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2009年09月22日 イイね!

サーキットを走ることのリスクとその回避方法

サーキットを走ることのリスクとその回避方法皆さんこんばんは!

通常の3倍の仕事を、通常の3倍直前になって、通常の3倍のスピードでこなすダメダメアズナブル、gucciです。

そう…坊やだからさ。

さて、明日筑波を走ろうとハラを決めて頂いた皆様、前準備お疲れ様です。走らないけどここを見ている方、今回も筑波ランナーの皆さんのチャレンジ精神に拍手とエールを送って差し上げてください。私からはなにより、ありがとうございます。毎回、苦労して開催している甲斐があるってもんです。

ゼッケンやら車検票やら…こちらも大方準備完了です。

これからお話する内容は決しておどすわけではありませんが、壊さず・減らさず・楽しんでの精神に則り、皆さんが楽しんで無事に帰れるようにする為には各々がどういった事に気をつけるべきかを、不肖gucciが今までの経験から書き綴ってみたいとおもいます。ドラミでも説明しますが、筑波に着いてから携帯ででもじっくり読んでみてください。

これははっきりいって一部ローカルルールの提言に他なりません。ただ、もしこのサーキットデーの経験によって他の走行会やスプリントレースに出る機会ができたら、誰よりも冷静に走ることができる。そんなドライバーを目指してもらいたいと願っているので、スキル向上のため、決してルールで抑えつける目的でないことをご理解ください。

■どんな時も自制心。周りをよく見る。
なによりもこれが今回最も皆さんに努力してもらいたいことです。これができれば、これからサーキット走行がどんどん楽しくなります。逆にこれが出来なかったらいつまでも危険な運転を続けるだけです。ある程度経験を積んでくれば「なんかまずい空気だな」と思ったらすぐにピットインして様子をみる位の余裕がでてきます。

サーキットですから、全車がそれぞれ限界近い状態で走っています。当然パワーの差や経験の差もあり、追いついたり追いつかれたり、追い越そうにもなかなか抜けないなんてことはよくあります。しかし一つ覚えておいてください。グリッドスタートのスプリントレースならともかく、BMW3.net Circuit Dayはタイムレースなのです。抜こうが抜くまいが結果には結びつかないのです。

■後ろから速い車が追いついてきた!
前を見て走るのは当然ですが、後ろを見て、周りの空気を感じながら走ることに注力してみてください。私はほぼ全てのコーナーで後ろを見ますが、少なくとも3コーナーに1度くらい以上のペースでコーナー進入前に後ろをみることを心がけてください。

しかも20分なら20分全周タイムアタックはできません。後ろのクルマが追いついてきたら、前を走るあなたはよほどタイムアタックをしていないのであればハザードを出してやんわりと次のコーナーのイン側を開けてください。

この時、譲る気があるからといって急激にラインを変えることは絶対しないでください。譲った側に抜きにくるかもしれませんし、もしかしたら逆側に他の車がいるかもしれません。譲る気があってもハザードのみで意思表示をしてください。

■前の車を抜きたいけど…
前方のクルマに追いつきました。パワー差が拮抗していてあっさりと抜けない場合、相手に気づいてもらい、相手の意思表示があるまでは「相手がまったく後ろに気付いていない」と考えてください。ただ、相手はもしかしたらまさにタイムアタックラップでどけないかもしれません。前車についていって一周しても気づいていないようであれば相手に気づいてもらう努力をしてください。極端な話、あまりにも気づいていないようであれば少し離れてハイビームを点灯しても構いません。

とにかく、ムリな追い抜きは厳禁です。前車がインを開けたように「感じた」からといって、インを差して前車もインに飛び込んでくるなんてのは素人にはよくあるケースですが、このことを守れば簡単に避けられることなのです。

■クルマはぶつからなくても壊れる場合があります。
当然の事ながら、皆さんが乗るクルマは普段街中を走っていてもオーバーヒートしたり、電子的なエラーがでたり、パンクしたりすることはままあります。当然、ブレーキパッドも気にしなければドンドン減っていき、気づかない間になくなってしまうこともあります。(最近のものであればパッドセンサーで減りを教えてくれたりしますが。)

サーキットにおいては、走り方によって普段使いの何倍もの横Gや急制動をかけることとなります。当然の事ながらパッドやタイヤは攻めこむほど減ってゆく。というわけで走行前には必ずブレーキパッドとタイヤの状態をチェックしておいてください。ブレーキパッドのチェックは意外と知らない人多いのですがブレーキキャリパーを覗き込めばすぐわかります。目安としては、裏板(ブレーキローターに接触しているのばパッド、その1枚外側が裏板)以上にパッドが残っていること。タイヤは、分かりますよね?溝はもちろんですが、空気圧のチェックは怠ってはいけません。

以上のことを気をつけても、パッドは急になくなったりすることがあります。特に低ダストパッドを装着している方はある程度熱がうまく入ると急激に減ることがあります。1本目終了後に必ずチェックしましょう。ブレーキのタッチが急に変わったら、周りに気を付けつつハザードを出して安全速度に落とし、ピットインしてチェックしてください。

■パッドやタイヤ以外のトラブル
最近のBMWであれば制御がかかりますし、BMWは古くからエンジンが頑丈なクルマですから、MTで余程ムリなつなぎ方をしたりしない限りエンジンを壊すことはあまり無いように思います。しかし限界走行をした場合思わぬ液体の漏れやパワステの異常などに見舞われることがあります。これは車体に負荷がかかることでキャップやホース部にも負荷がかかり、緩んだり、古い車であればゴム部分に亀裂が入ったりするためです。少なくともキャップ類の増し締めやテーピングは全車徹底してください。オイルを吹いてコース上に撒き、その上に後続車が乗ってコースアウトなんてしてしまうなどということは無いようにお願いします!!

■もらい事故
公道でももらい事故というものがあります。サーキットにおいては、前車が突然スピンしたり、気を付けていてもオイルを吹いたり、とっ散らかってこっちに飛んできたりすることも無いとは限りません。私は以前、筑波の最終で前方3mを走るロードスターがいきなりクルクル回りだし、逃げ場を失った私はロードスターがスピンしながら止まる間際に若干「ゴン」と当てた程度で止まりまったことがあります。そんなのも全て、どちらが悪いという訳ではないのです。回ったロドも悪いし、その後ろを走っていた私も運がなかった。サーキットのトラブルは全て自己責任です。「自分のクルマは自分で直す」が基本原則です。

それ以前に自分の身は自分で守る。その第一歩が、「周りをよくみる」。これなのです。

■周りの走りのマナーを評価してしまえ!
ゆーても、この文を全て読んだか読まずか、完全に前しか見えないイッパツ根性ドライバーが時折現れます。しかしながらサーキットにおいては余程目に余るブロック行為や幅寄せなどの意図的な悪意が見て取れない限りピットストップは指示できません。ですからこういったクルマに対する対処方法はただひとつ、「近づかない」。これに限ります。ピットインするなりスローダウンするなりして、とっとと離れつつ心のメモ帳に「◯○番のアイツあぶねぇ」とメモっときましょう。但し、その内容をブログに書いたりしちゃダメ!!飲みのネタ程度にしましょう。(爆)


…と、いうわけで、いかがでしたか?
今回は走行前の心がけ的なリスクと回避方法をお送りしてみました。何度もいうようですが、限界まで攻めるなと言うわけではありません。ドライビングに関しては常にトライアンドエラーです。安全で完璧なタイムアタックLAPをつくりだすのも、ウデのうちなのです。
Posted at 2009/09/22 22:17:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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やりたい事が一つもできない

やっと何シテル書けたw」
何シテル?   03/30 11:18
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