
皆さんこんにちは、
三度の飯よりメシが好き、どんどん肥えるぜミヒャエル・ぐ~マッハです。この名前の由来は世界最速のあの男のそれではなく、あくまでもマッハ文朱からインスパイアされたものです。あしからず。
昨夜行われた
Oh,What a night!に参加できなかった寂しさを紛らわすために、ここんとこ夜な夜なちょっとづつ書いてきたブログをどーんとアップです。(ドーン)
さて、突然ですが皆さん、「スクーデリア」って言葉の意味しってます?
イタリア語で元々は「馬小屋」「厩舎」という意味だそうです。それが転じて広義での「チーム」という意味を持つとか。ちなみに本当の発音では"リ"にアクセントを置いて「スクデリーア」というらしい。
フェラーリ現行ラインナップのうち、V8のMRで360モデナの後継という、ただでさえトンデもない血筋のF430に、F1の技術を更に投入してサーキット走行を見据えた仕様としたこの430スクーデリア…そんな、BMWでいうところのいわゆる「M3CSL」…とは言え価格的には世界に10台くらいしかないE46M3-GTRが買えてお釣りがきちゃうくらいの値段なんですが(汗!)…な430 Scuderiaがお友達の
シオサイトさんに納車され、「ぐさん撮影よろしく~」ということで、6月の某日に暴走半島までお付き合いさせていただきました。
我が家には連日いろんな車に訪れていただいているのですが、さすがに430がグワワワワと唸りをあげて迎えに来ても小心者の小生はご近所さんの熱視線が気になるので当日は電車で東京駅へ。待ち合わせ場所の丸ビル前に駆け付けてみると…なんと前日に納車された
masabooさんの599も登場、その間には
Hiropiさんのボクスターが挟まれていて丸ビル前がプチモーターショー状態(汗!)。

幕張かと思いきやトーキョーだよ…
3シリのトランクいっぱいに夢とローンを詰め込んだ私なんかにはこの日は別世界、異次元、夢の狂演となっております。モウカエリテーヨ(自爆)。
自分が運転するわけでもないのに緊張してても仕方ないので早速乗り込みます。

こっち開けられても金銭面的にもライセンス的にも乗る資格無いんですが(汗!)

一番奥がバックギアボタンです。
AUTOはオートマモードボタン。
LCは「そんな便利なとこにある必要があるのか!」ローンチコントロールボタン(爆)
右のくぼみは…僕の推理だとカレーを食べるときにこれを置くところでしょう(名探偵gucci談)
なんすかコレ?どんだけカーボン?どんだけアルカンターラ?


猫も杓子もモノホンカーボン(汗!)


このシートには流石の私も萌え死にますた。
そして…どんだけ溶接丸出し?どんだけアルミ??(爆)

フロアマットをめくるとすぐそこにはめくるめくスパルタンな世界が。
車内の雰囲気は「高級なレーシングカー」というかなんというか。つまり、よくレーシングカーに見られるような鉄やアルミやカーボン丸出しのパーツの上に、ギリギリ眼につくところは丁寧な手作業の高級バックの様な質感を随所にちりばめてあるような…そしてカレー好きにも優しい(シツコイ爆)…とんでもない雰囲気です。私も大概いろんな車に乗ってきましたが、こんな空気感をもった車内はちょっと初めてでした。ハツタイケン。
「じゃ、いきますか。」という、オーナー様の一言で、エンジンに火が入ります。

鍵ひとつでもオーラが漂います。
…始動から一般道の巡航速度までは…おやおや、意外と静かでやたら乗り心地がいいではないですか。これには小生も拍子抜けというか、どうみても車内は「羊の皮をかぶった狼」にしか見えず、浅はかな小生のイメージでは走り出したらクラッチの繋がりも粗く足もガチガチみたいな妙な先入観というか期待(爆)があったので、あまりの穏やかでしなやかな低速運動性能にかなりビックリしました。しかし時折見せる、少し踏み込んだ時エンジンが応える「あ、踏んだのね?この位でいい?まだ6%くらいだけど(笑)」みたいな超余裕のトルク感に若干手に汗が滲み始めます。。。
そして首都高に乗り、6号線を抜け京葉道路へ。車が多いので然程激しい咆哮を上げるほどでもありませんが、ここまででドライバーが踏み込まずとも恐ろしい程高速走行の安定性が高いことが見てとれました。

スピードメーターのほぼ7割が法定速度外(爆)。
クルマの高速安定性って簡単に比較できるんですが、私が日産からBMWに乗り換えた時、前車の感覚でメーターを見ずに「90km/hくらい?」とメーターを見ると120km/hくらいだったことに驚いたのを覚えています。しかしこの430はおそらく同じ感覚で140km/h、いや150km/hくらいは出てしまいそうです(汗!)。当然加速の鋭さもさることながら、剛性と空力、足回りに支えられたこの430の高速安定性は我々の知る車とは全く別次元であると言えます。「30万の○○のサスより、40万の△△のサスの方があーだこーだ。」などと言っている場合じゃございやせん(マタ自爆)。まぁ、それはそれで面白いですけれども。430にも社外の足廻りがあるにはあれど、社外品でこの調和を保ったままより高次元に押し上げることが可能なのかどうか、よくわかりません。。。まぁレース用に突き詰めていけば足なんてすぐウン百万コースですけどね。
低速の乗り心地は本物の上質(爆)。でも手持ちカメラで画はユレユレ。
430スクーデリア、ボクスター、599というまるで雑誌から飛び出したような3台は一路、
まっくE91さんの待つ館山道市原SAへ。この時いよいよ前方がクリアとなり、一瞬だけ430がとてつもない咆哮を上げたのは言うまでもありません。いや、先日ゼロヨン会場でtaka550さんのR35GTRに乗った時もあまりのモリモリ感にびっくりしましたが、こちらはこちらで全くの別世界です。500ps以上で1200kg台ですから車重的にはR35よりなんと4-500kgも軽いです。ちょっとサーキットを走ったことがある方ならこの数値を聞いただけでハァハァじゃないですかね?私は3速くらいですでに昇天…アルカンターラにシミつけターラ。(嘘爆

あまりのスゴさに凡人では「コレで筑波走りたい!」とは思えません(自爆

599はクーペタイプのグラントゥーリズモだそうです。ブレーキも写真もブレンボー(爆

Hiropiさんのボクスター。途中からこちらに乗り込み写真撮っていたので走行写真はありません…
市原駐車場でまっくさんと落ち合い、それから富津岬へ移動。途中若干ガタガタな道を通り430と599の走りをボクスターから見ていたHiropiさんと私はガクブルで…特に430はノーズというか、Fタイヤより前がやたら長いのでアゴを当てやすいのは明らか…でもなんとか無事辿り着きましたよ富津岬の明治百年記念展望台。

●日だからか、周囲には潮干狩り大好き老夫婦みたいな方々がいっぱい(汗!

シオおやびんもmasabooさんもロンモチでゴッキゲン。

この日ばかりは富津岬が「フッツリア ミサキッシモ」に改名していました(嘘)
そこからまた内陸に戻り、房総スカイラインを通りまっくさん常連の
和さびへ。なめろうからあわびまで、●日に仕事もしないでこんなうまいもん食べてたらアホになっちゃいます。(自爆

関東じゃちょっとやそっとじゃ食せないのどくろの煮つけ。ウマくて即死。
ここで、599のmasabooさんが時間切れ。帰り際にバシバシ撮らせていただきました。本当は599にも乗りたかったんですが…月収ピー万円(オコズカイ定価(謎爆))のワタクシにはちょっと贅沢すぎるので言い出せなかったノミ心臓男gucciでありました。

ピニンファリーナに在籍していた日本人デザイナー奥山清行によりデザインされた599

スクーデリアとは全く異なり、細部までラグジュアリーに覆われたインテリア

600PS超を絞り出すV12エンジン。FRというよりかは、ほぼフロントミッドシップですな。
ほどなくして我々も出発。帰りはまた房総スカイラインをぶりぶり爆走し、かねてから噂を聞いていたホテルミラコスタへ。ここはフェラーリくらいのクラスになると自由に撮影させてくれます(嘘爆)。

房総スカイラインを嬉しそうに走ってるし。

初の長距離走行後に、ミラコスタで黄昏るスクーデリア

初の長距離走行を綿密に計画してくださったまっくさんのE91♪
シオサイトさん、masabooさん、納車おめでとうございます!
まっくさん、Hiropiさん、1日ありがとうございました♪
皆様のお陰でなんだか夢のような一日となりました。
さーて、今月も430のネジ1本分くらいは稼がなきゃな!!(Last of 自爆)
というわけで私もそろそろ復活に向け動き出したい(便乗)。
でも仕事忙しくて全然いけないので…まずは…
コメント復活します!!(そこかよ!
おまけ
ちらっとだけスクーデリアの咆哮をどうぞ。
Posted at 2009/06/18 17:06:05 | |
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