました。

私の好きなチキンラーメンを20食も頂いたのです。
このチキンラーメンはチキンエキスを使っているのでアメリカへの輸入は禁止されているのです。
他のラーメン類はこちらで製造したりエキスが入っていない物を輸出用に作っているのでマーケット等でも手に入るのですがニッシンのこのラーメンだけは頑として作ってくれないのですよね(苦)。
だから日本に帰った時に持ち帰って来る事しか出来なかったのです。

今回は最悪の場合は税関で没収されるのを覚悟で送ってもらいましたがどうやら中身を開けて点検すらしていなかった様ですね。
先のブログで書いた様にミカンもフリーパスだった事を考えるとどうやら税関も日本人の荷物は一々開けて見る事も無い様に信じられている様ですね(笑)

さて、悪い話と言えば家内の愛車が仕事が終わって乗ろうとしたところ助手席側のサイドウィンドウが粉々に割られていたのです。
どうやら犯人は家内がレザーで作ったボトムクッションを小型のPCと思って盗もうと思った様ですね。
大体車の中に貴重な物は入れておかない様にしているのですがこんな勘違いの泥棒の為に・・・・・。
割られたガラスはオーダーしましたが来週に我が家まで来て取り替えて呉れるそうです。
出張修理で350＄です。

この10日ほど特にブログアップする様な事は無かったので失礼しました。

今日は一人で工房で車のレストアをしていましたが突然表にCHPのパトカーが停まり直ぐに一緒に来てくれと言うのです。
着替えてバッチを付けて乗り込むと日本人らしいドライバーがどえらい違反をしたが英語が分からずに現場から私に来てくれる様に要請が有ったというのです。

以前も書きましたがコミュニティサービスの一つとしてCHPやシェリフの手伝いをしているのですが時たまこの様に緊急の呼び出しが有るのですよね。
現場に着くと困りきったオフィサーと日本人のドライバーが心待ちにしていました。

オフィサーの話に依ると時速100マイル(160km/h)以上のスピードで走っていてしかも乗せていた3才の子供をチャイルドシートに座らせずに母親が膝に抱いていたと言う事でした。
100マイル以上のスピード違反は暴走行為と見なされその場で逮捕、車は没収されるのですがドライバーの話に依ると大平原を走るフリーウェイにスピード感は無くしかもスピードメーターの100マイルを100キロと勘違いしていたと・・・・・。

この親子はLAに着いてレンタカーを借りてサンフランシスコまで行く予定だったそうです。
暴走行為の方は95マイルとしてもらい車の没収も免れましたがチャイルドシートは付けなければならないので近くにあったアウトレットモールにパトカー先導で行って買うことが出来ました。

ここで彼等の財布を見ると何と200万円ほどのキャッシュが入っているではないですか・・・・・。
アメリカに入って来る場合は最高100万円までしか持ち込み出来ない筈なのですが・・・・・。
私は税関のお手伝いはしていないので彼に日本語で直にそのお金を隠す様に言って事無きを得ました(汗)

ここで又又ハプニングが・・・・奥さんが助けてくれたお礼にと明らかに日本で買って来た網に入ったミカンをくれたのです・・・・・アメリカは柑橘類の持ち込みは空港で取り締まり対象になっているのですよね。

交通違反の罰金は必ずアメリカを出るまでに支払う事を約束させました、それでないと今度アメリカに来るときは支払っていなければ入国を拒否される事がある事をくれぐれも伝えておきました。
後は安全運転でサンフランシスコまで行ってくれる事を望むばかりでした。

例のミカンは我が家で美味しく処分させて頂きました(笑)。

今、日本中でパニックになっているヒアリに対して私は20年も前に被害に遭いました。

メキシコのバハ半島にバハ1000kmの取材に行った際にその被害にあったのです。
メキシコの砂漠で行われるこのレースは場所柄ガラガラ蛇に噛まれる危険があったので当然ブーツと長ズボンを履いていましたが車を停めて踏み出した足がちょうどヒアリの巣の上だったのです。

何十と言うヒアリが足を駆け上って来て刺されたのです(汗)。
ズボンの上からヒアリを叩き殺しましたが既に遅く激痛と高温にのたうち回り、みるみる足は腫れ上がり氷で冷やしましたが足はもうブーツを履ける状態ではありませんでした。

幸い左足だった事と車がA/T車だったので何とかアメリカまで帰って来る事が出来ました。
その後もアリゾナやネバダの砂漠でのオフロードレースの取材ではヒアリの巣に注意する様になってからは襲われる事がなくなりました。
ヒアリは単独で人間を襲う事はありません、ただヒアリの巣を壊そうとすると集団で襲って来るのです。

だから必要以上にパニックになる必要はありません。
少しは参考になりましたか?

日本も猛暑日が続いている様ですが、ここアメリカ西海岸も連日猛暑が続いています。
レベックは36℃を越える事が無く乾燥しているのでまだ良いのですが平野部に行くと大変です。
先日も仕事でベーカーズフィールドまで行きましたが何と気温は47℃でした。
駐車していた車に戻るとハンドルは触れない程熱くなっており、シートベルトのクロームのバックルは火傷する程の熱さでした。

フリーウェイでは多くの車がオーバーヒートで盛大に湯気を吹き上げていたり、中には燃えている車もあります。
その中で我が家の古い1996年プレヴィアも2006年ベンツE320も快調に走ってくれています。

予報では7月中この暑さが続くそうでレベックの山に蟄居しているのが良い様ですね。