Wii ファミリーフィッシング さおコンの改造(クリアランス補正)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
Wiiのファミリーフィッシングの同梱版の
さおコンの動きが悪(クリアランスがダメ)かった
ので、補正することにしました。
他の方も言ってますが、音がうるさいとか、
動きが悪いとかで、油を差したとか。
出来が悪いのが、さおコンの特徴です。
当然値段も安いので当たり前かもしれません。
そこで、分解して補正することにしました。
画像は、見ての通りの使用工具です。
使用材料はシールテープです。
テフロン(フッ素樹脂製)です。
摩擦係数が非常に少なく耐摩耗性もある事、
修理が用意なのでお勧めです。
作業手順
①コントローラーの内側の外装を止めている
カバーをスライドさせて外したのち、
下部にある4か所の小ネジをドライバーで外す。
②ねじが取れたら、外装と持ち手部分がフックで
止められているので無理な力をかけずに
上手に外す。
(私は、マイナスドライバーで隙間を作って外した)
③画像7と画像8を参考に、マイナス
ドライバーで持ち手部分をこじ開ける。
うまくやると傷は全くつきません。
手先の不器用な人は傷がつくかも。
④画像2の軸部品にシールテープを
巻いて補正する。
⑤画像6のハンドルの軸部品に
シールテープを巻いて補正する。
⑥分解時の逆順で組み付ける。
仕上がりの感想
動きが超滑らかになりました。
当然音もほとんどしなくなりました。
さおコンをお持ちの方はぜひお試しあれ。
2
分解するとこんな感じです。
補正する部品は、真ん中の軸となる部品です。
真ん中に写っている小さな部品の両側に
シールテープを3回巻きます。
入手できるシールテープの厚みによっては
回数の増減が必要ですが、
ポイントは、シールテープで補正をした後、
軸の外ケースに片方ずつ入れて軽く回る位が
ベストです。
3
シールテープを軸受け部分の片面に3回転巻きます。
これを左右両端を同様に処理します。
画像は片方の巻いている途中の画像です。
(巻き終わりの所)
巻き方のポイントは、左右ともに回転方向
は同じ向きで処理します。
4
シールテープが巻けたら、外装の軸受けに片側ずつ
クリアランスがちょうど良い隙間となっているか
確認します。固いようなら、巻き回数を減らします。
固い時は、0.5回転ずつ減らせばいいと思います。
隙間がまだある時は、もう少し多めに巻きなおします。
この時、必ず新しいテープを使います。
ケチって追加巻きをして、段差ができると
クリアランスの補正は難しくなります。
この部品は使用時に力がかかりますので
気持ち少し固めに仕上げるとよいかもしれません。
5
仕上がりはこんな感じです。
指を六角の穴に入れて軽く回る位の
クリアランスがベストです。
くるくる簡単に回るなら、使用時に少し隙間が
出来るので、若干の抵抗がある位がよいです。
6
次にハンドル側の補正です。
プラスドライバーで、ハンドルのねじを外すと、
ハンドルが取れます。
このハンドルの軸となる部分に、
シールテープを2回巻きます。
幅が結構あるので2回転巻いたらテープを切らずに
斜めに巻きながら移動させて、同じように
巻いていない部分を2回転同じように巻きます。
シールの巻き方ですが、回す方向を考えて
緩まない方向に巻きます。
右利きでハンドルを回す人は、反時計回り
に巻くとよいでしょう。
スムーズに回るように補正します。
やり直し時は、必ず新しいテープを
使いましょう。
負荷なく回転できるように仕上げたら完成です。
7
ちなみにこの画像は、分解時のマイナスドライバーを入れるポイントです。マイナスドライバーで画像箇所をこじ開けます。その後、内側もこじ開けます。
ポイントは、少し指で隙間を広げて差込口に
マイナスドライバーを入れるとよいです。
8
そして、次の箇所もこじ開けます。
うまくやれば、全く傷はつきません。
マイナスドライバーを入れる部分は、
画像の箇所がベストです。
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