復活への道　〜其の十九〜

前回、吸排気・燃準・冷却系の取付が完了しましたので、今回はいよいよエンジン始動です！
その前に、再度最終チェックです。

交換し忘れ部品がありました。
吸気BOX〜ダイヤフラム間のホースクリップです。
流用してましたが、ホース注文の際にクリップも新品頼んでたの忘れてました😅

続いて、ハンドルのガタ直し。
キチンと規定量トルクで締めたのに、簡単にセンターがズレます。
よく見ると、まわり留めの凹みが変形してますね。
左側に転倒歴ある様なので、その際に変形したんでしょうね。
ハンマーでシバいて修正。

直りました！

ウィンカーも左側が曲がってます。。。
取付ステーの根元を修正して、こちらも完了。
ウィンカーレンズに軽いキズも残っているので、割れるほどの激しい転倒では無かった様です。

それでは、いよいよガソリン入れます！

燃料が回るまで、キックし続けること数回。
始動しました🎉
アイドリングも安定〜。

最初にマフラーの耐熱塗料の焼け入りで煙が出ましたが、その後は各所からの漏れもなく順調！

と、思いきや、
車体を傾けるとなにやら干渉音がし出しました。
原因は、エンジン本体とエンジンハンガーが微妙に干渉してます。
リアサスを社外品に交換したんですが、どうやらその影響ですね。
純正より少し長かったのでクリアランスが狭くなっており、スタンドに捻る様な力を掛けると当たります。

一旦、各接続ボルトを緩め、ガタ範囲で再調整。
干渉は無くなりましたが、クリアランスは少ない状態。。。
車重のかかる走行状態では問題無いので、しばらく様子見ます。

次回からは外装に進んでいきます。
まずはテールレンズ周りのOHから。
カバー掛けで数年放置されてたんですが、どうやらリアが捲れていた様子。
リア周りは外装カバーも含め、紫外線劣化が進んでます。
リアランプも反射板塗装がクラックだらけ。

ただ、ランプカバー下の透明部分に焼け解けた痕跡が。。。
スクーピーは、ヘッドライトの反射板が焦げた個体をよく見ますが、リアもなのか？

原因判明。
よく見ると、18/5Wに27/5Wのバルブ付いてました。。。

前オーナーも中古で購入。
転倒歴や部品交換歴もなく、余り乗らないまま放置車になったので、おそらくその前に修理した業者さんですかね？
外装類の一部が社外品だったり、シート裏の車体色Noはブラックだったりといろんなものが組み合わされていました。

全バラすると、修理や交換歴も推測できて面白いですね。

今回はここまで。