10年くらい使ってきたかき氷器が壊れた。
男がいなくても生きてはいけるが、かき氷器がなくては生きてはゆけない。
さっそくネットで探すと、かき氷器ってカタチも色も、子どものおもちゃみたいなのしかないんだよね。
世の熟女達がセクシーな時間を送る午後11時に、なんでわたしだけがこんなのでガリガリ氷いちごつくんなきゃいけないのよっ
だれだよ、こいつは。
おまえもだよ!
これはくるくる回すと目がくるくる回るんだってさ。
まったくふざけやがっ・・・
え?目が動くの?ハンドル回すと?
へええ、、、買ってみようかな。。
いやいや、こんな色彩を我が家のキッチンに入れるわけにはいかない!
そう。熟女と夜を共にできるかき氷器はもうこれ一択なのである。
その名も「Otona とろ雪」
大人がとろけるんだよ。
ああ、とろけたい! めちゃくちゃに!
まあ以前から、こわれたカエルのかき氷器のカエルの目がこわかったので、これを買いたいとは思っていた。
ふわふわとろとろの台湾風かき氷ができるというふれこみだが、わたしは「みぞれ」しか興味がない。
それにコンデンスミルクをぶっかけるのだ。
ふわふわとろとろといっても、べつになにか仕掛けがあるわけではなく、氷に接する刃の当たり具合を調整できるようになってるだけです。
(あ、これが仕掛けなのか^^;)
さて、かき氷の理想は、カンナで削ったような薄い帯状になってる氷だと思ってます。
それを期待してたんですが、そうはなりませんでした。
ほんとに細かなパウダースノウという感じで、少なくともじゃりじゃり感はないのですが、子どもの頃にお店で食べたあのカンナで削ったような感じにはなりません。
そういう削り方をするには氷の表面温度がだいじなのだそうで、買ったあとに知ったのですが、この「とろ雪」には上位機種があり、それはヒーターで氷をあたためながら削るらしいのですが、もう届いた翌日には5杯もつくってしまったので返品交換もできません。
しかしネットにありました!
そんな氷がつくれる改造方法!
刃はボルトで留められてるんですけど、これを六角レンチで締め付けるだけ。
さっそく六角レンチを買ってきてやってみると、、、おお! ほんとにカンナで削ったような、、氷が鰹節のような薄く平べったく削れていきます。
これは感動です。
グレープジュースを凍らせて削り、そのうえに冷凍いちごを削ってトッピングしてコンデンスミルク、、というレシピがあってそれもやってみておいしかったんだけど、やっぱり大人はシンプルに「みぞれ」ですよ。
シロップはやっぱり明治屋さんがいちばんおいしいんだけど、最近はいちごとかメロンしか売られてなくて、みぞれとか宇治っていう大人向けはスーパーになかなかなないんです。
もしかしたらTSUTAYAのR18のれんをくぐった先にあったりするのかもしれませんが。。
そこでみぞれシロップは今年から自家製。
砂糖に水を加えて煮るだけなのでサルでもできる。いや、サルにはできない。
これに苺やぶどうの冷凍フルーツを削ってトッピング。
23時。
世の熟女達は今頃髪の毛振り乱して汗だくなのだろう。
かわいそうな女たちだ。
わたしはひんやりと、ヤシオリ作戦を実行されたゴジラのように体内が冷やされていく。
Posted at 2022/07/14 13:26:41 | |
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