ラジエターキャップの交換は１年おきにしよう！！

8月最後の土日で山梨県鳴沢村にキャンプに行ってきました。楽しく過ごしたその帰り、河口湖IC入ってから水温計の警告灯『H』が付いたのです。
「えーーー！何でここで？」と思いつつも８０km/hで走り続けると点滅して消えたと思いきやまた点いたりの繰り返し。すぐにPAに入って見てみると、冷却水の噴いた痕跡と水量がLowレベルになっていました。
「いやーこのままだとオーバーヒートで高速で止まっちまう。すぐに下りてクーラント補充しないと！」
と判断し、次の都留ICで降りました。
同時にカー用品売ってる店を検索して運よく大好きなカインズホームが近くにあることが分かったので
「頼む～もってくれよ～」
と祈りながら「H」マークとにらめっこしながらなんとかたどり着きました。
直ぐにクーラントを2本買って補充しました。
ラジエターキャップは熱くて開けられないので触らず、補助タンクに液を入れては吸い上げさせ、を繰り返し、なんと3ℓくらい入りました。結構沸騰の蒸気が逆流してきていて本当に熱い状態だったということが分かりました。
そうこうやって、警告灯が付かなくなったので帰路に就いたのですが、何かあると怖いので下道で帰ることにしました。
11：30に現地を出発したのに18：30に自宅に到着。ほっと一息、荷物を片付けてもう一度タンクを見ると少し減っていました。もう日が暮れるので補充だけして翌日しっかり見ることにしました。

さて、翌日、エンジンも冷えているのでラジエターキャップあけてみました。
取ると、ん！？なんかおかしい…
なんだこのリングは？

取り出すとこれ、キャップの一部だ！

裏を見ると、パッキン部分が取れちゃってました。
「あーだから圧が抜けてしまっていたのか～」
と納得していると更におかしいことに気づく…
なんか足りない…
ギョエー---!!!センター部分が無くなってる！しかもどこかに流されて行ってしまって跡形もない😢
やばい、流れた破片が取れない位置に行ってしまってこのままで大丈夫か?
すぐに行きつけの自動車屋さんに駆け込みおやっさんに聞いてみました。
「あー、切れて流れちゃったねー。
まあそんなに心配するほどでもないよ。これを取り出そうとしたら結構大変だけど、そこまでして取り出さなくても大丈夫だよ」
と教えてくれました。
よかったー。

本来はこういう形ですよね。
私のタント君には
『PIAAラジエターバルブ108kpa安全ボタン付きブラックSV56S』
が適合品
すかさずアマゾンでポチっとして当日配送でゲットです。

見た目もかっこよくなり一安心です。
30％引きクーポンついて777円。
安い！
こんなに安く購入できるならもっと早く交換しておくべきでした。
そもそもラジエターのキャップってそんなに交換しなくてもいいものだと思っていた自分の浅はかさに反省しました。
付属のシールには「1年に一度は交換しましょう」なんて書いてあって、
「なるほど、熱にさらされるし重要な部分だからそんなに短いサイクルでの交換なんだー」
と勉強しました。
この値段なら全然負担にならないし、1年後綺麗な状態でも今回の事態を想像すれば交換したほうがいいよね。
ひやひやしながらの旅行後半戦でした。
事故につながる事態が起こらなくて本当に良かったというのが本心です。