Fデフ オイルシール交換
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写真無いです。アクシデントにより、それどころではなかったので・・・
スバルの前デフのオイルシールは、デフ横の丸いプレートに内側から圧入されてます(ドライブシャフトの根元のところ)。
そのため、このプレートを外さないと交換できません。圧入自体は、オイルシールの裏から32mmのラチェットのコマをあてて体重かければ入る程度なんですが・・・
また、このプレートはねじ込み式になっていて、これのねじ込み量で前デフのバックラッシュを調整してます。
(スバルの前デフは、FRのデフと構成は同じです)
デフ横のプレートには周り止めの小さいプレートがミッションにねじ留めされているので、これの位置にポンチなどでしるしをつけて置くと組む時の目安になります。
走行距離が多い車は車両左側(助手席側)のプレートを締め込み、右側のプレートを緩めるとバックラッシュが小さくなります。
(もちろん、右側のプレートを締め込み、左側を緩めるとバックラッシュは大きくなります。)
(また、デフのサイドベアリングにかけるプリロードは左右とも締め込むことで調整します。)
とまぁ、整備書もなく、FR車のRデフのバックラッシュ調整をしたことの無い方には、ちょっと難しい作業になると思います。
自分も、きちんと基準に沿って組んだわけではないのでちょっと自信無いです(^^;
また、ドライブシャフトとミッションのアウトプットシャフトのスプラインは、反転状態(180度入れ替えた状態)ではスプリングピン穴が若干ずれます。
スプリングピンはなんとか入りますが、それを打ち抜くポンチが抜けなくなる可能性があるので注意しましょう。
(・・・つか、ホントに抜けなくなったんですよ。ポンチが。)
(しょうがないので、ポンチを折って反対側から穴径よりちょっと細いドライバーで打ち抜いて事無きを得ました)
オイルシール交換する際に、丸いプレートについてるOリングと、ドライブシャフトとミッションのアウトプットシャフトを止めているスプリングピンも新品に交換した方が良いですよ~。
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追記:オイルシールをプレートに圧入し、ミッションのアウトプットシャフトをオイルシールに通す際、アウトプットシャフトにサランラップなど巻いておくと、シールのリップが傷つきにくいです。
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追記2:もちろんですけど、ミッションオイル抜かないと作業できません。
どなたか、ロアアームバーを装着した時のミッションオイルの抜き方、いい方法を知りませんか?(--;
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追記3:デフの構成図概略(手抜きw)。
サイドプレートの締め込み具合、もしくはデフケースとベアリングアウターレース間に挟む調整シムでデフの左右位置及びベアリングのプリロード圧を調整します。シム調整式だとプリロードはほぼ関係ないですが。
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追記4:デフのバックラッシュ調整とはなんぞや?という方に。
デフのリングギヤとインプットギヤの噛み合い部を拡大した概念図。
インプットシャフト自体は動きませんので、デフ自体を左右に動かすと赤矢印のガタが調整できるのが分かりますか?これがバックラッシュ調整です。
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