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HIDE Z3Mの愛車 [スバル サンバートラック]

整備手帳

作業日:2023年1月9日

冷却水、全容量交換。

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
破損していたリザーバータンクも届いた。
継ぎ足しで、クーラントも十分薄まっているので、
そこそこ気温が高いうちに、
クーラント交換を行う。

今回はクーラントファンネルも用意して、
万全の態勢でおこなう。
2
サンバーは、ラジエターの前側に排出用のドレンがある。

エンジンの温度が適正な温度に下がってから作業開始。
(エンジン停止直後の高温では、ラジエター内が高温・高圧状態で危険ですので、冷めてラジエターキャップが外せるような温度になってから作業する事)
3
今回は全容量交換を目指すので、
リヤエンジンの一番下部になる、
水冷OILクーラーの配管も外し、
前後に繋がる、配管内や
エンジン内の排水をする。
軽くすすぐ為、水を入れて流す。
少しだけエンジンをかけ、
ウォーターポンプを回し、
溜まっている古い冷却水をかき混ぜ、
振動なども利用して、排出させる。
4
今回、クーラントファンネルに
アダプターなどが多数あったので、
組み合わせて、
もっていたエアブロアーを使い、
冷却回路内にエアを送り、ゆるめに圧送、
ドレンから完全に排出する事が出来た。
しばらく送風して、ドレンや配管から
エアーが出てくるのを確認して、
配管を戻し、ドレンを締めて排出完了。

エア・コンプレッサーで圧送も良いとは思いますが、レギュレーターで圧力を落としてあげないと、冷却回路内にダメージを与える事が有るので、あまりお勧めできない。
5
以前は、クーラントを水で薄めて目標の濃度にしていましたが、
最近は濃縮タイプは、あまり無くなったようで、
最初から薄めてあり、
そのまま使うタイプがトレンドになって来たようです。
そのまま使うとー40℃まで対応。
もちろん、クーラント色はブルー。
6
ラジエターにファンネルを立て、クーラントを注水。
エンジン上部にあるエアー抜き配管の止め栓を外し、注水を続ける。
空気が抜けるとクーラントが出てくるので、一旦栓をする。
クーラントをファンネルに少し残して、
ファンネルの中栓を閉じ、
エンジン始動。
7
温まるのを待っているうちに、
タンクを交換して、
少し多めにクーラントを入れ、
定位置に戻す。

ラジエターキャップに、高圧・膨張を
利用したエアーを抜く機能もあるので、
クーラント交換後は、
しばらくの間、走行後などに、
リザーバーの確認をするようにする。
8
十分暖まると、サーモスタッドは開き、
ラジエターに熱いクーラントが流れ込むと、
ラジエター表面に付いた水が蒸発し、
水蒸気が上がったり、
電動ファンが回ったりする。
(写真は水蒸気が上がっているのですが解り難い…。)

ファンが回ったらエンジンを停止して、ファンネル中栓を開く。
(ファンネルにも空気抜きがあるので、圧力は上がっていない)
エンジン上部のエアー抜きを再度開き、エンジン内の空気を抜き、栓をする。

ファンネルの水位が高い為、ヒーター内の空気も溜まり難く、チョロチョロ音の発生も無かった。
 一っ走りして、冷却後、
再度ラジエターのクーラントを確認して、
エンジン内のエアー抜きもして、
一連の作業を終了。
9
水温は、燃費計で確認できるので、
しばらくの間は温度上昇に気をつける。
85℃で安定していて、リザーバーもあまり減らないし、冷却回路内の空気は残っていないようです。
ヒーターもバッチリ利きます。
上手く交換出来たようです。

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