目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
サーモスタットの交換を目的に クーラントの抜き取り作業です。
整備書どうりに 冷却水を抜き取ろうとしたら 途方にくれました。(^^;
まずは、第1アンダーカバーを剥がさないと ラジエター左下の抜き取りコックに手が届きませんでした。
エンジンは、温まっていた為 サーモも開いていたのでしょう。
割と早く抜けました。
スーパーLLCが入っていて 29年までもつ予定でした。
少し勿体無かったですが、サーモの交換で 好燃費計画遂行ですから 仕方ない。
ドレインコックを開いたら ラジエターキャップを空けました。
タライに1/3程度の冷却液 たぶん6~7Lくらいが、出てきます。
そうそう 忘れがちなのが、リザーバータンク内の冷却液です。
必ず抜きましょう!(危うく忘れるところでした。(^^;)
プログレは、とにかくラジエター周りに手が入らないので リザーバーのドレインが有るのか?探ることが出来ません。
仕方ないので ラジエターに付いている ラインホースを抜き取り 下に垂らす事で リザーバーの冷却液を抜き、垂らしたまま タンクに水を入れ 垂れ流しで清掃としました。
2
抜き終わったら ドレインコックを閉めて 水道水を入れていきます。
異物を入れたくないので ホースで直接入れる事は、しませんでした。
一度バケツに水を溜めて ラジエターから注入しました。
注入の際には、ペットボトルの底を抜いたSST(^^;を使用します。
ジョウゴの代わりにもなる エァ抜き工具です。
プレミオには、ピッタリで ラジエターからリザーバータンクにつながるラインの穴も上手い具合に塞いでくれましたが、プログレではラインの穴は塞げませんでした。
ラインの目潰しには、ラジオペンチで挟み込んでグリップ部分を輪ゴムで保持しました。
これをしないと リザーバータンクに ダダ漏れになります。(一度失敗しました)
画像下が、エァ抜きしているところです。
若干SST内に水を残して 泡を抜き上げます。
プログレはエァ抜きも 簡単で 流石昔の・・・、イエイエ 素晴しい冷却系等の設計のようです。(^^;
プレミオとは、雲泥の差です。
そこそこエァ抜きが出来たら ドレインから余分な水を抜きます。
少々ラジエターの上部にエァが残っても 心配要りません。
自然科学の法則で(^^; ラジエター上部のエァが、再度冷却ラインに入り込む事はありません。
エンジン内の 冷却ラインに残る事が問題なので ラジエターまで来たエァは、少し温まれば リザーバータンクのほうへ 排出されます。
ラジエターのキャップを閉めたら リザーバータンクの水量を調節します。
必ず 目一杯入れましょう。
この状態で エンジンをかけ メーター内の水温計が、いつもの定位置になるまで暖めます。
そうそう エンジン等の冷却ラインの清掃をする為に 透明ちかくになるまで 水を交換します。
まので ここでは、LLCを入れません。
今回、私は、4回抜き取りました。
3
今回の交換は、冬の寒い時期なので なかなか温まらなくて イライラしました。
冷却液交換がらみの整備は、真夏が良いと思い知らされました。(^^;
そうそう エァ抜きから エンジンをかけ暖めるまで エァコンはMAX HOTで 全開です。
只アイドリングじゃ なかなか水温も上がらないので 近所を走行しました。
水温計が、いつもの定位置になったら エンジンを一端きり 冷却液を冷まします。
ここで リザーバータンクが、空になりそうになったら 継ぎ足してください。
(^^; そうそう 継ぎ足しようの水を1Lくらい念の為 助手席に入れて出かけましょう。
エァの抜きやすいプログレには、必要ありませんでしたが、念の為!
4
上記作業を 4回繰り返し 良しとしました。
私の終了の基準は、抜いた冷却液に色が付いていないかな?です。
最後は、エァ抜きしたら エンジンを止め、ラジエタードレインから 投入するLLCの量だけ抜き取り LLCを注ぎ入れます。
入りきらなかったら リザーバータンク内に入れます。
この時のリザーバータンクの水量は、Upperレベルに合せます。
最後は、1Lの水を忘れずに テストドライブしてください。
異常に水温が上がったら 慌てずに車を止め、エンジンを切りましょう。
ボンネットを開け、ラジエターには触らずに リザーバータンクの蓋を開け持っている水を一杯に入れ 様子を見てください。
たぶん プログレには、起こらないと思いますが、念の為。
但し、横置きエンジンの場合は、エンジンを切ったら イグニッションキーをONの位置にして下さい。
電動ファンが回って 早く冷めます。
画像は、使った工具です。
メガネとボックスレンチは、サーモで使いました。
緑のLLCは、個人的な拘りです。(^^;
5
******* 追記 2018/7/13 *******
先日、定期?LLC交換を実行!
LLC交換は、夏が良い!!
リザーバータンク内の残留LLC抜きに良い方法を発見しました。
ラジエター下のドレインプラグを捻って LLCを抜く時に ラジエター上部のキャップを開けて空気導入促進をはかりますが、その時に手の平で穴を塞いでおくと リザーバーへの経路から息を吸うので リザーバータンク内の残留LLCを根こそぎ抜き取る事が出来ました。
簡単だし 抜き取りも早いです。
プログレのリザーバータンクは、ラジエターカバー一体整形なので気軽に外せないので 感激しました。(^^;
どの車種でも可能だと思うので 当たり前の技なのかな?
今までは、ラジエター<パイプ>リザーバータンクのパイプを外して抜いてました。(^^;
6
******* 追記 20201027 *******
定期交換しました。
前回から 2年ちょっとになりました。
LLCはキャッスル 2L*2でいきました。
もしかしたら 寒冷地へ行くかもなので・・・
スーパーでは無いです。
エンジンアンダーカバーを外すのがめんどくさいので カバーの一部をハサミでカットしました。
窮屈ですが、作業は出来ます。
まぁ~、数年に一度なので 外せっちゃ~ 外せなのですが・・・
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