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映画を見に行くと夫に伝えたら、「みんカラに書いて」とリクエストされました(^_^;)
今日はauスマートパスのサービスを利用して1,200円で鑑賞しました。


こうの史代さんの作品のアニメ化です。

以前、友達の家で「夕凪の街 桜の国」を見せてもらったのですが、読みきれなかったことがありました。
絵柄は非常に柔らかく、可愛らしいなぁ…と思ったんですが。
私も広島市出身なもんで(^_^;)

作品の舞台は呉市。
主人公のすずが嫁いだ先の家は灰ヶ峰のふもと。
私の高校時代の友人が、灰ヶ峰のふもとに住んでいるので、なんとなく親近感があります。

お話は淡々と当時の日常を描き、だんだん空襲がひどくなっていき…という、日常が不意に壊れる様子が、淡々としながらもジワジワくる怖さがありました。
強く反戦のメッセージはないですが。
「今の私に、当時のようなことが起きたら耐えられるだろうか？いやいや無理無理無理無理！」…です。

私は父母ともに戦時中生まれなもので、当時を生き延びた人達には、敵わないなぁ…と思ったりしました。

あと、主演ののんさんの演技が良かったです。
監督が強く推したそうだし、ほんと良かったです。

もう一度見るかというと、見たい程ではないですが。
原作本辺りを家の本棚に置いて置きたい、そんな感じの作品でした。