今回のブログに、お笑いや感動はありません。
CX-5の初洗車です。
気合を入れた洗車です。
ひさびさにケルヒャーを出してきました。
水をかけるとボディ全体が撥水してます。
ディーラーさんには簡易コーティングみたいなことはいっさいしないで、と言ってたので、油脂成分だとは思います。
そこで超強力な洗剤(それでいて塗装にも人体にもやさしいアメリカの業務用洗剤)「フォーミュラG-510」で洗ってみたところ、それでもまだ弱く撥水しています。フォーミュラで洗うと親水してくれるんですけどね。。
とりあえず新しく導入したブロワーで水を飛ばして拭き上げ、しばらく考えてから、新車だけど磨きを入れちゃおうと決心しました。
溶剤系は個人的に極力使いたくないんですが、コーティングの前の油脂成分は徹底的に排除しておきたいです。
リョービのRSE-1250を出してきてウレタンバフをつけてルーフとボンネットを磨きました。
コンパウンドは3Mの5985(ハード2-L)と5949(ウルトラフィーナ)。
軽く、と思ってましたが、気づけばけっこうきっちり磨き込んでました。
そして更にウルトラフィーナをもう一度同じようにかけていきます。
3Mのコンパウンドは切れがいいはずなのになかなか切れません。
それもそのはず気温は30℃。
わたしの汗が・・、17歳の夏のテニスの大会の後の、あの頃の汗とは明らかに違う熟れた女の汗が、ポタポタ落ちるのです。
コンパウンドに少しでも水分が入るともう磨けないので、中断して休憩しながら熟れた女体からしたたりおちた悲しい汗の乾燥を待ちます。
こういうとき、もしお仕事でやってる人なら乾燥するまで次のパネルに移るんでしょうけど、そういう効率性を優先するとどこまでやったのかわからなくなってしまいます。
確実にミスなく仕上げていくには効率のわるさってじつはだいじなのです。
素人は素人らしく無駄な時間を過ごしたほうがよいのです。
磨ききったところで、再びフォーミュラG-510で洗います。
そしてまたブロワーで水を飛ばしますが、向きを間違えてわたしが5m飛びました。
(今日はこういうのいらないんだけど、ちょこちょこ入れないと君たちって長文読まないからね)
最後にWISHで愛用していたコーティング剤「317」を施工していきます。
半湿式で施工していくので水分はブロワーで飛ばしただけで充分です。
今はコーティング剤も進化してきていて、Keeperさんも一般にコーティング剤を販売しているし、シラザン50なんかもいいなあとは思うのですが、わたしはどうしても非硬化型のコーティング剤にこだわりたいのです。
DIYでのコーティングを何度もやってる人にならわかると思います。
最後にコーティングを拭き上げて終了なんですけど、、もうね、
3時間50分ですよ。気温30℃の中。
わたし汗ってあんまり出ないんだけど、もうだらだら。地面にポタポタ落ちるの。
しかも
3時間50分かけて、ルーフとボンネットだけ。
ランダムアクションポリッシャーの振動で右腕は痺れっぱなし。
けっこう洗車は業者さん並みのことができてると思ってますが、体力的に厳しいですね。
そうそう、熟れてるからね。
これだけの機材を使ってると、もう駐車スペースは高圧ホースや電源ケーブルがぐちゃぐちゃに絡まりがちですが、わたしは音響エンジニア時代からの癖でケーブル類は作業中も全部綺麗に8の字巻きにしています。
こういうの女性らしいと言われるかもしれませんが、そういうことよりもエンジニアってそういうものなのです。
料理人もそうかな。
常に整理整頓しながら作業を進めていくことが事故と失敗を回避する方法です。
ケーブルとケーブルが絡まって、
「あー!もう!」とか力づくで引っ張ってる人を見ると、その人の過去の恋愛が映像で浮かんでくるようです。
こういう人は港が見えるホテルでロマンチックな夜を過ごせません。
こういう人は場末のラブホです。
「僕」と「わたし」ではなく、「あんたとあたい」の世界線です。
近寄りたくありません。
キンキンにエアコンで冷やしておいた家の中に入って、すぐにシャワー。
でもTシャツが汗で張り付いて脱げない。
リビングで半裸で飛び跳ねながら叫び回る。
「あー!もう!」
2、3日後に、またフロント、サイド、リア、ホイールをコーティングしていきますが、ちょっともう磨きはやめておきます。
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Posted at
2025/06/12 17:12:23