WISHの次のクルマを考えるとき、決めていたのは
レクサスNX。
「次のクルマ、どうしようかなあ」とクルマ好きの部下の人たちと話してたとき「もういよいよレクサスでしょう」と持ち上げられ、わたしのライバルである長谷川京子さんと同じVOLVOにも惹かれていましたが、XC-60もかなり高いクルマになってしまっていたので、「じゃあ
NX買おうか」と決めてました。
その
NXをなぜやめたかというと、メンバー限定のお料理ブログの後半に書いた「将来の老後設計を考えたらそんなことやってる場合ではないだろう。それじゃあまるでアリとキリギリスになっちゃう」というところです。
今レクサスに乗っても将来少なくともまだあと2台は乗り継ぎます。
ここでNXを買ってしまうとその後の2台はフェローMAXとフロンテです。
家を購入するとき500万円の値引きをしてもらって、それを車の購入資金にと考えてたけど、
NXなら
350h version Lを考えていて、それだとオプションを含めたら200万円以上の持ち出しになるのです。
でも持ち出しが100万円くらいなら買ってたかもしれません。
そこで次に考えたのは
プジョー308SW。
これはほんとに美しいクルマだと今も思います。
SUVの3008とか、308でもハッチバックではなく、ステーションワゴンの
SW。
スタイリングや内装だけでなくパッケージとしてもわたしの理想だし、プラグインハイブリッドで600万円なら許せます。
輸入車ではずっとVOLVOが好きでしたが、わたしにとってそれを上回るクルマでした。
プジョーに乗ってる人もいるので具体は書きませんが、プジョーのオーナーの人からいろんな話を聞いてやめました。
でも日本で、プジョーのデザインはもっと評価されていいと思うんですよね。
その次に考えたのは
MAZDA6WAGON。
現在は生産完了になったけど、検討してた当時はまだありました。
308SWと同じようなラインです。
しかし「6」は設計が旧く、新世代のMAZDA車に比べて大きく劣り、たとえばマツコネは精度も解像度も低いし、ディスプレイも小さく、年次改良が入った最終モデルでもそこは変わらなかった。
それにMAZDA6WAGONは、うちの駐車スペースに収まるのは収まるんだけど接道道路ギリギリになっちゃうのがちょっといやで、庭の一部を壊して駐車スペースを拡大する必要がありましたが、せっかくつくってきた庭を一部でも壊すなんて一挙に庭のデザインが崩れるのでやりたくなかったこともあります。
そしてかなり本気になったのが
MAZDA CX-60。
レクサスにも負けないコンフォートな室内に一目惚れでした。
このCX-60よりさらに格上のCX-80にみん友のトシゾーが乗ってることがわたしはほんとうに不思議でなりません。
「ネスコの恐竜」「広島県北のヒバゴン」「トシゾーのCX-80」だけは「ほんと?」と思っちゃうんですよ。
どれも共通してネットにも写真がたった1枚か2枚しかないですしね。
でもご存じのとおり
CX-60は、発売当初はリコールが多く、リセールも落ち、そもそもゆったりとしたクルーザーでなければならないはずのクルマなのに足回りに問題があって乗り心地がよくない。(現在は改良されたそうです)
そして今日話したいのは、ここからなんですが、じつはこんな変わったクルマも考えてたのです。
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MITSUOKA Ryugi
現在はグレードが整理されてなくなってますが、わたしが考えてたときにはHEVモデルもありました。
文句なくステキ。
ただ、インパネを見るとベース車両のカローラフィールダー丸出し。
この外と内のチグハグ感なんですよね。。
まるで、お金持ちそうな立派な容姿の紳士に一目惚れしてお家におじゃましたら昭和の6畳一間のアパートだった、みたいな。
「ま、遠慮なく好きなとこテキトーに座りたまえ」
あたりまえだっ てゆーか座るとこないだろ、掃除しろ!みたいな。
「今日からここを自分の家だと思っていいから」
思えるかっ
でも
Ryugiが公道で走ってるの見たことないんだよね。
ぜひ見てみたい。
高速のパーキングエリアとかに停まってたら、きっとわたしから声かけちゃうと思う。(わたしはけっこうかんたんに知らない人に話しかけます)
「そんなにこの車が好きなら運転席に座ってみるかい?」
座れるかっ
いえいえ。座らせてもらいたいです。
汚さないようちゃんと手袋します。
てゆーか、このクルマ、洗車させてもらいたいです。
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トヨタモビリティ神奈川 キャンパーアルトピアーノ
これはね。。
これは、かなりグッときました。
今でもまだくすぶってるものがあります。
いろんなビルダーさんがある中で、トヨタの一ディーラーが開発したエポックなキャンピングカー。
新車は、神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・山梨県・静岡県に住んでる人にしか販売されないので知らない人も多いと思いますが、ほんとうによくできたキャンピングカーです。
まず外装は、このテのキャンピングカーはバンクベッドでもなければ貧相になりがちですが、ツートーンカラーになっていて、そのカラーも4色から選べますがどれもおしゃれです。
ハイエースベースのバンコンっていうのはたくさんあるけど、WISHでの車中泊を何度もしてきたわたしとしては、ムダなものがたくさんあるのです。
わたしの場合は、ですが、車中泊は高速のSAでしかしません。
治安のこともあるし、きれいなトイレがあるからです。
もしも車内にトイレがあっても使いたくない。
それに車内で料理をするのもニオイがつくからイヤ。
するとダブルサイズのエアーベッドが展開できるWISHで充分なわけですが、それでもキャンピングカーにあこがれたのはダイニングスペースです。
大きなテーブルに座って食事ができる、というところです。
それがこのダイニングモード。
また、リアウインドウに向かってコの字に配置されたカウンターテーブルでは、好きな風景を見ながらコーヒーを淹れてMacBookを開く・・なんて、どんなにステキでしょう。
このカウンターテーブルのサイドには冷凍冷蔵庫かシンクかを選んで装備できます。
ダイニングテーブルを外して収納スペースに格納し、2列目の座面をスライドすればベッドにするのもすごくカンタンです。
特筆すべきは価格です。
上級グレードのGLでも2WDなら、なんと
3,342,500円。
4WDは3,787,677円で、かなり価格差がありますが、4WDモデルは寒冷地仕様にもなっているからです。
ベースの最新型のタウンエースに装備されてるので、もちろん安全運転支援は最低限ついてる。ヘッドライトもLEDです。
これは安すぎる!
乗車定員は5人。就寝定員は2人だけど、ルーフに、オプションのルーフトップテントを展開すればたぶん全員寝られます。
キャブコンでは入っていけないような道もふつうに行けるし、サスとかスタビライザーをいじらなくても、高速走行も安定しています。だってボディはタウンエースですからね。
大型のキャンピングカーにはできないこと、そして軽キャンピングカーで不安な動力性能、そしてキャンピングカーが一様に持つ高速道での横風や足回りの不安を全て解消しているクルマだといえます。
こういうのは今までハイエースベースのバンコンでしかなかったはずですが、そこから徹底的にスリム化して価格が抑えられてます。
そして大きさですが、ハイエースでもあれだけ長くなると運転に自信がありません。
でもアルトピーノって、全長4,065mm×全幅1,665mm×全高1,930mmで、長さも幅もWISHより小さいから驚きです。
さらに嬉しすぎる特典で、八ヶ岳の
アルトピアーノ蓼科に年2回無料で宿泊できるのです!
このクルマの問題としては「4ナンバーなので2年後からは毎年車検」、そしてこれはわたしが勝手に心配してるだけかもしれないけど、シートの下にエンジンがあるので、そのための騒音や振動です。
タウンエースなら普段使いもできるんだけど、やっぱりこれは別にメインの車があってこそだよね。
アルトピアーノでナンパしても、ホイホイ乗ってくる女性って、たぶんわたしだけだろうしね。
まあこういうところを迂回して、前からかっこいいと思ってた
CX-5を改めて考えました。
(わたしのCX-5実車)
MAZDA6やCX-60を考えたのに、そのときなぜCX-5を考えなかったのかというと、外から見てとても車中泊ができる車には思えなかったからです。
WISHに乗ってからというもの、わたしがクルマに求めるのは「走る・曲がる・止まる・
寝る」なのです。
CX-5を見て車中泊ができると思う人っていないと思います。
CX-5とWISHの全長はほぼ同じで(WISHより15mm長い)、でもWISHは1.5BOXみたいなスタイルなのに対して、CX-5は異様にボンネットが長いので、そのぶん車室は圧迫されます。車中泊はまず無理なはずです。
でもネットで見るとCX-5で車中泊をやってる人もいて、MAZDAのディーラーへ行って実車を測らせてもらいました。
シートはかなりフラットにはなるけどWISHのように2列目がフォールドダウンするわけではないので水平にするのに工夫は必要です。
でも車室の後端から、1列目を前にスライドすると実測で確実に2mとれました。
これで物理的には可能。あとは工夫次第だということがわかりました。
車中泊が可能となったことでさらにCX-5について調べると、とにかく装備がすごいというのが最初の印象。
安全運転支援はぜんぶついてるし、ヘッドアップディスプレイ、ステアリングヒーター、シートヒーター(シートベンチレーションはパンチングでないシートカバーを付けるわたしにとっては不要)、電動シートはもちろん、驚いたのはどのクルマでもオプションの足元のイルミネーションまでが標準装備。
そしてMAZDAがトータルでは圧倒的に他社より安くなるのはディスプレイオーディオが標準装備になってるとこです。
たとえばこれもいいなあと思ってたホンダヴェゼルは、CX-5よりもずいぶん価格は安いのですが、CX-5では標準の装備をヴェゼルにオプションで加えていくと価格はCX-5を上回ってきます。
ヴェゼルも好きなんですよ。
白のヴェゼルは女性が乗るとほんとに美しい。
でもわたしはもう単体で美しいのでヴェゼルは見送りました。
(うそうそ。やっぱり車中泊には狭いんですよ。本当にフラットになるのはいいんですけど)
CX-5は商品改良を重ねる過程で、値上げするかわりに当初はオプションだったものをどんどん標準装備にしてきたから、結果コストパフォーマンスが高いのです。
CX-5にオプションでつけるものって、バイザーとかフロアマット、ドラレコ、ETC、アルミペダルとかそういうあたりまえのものばかりです。
そしてCX-5なら、見事に家の購入で値引きしたぶんの500万円に収まり、それどころか大好きなヤマザキの肉まんを1万個近く買える余裕が生まれたのでした。
1万個もあれば老後も安心です。
現行CX-5だって、調べると登場したときはとんでもないトラブルがあったようです。
今のCX-5は年次改良を重ねてそこを改善し、SUVにしても堅すぎるといわれた乗り心地も2022年の改良で、足回りからシートの素材や形状までをワンパッケージでつくり直してるし、白線に寄りすぎるといわれていたCTS(ステアリング支援つきオートクルーズ)もちゃんと中央を走るようになったし、細かなことでは使いものにならなかったスマホの「置くだけ充電」も常時機能するようになりました。(遅いけどね)
本来装備のなかったものまで次々標準装備され、またディーゼルモデルが次のモデルではなくなるせいもあるけど、もうFMCモデルの全貌がバレてるにもかかわらず、CX-5は駆け込み需要によってSUV部門では先月もまだ第8位をキープしています。
でも、もしもわたしがクルマに、運転してるときのコンフォート感を求めなかったとしたら、おすすめできるのはアルトピアーノかもしれないです。