2025年06月13日
わたしには子どもがいません。
だから親が子を想う気持ちはいまいちよくわかっていません。
でも、お嬢さまがいらっしゃる、そしてその娘が大好きな、あるみん友さんのために父と娘の詩を書いてプレゼントしたことがあります。
母親になったこともないのに父親の気持ちなんかわかるわけないんですが、わたしほどの天才になると、ホンモノの父親のあなたたちより、その想いがじょうずに伝えることができるのです。
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すこし前を歩く娘へ。
前を歩く娘が 振り返りながら
また年寄り扱いのネタで私を笑う
すっかり大人の女性になったはずだけど
その背中にランドセルがないのが不思議なくらい
遠いあの頃の そのままの歩き方だ
母さんに聞いた
恋が壊れてしまったこと
どんなに明るく笑って上手にごまかしてても
泣きはらしたあとの目は
運動会でビリになった夜に「がんばったで賞」をあげたあのときとおんなじだ
だけど今はもう
鈍感で
時代遅れで
恋とか愛とか似合わぬ老人の顔で
君の後ろをとぼけて歩くよ
娘よ
ふるさとの空は小さく見えるかい
私のことも今はもう小さく見えるかい
でも空よ あの子に伝えてほしい
世界を敵に回しても
それで倒れることがあったとしても
私は君の前で両手を広げたまま動かずいられるんだよと(理沙)
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この詩を送ったみん友さんから、その夜さっそくメールが来ました。
もう涙でディスプレイの文字が読めない、とかそういう内容なのはみなさんにもおわかりでしょう。
最後に、そのみん友さんからの感動のメールを原文のまま載せておきます。
理沙さん こんばんは
送ってもらった詩を読みました。
まーそれはそれとして、理沙さんってSかMか、どっちかって言ったらどっちですか? ちなみにボクはMです!
・・・・・みなさん。
これは、、、
どう思いますか?
今日は娘をもつお父さんは全員コメントしてください。
トシゾーはしなくていいです。
書かなくても事前にわかります。
「それはそれとして、結局、どっちなんですか?」だろ?
Posted at 2025/06/13 15:18:34 | |
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